春の観光シーズンが始まった模様

卒業旅行

 

この頃新聞の折り込みチラシや
全面広告などに 旅行のお誘いが
載るようになって来ました。

春の観光シーズンが始まったのですね。

私は寒冷地に住んでいますので
暖かい地方へのお誘いが多く目につきます。

窓の外は裸木のままだし 吹く風も
冷たいせいか それらの写真は本当に美しく
光と色にあふれていますね。

その土地が最も美しく見える
時期に撮った写真なので
当然と言えば当然なのですが。

春は南の方角から確実にやってきています。

というか同じ冬でも気温が全然違うので
寒冷地からみれば一年中暖かくていいねと
いうことになりましょう。

そういえば出身が沖縄という人が
同じ職場にいたことがあります。

時々里帰りをしているそうですが
なぜかいつも2月とか3月に
帰ることが多いと言っていました。

寒冷地に長く住んだせいか 本格的な
夏のシーズンに帰ると 暑くてばてるので
涼しい時に帰っていたようです。

日差しの角度が違うというような
ことも言っていました。
 

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暖かさへの憧れとワクワク感

春のシーズンは沖縄をはじめ
南西諸島のように南方の土地柄でも
少し斜めからの柔らかい
日差しなのかもしれません。

頭の真上からぎらぎらと
照りつける太陽とは違うのですね。

日本では2月といえば春の暖かさと
冬の寒さが行ったり来たりする時期ですが
常夏の国フィリピンでは
夏休みの真っ最中なんですって。

そう熱帯に属する国の一年中で
一番暑い時期なのだそうです。

赤道に近い場所では今くらいの
時期が最も暑くて そこでできた雲とか
風とかが巡り巡って 他の地域まで
暖かさを振りまいていたのです。

空気の対流という現象で徐々に
暑い季節を届けていたんですね。

この話を聞いた時 私の気のせいではなく
本当に太平洋の方から
暖かさがやって来るのだと確信しました。

北極から寒さがやって来るのと
同じだったんですねえ。

今真夏に当たる常夏の国にほど近い
南に位置する南西諸島ですから
現地の人たちが冬と呼ぶ時期だって
寒いわけがありません。

本土よりも一足もふた足も早く春が来るのです。

冬枯れの起こる寒冷地からみれば
一年を通して花々が絶えることなく
草木はいつも青々と
光に映えてまぶしいくらいです。

当然のことながら植生も全く違うのですが。

むしろ植物たちは強烈な太陽の光から
どうやって身を守ろうかと
生き残る知恵を絞ってきたことでしょう。

彼らこそ最も早くその地に根を下ろし
環境を形作って来てくれたのですから。

冬の景色の中からちょっと飛び出して
観光のお誘いにのる形で
南国で一足早い春を満喫するのも
いいかもしれません。

 

思い出作りの主役は「卒業旅行」

近年春の旅行ツアーなどの
主たる目的というか いわゆる客層に
若い方たちが増えているそうですね。

「卒業旅行」というお題目も定着しつつあるとか。

卒業を機にそれぞれの道に分かれて
進むわけですから 仲良しで記念の旅行をして
思い出に…というコンセプトでしょう。

冬の足跡を探すのもよし

春の息吹を呼吸するのもよし

夏の気配すら感じる南国もよし

イメージ的には群れることが多い女の子数人の旅。

箸が転んでも可笑しい年頃の集団ですから
さぞやにぎやかなことでしょうね。

若く愛らしい女の子たちの
きゃいきゃいと楽しそうに過ごす様子と
春ののどかな光のこぼれる光景は
想像しただけでも ほわっとした
暖かさにあふれています。

誰でも経験があると思いますが
旅行というのは発案はもちろん 計画をたてたり
プランを練るところから もうすでに
楽しいものですよね。

まして普段から仲良くしている仲間と
水入らずの小旅行なんて決定した段階で
もうわくわくが止まりません。

 

旅は計画から すでに始まっている

目的地以外 何も決めないで
出たとこ勝負の旅も刺激的でしょうし
分刻みの計画でないと何となく
心配だという人もいるかもしれません。

また普段の学校などでの顔とは
違う意外な友人の姿を発見することに
なるかもしれませんし その姿とは
自分自身かもしれませんね。

良くも悪くもお泊りなどしてみると
よくわかるものです。

それが「非日常」の空間に身を置く
ということの醍醐味であり 経験という
大切な資産でもあるのです。

様々な出来事やハプニングそして
危険や事故などではないレベルの
ちょっとした困りごとなどすべてが
いい思い出になりますね。

できれば行程通り何事もなく
無事に済むのが一番ですけれど

先のことがわからないからこそ
起きてしまった何かに対処できた時の
仲間同士の気持ちの結びつきは
一生の宝になるかもしれません。

今は地球の裏側にいても
ケータイやパソコンで瞬時に
やり取りが出来る時代です。

若い人たちも部活動や同好会などで
自発的に考えて行動することに
慣れているので「卒業旅行」などは
大いに楽しんでもらいたいと思います。

とはいえ旅行というものは
不慣れな よそへ行きますので
土地勘などがありませんから
安全にはくれぐれも注意して
いただきたいと思います。

楽しくて喜びに満ちた思い出だけ
作ればいいのですから。

また行きたい!と思ってくれれば
旅行会社も喜びますし。(笑)

ちなみに私がこのくらいの年齢だったころは
「卒業旅行」なんて全くありませんでした。

変な言い方かもしれませんが
学校の思い出は学校の中にこそあって
そこでの思い出がすべてだったので
全然時代が違います。(笑)

 
お読みいただきまして ありがとうございました。

 

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