読書感想文は何を書く?大切なことって?その本を選んだ理由もネタに?

読書感想文 くらし

 

 
さて8月も あと10日余りとなりました。

長い長い夏休みの学童期のみなさんも
そろそろ宿題のメドをつけ始めないと
辛い月末が待っていますよ。

読書感想文とかなら 余裕ですよね~。

だって本を読んで思ったことを
書けばいいんですから 簡単です。

え?まだ読んでないの?
でも 読書なんていつでもでき…え?
最期まで読めないんですか?

飽きちゃうとか めんどいとか…。
ケータイやスマホは 一日中
手放さないのに…?

まあ…かく言う私も本はあまり
読まない人でしたが…読書感想文は得意でしたよ。

くどいようですが 思ったことを
書けばいいんですから 楽ですもん。

もしよかったら ちょっと話してみましょうか?
世代が違うのであまり参考にならないかも…。
期待しないでね。
 

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読書感想文は何を書くといいの?

 
読書感想文なんて5つも漢字を並べるから
構えちゃうんですよね?
要するに 本を読んだ感想を書けばいいのです。

感想ですよ?思ったこと 感じたことです。

「かったりー」「うっぜえ」
これらも感想ですけども 他人に伝えるのに
あまり適切とは言えません。

本を読んでそういう感想を持ったとしても
文章にして提出するとなると そのまま
書くわけにはいきませんね。

さらにはそう感じた背景というか場面や理由を
説明する必要があります。

なぜなら本を読んで そう感じているのは
あなただけで 他の人には
全くわからないことだからです。

適切な表現や言葉遣いをしないと
適切な状況説明になりません。

ある程度の長さの文章にするということは
思ったこと 感じたことを人に伝える
さらに言えば 自分の考えや思いを
適切な表現で人に説明するための
トレーニングと言えるのです。

何かすごく恰好のいい感想とかを
求められているわけではないと思います。

自分以外の誰かに 自分が感じたことや
思ったことを文章の形で伝える
それが読書感想文を書く意味ではないかと。

ですので 例えばスポーツ選手の本などで
「かっけー」「ヤベエェ」と
思ったのなら それをもう少し他の人にも
分かり易い言葉で書けばいいのでは…?

いつ、どこの、誰のどんな行動や言葉に
そう感じたのかを書けばいいのです。

称賛ばかりでなくてもいいでしょう。
なぜ どんな理由でそう感じたのか
素直に書いたらいいと思います。

自分だったらどうだっただろうとか
あくまでも感想文なのですから
思った通りに書くのが一番ですよ。
簡単でしょ?
 
 

読書感想文を書く上で大切なことは

 
読書感想文は思った通りに書くのがいいと
個人的には信じています。
これでやってきましたのでね。

まずはごく素直な感想から入って
なぜ どうして 自分だったら…など
そう感じた背景を盛り込んでいくと
ただの「かっけー」から 読書感想文らしい
文が出来てくると思います。

読書感想文に限らず 自分以外の人に
読んでもらう文章を書く時は 頭の隅っこに
意識しておくといいことがあります。

ご存知の方もいると思いますが
「5W1H」(ファイブダブリューワンエイチ)。

英語のWho When Where What Why Howの
頭文字と数を表したものです。

誰が 何時 どこで 何を なぜ
どのように と文章を組み立てる際の
疑問形単語を集めたものです。

これをうっすらでいいので意識して
文章にすると 分かり易いものになります。

「5W1H」の疑問符に答えながら
感想を織り交ぜて行けばいいのです。

個人的には本のアウトラインなどに
触れることがなくても 読書感想文として
充分に成立すると思っています。

読書感想文なら やっぱり主人公を
しっかり追いかけて その言動に
感想を書いていけば いやでも
「5W1H」をなぞることになると
思いますけどね。

どうです?感想を書くだけでしょ?
 
 

読書感想文を書くならその本を選んだ理由も

 
あくまでも感想を中心に書いていけば
とても楽に仕上げることができると思います。

私なんて 本を読んだ感想よりも
どうしてその本を選んだかを
延々と述べてしまったことがあります。

それだって別に叱られませんでしたし
私は上手く行ったと思っています。

そうなんですよ、個人的には
こじつけも有りなんじゃないかと
思っていたりするんです。

少なくとも他人が書いたものをコピペして
自分の名前で提出するよりはよっぽどまし。

言い訳でもこじつけでも本人が書くことに
意味があるんだと思います。

要するに その子がどんな感想を持ち
それをどんな風に文章にしてきたか…
ということが大切なんだろうなと。

読書感想文を宿題にするのは 夏休みが長くて
本を読む時間が十分にあるはずで
読もうと思えば 何冊でも読めるはずだよねと。

読み易いものを複数選ぶもよし、一冊だけ
あるいは 一章だけしか読まないかもだけど
ちゃんと感想文に仕上げることが大事かな。

読書に親しむ習慣をつけられれば
地頭を鍛え 文章力にも力が付きますよ。

そんな中で読書の感想を文章にまとめる
読書感想文を書かせることで
れぞれの年齢に見合った成長を確認できると。

あくまでも大人の見方ですけども。

ヘンな話 文章を書くことに慣れてくると
その本を選んだ理由みたいな 本当に
わずかな手がかりでも縦横に
イメージを広げて 原稿用紙を
埋めることができるようになります。

まずはとっつき易い読書感想文を
極めてみてはどうですか?
 
 

まとめ

 
はるか昔 古の学生が イマドキの若者に
意見しちゃいました。

読書感想文に関しては 苦手意識も
ほとんどなく過ごしてきましたので
何か 役に立てるかなと思いまして。

短縮形の言葉で会話する若者には
それなりの言葉を使い 他人が
読むことを前提の宿題を課すことが
大変かもしれないけれど
大切なトレーニングになるでしょう。

なんだかんだ言っても 語彙を増やす
適切に言葉を操るといったことは
無理にでも課題を与えて
鍛えないことには 身につきませんから。

私はこれでも若者にエールを
送っているつもりですけども。

そして嫌だとか面倒くさいとか
いいながらも クリアしていくうちに
青春の日々が過ぎて行くんですよ。

夏の日は来年も巡ってきますが
人生の夏の日は一度きりです。
 
お読みいただきまして ありがとうございました。
 

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