自由研究をまとめる時期ですね!リポートの書き方がんばってますか?

自由研究 くらし

 

 
そろそろ夏休みも最終盤に差し掛かりました。
自由研究などをまとめる時期ですね。

どんなテーマを選んでもいいのですが
きちんとまとめられないとせっかく
時間をかけて観察したり 記録を残したのに
残念なことになってしまいます。

ここが最後のひと踏ん張りと言えます。

一応 きちんとデータを取ってあるという前提で
お話していますが それで大丈夫ですよね?

一般的にアサガオとかヒマワリとか
夏の時期に種から育ててその成長を観察する
「○○の観察」はその植物の一生を
実際に目で観察できるという意味では
とてもすごいことなんですよ。

そんな私たちの時代からあるテーマを例に
自由研究のまとめ方を考えてみたいと思います。

何かの参考になればいいのですが。
 

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自由研究もまとめに入るころ

 
長くて楽しかった夏休みももうすぐおしまい。

思い出と宿題が山積み…というのが
多くのみなさんの現実なんだろうなと。
ええ 私もそうでしたから。

中でも自由研究のまとめは ほぼ全員が
頭を悩ますことだと想像します。

初めは勢いも興味もあって始めますが
経過観察という作業は 子供には
かなりの難敵ですからね。

で それを何とかクリアしたとしても
大きな紙に結果をまとめたり
レポートを書いたりするのは 大人でも
苦手意識が強く逃げ出したくなります。

今 現時点ではもうどうにもなりませんので
今年の反省を踏まえて 来年は
自由研究のテーマを決めたり
観察の計画を立てる時点で
まとめること レポートを書くことを
意識して取り組むようにしましょう。

 

○何を観察するのか内容を決めておく

アサガオでもヒマワリでもいいですが
その植物の成長段階で観察する内容を
書き出してあらかじめ決めておきます。

この時 決めたことに対して その時点で
どうなるか予想してみることを
おススメします。

例えば発芽は種をまいて○日くらいかなとか
なぜそう思ったかとか…

 

○経過観察にメリハリを持たせること

文明の利器をフル活用して表を作って
書き込むようにしましょう。(いい時代だな)

そして必ず「備考欄」を取って
その時感じたことや思ったことを
書き留めておくようにします。

例えばアサガオなら種をまいてから
発芽までの日数、気温、天気などを
同時に記録するのです。

暑いとか涼しいとか人間の感覚を入れると
レポートにした時 読み手に伝わり易くなります。

また観察日記をつける時間を守って下さい。
これは最低限 観察条件を揃えることで
比較し易くするためです。

多くの場合 複数の種をまくでしょうから
余裕があれば いくつか成長過程の条件を
変えてみるというのも 面白いです。

一つは日当たりのよい場所に置き
他方はずっと日陰においてみるとか…。

まあ対象は一つに絞っておいた方が
無難だとは思いますけどね。

 

このようにしてデータを集めておけば
まとめやレポートは 書くのがかなり
楽になるはずです。

仮にまるで教科書か手引書のような
変化のないフツーのデータになったとしても
上記のような予想ネタを仕込んでおけば
その比較だけでもレポートは書けます。

客観的な事実と主観的な予想のギャップは
とても面白いまとめになると思います。
 
 

自由研究のレポート、書き方のコツ

 
夏休みを通してデータ取りが完了していることを
前提として話をしています。

あらかじめ観察する内容を書き出してなくても
がんばって引き出すことはできるでしょう。

項目を上げてみて下さい。

○○の観察
「○○の種をまいてから また種ができるまで」

いつ、種をまいたか
どんな所に種をまいたか
いくつ種をまいたか
そのうち育ったのはいくつか
発芽したのは何日目か
葉っぱの数と日数
草丈はどのくらいか
つぼみができたのはいつか
花が咲いたのはいつか
それは種をまいてから○日目
発芽してから○日目
草丈は変化したか
花が散ったのはいつか
種を確認した日
種はいくつあったか
ほぼ思い付きですが このくらいでしょうか。

これらの項目に対して 実測値の他に
その時感じたことなどが書いてあれば
するっとレポートになっちゃうじゃありませんか。

数値がしっかりしていて変化が分かり易いもの
草丈の変化とかをグラフにしてみるとか
撮って置いた写真を並べて貼るとか…。

観察記録は全体を俯瞰できるのが王道で
一番いいと思います。

まとめやレポートには この観察を通して

面白いと感じたことや たいへんだったこと

こうしたらどうなるかな…

やってみたら こうだった…みたいな

自分が思ったことややってみたことなどを
他の人にも分かるように書くことが
大切になってきます。

その基本が「いつ どこで 誰が 何を
どうした そしてどうなった」です。

これにあてはめて文章を構成すれば
分かり易いレポートになるでしょう。

理科系の観察や実験などの根っこは
「なんで?どうして?これは何?」だと
私は思っています。

こういう疑問の答えを見つけ出そうと
あれこれするのが実験や観察なんだろうと。

まとめやレポートに書くことは
素直に思ったことを書けばいい
まとめながら あれこれあった夏休みの
思い出を振り返ることになるかも…。

それだって全て「いつ どこで 誰が 何を
どうした そしてどうなった」ですよ。
 
 

まとめ

 
夏休みがその後の進路を大きく左右すると
覚悟して臨んでいる生徒さんを除いて
自由な時間がたっぷりの夏休みは
心身ともにリフレッシュの期間でしょう。

そんな中で 自分で何かを計画して
それを最期までやり遂げること
自分以外の誰かにもわかるように
結果をまとめる、報告をする
こういう経験や体験が重要なのです。

もちろん挫折も味わうでしょうし
投げやりになってしまうかもしれません。

しかし失敗もまた大きな学習です。
そこから何を学ぶかが肝要で
成長の証でもありますよね。

まとめやレポートを書き易くするには
初めから観察項目を決めたり
ちょっとした考察を残すことなど
ほぼ誰にでもできることばかりです。

来年は 早い段階でテーマを決めて
観察項目を決めてから 取り組みを
始めてみて下さい。成功を祈る!
 
お読みいただきまして ありがとうございました。
 

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