小学生に留守番をさせるのはいつから?その子の個性を見極めて…

留守番 いつから

 

私が子供のころは「鍵っ子」という
言葉がありました。

共働きのお宅の子供が多かったと思います。

まだ小さなうちから子供だけで留守番をする
保護者が帰宅するまで一人でいる
そんな子供たちのことでした。

当事者でなくても 小さな子供の留守番は
ちょっと心配だなと思うことがあります。

核家族が当たり前になっているこの頃ですが
昔とは取り巻く環境が全然違ってきて

子供だけの留守番に対して 一層心配が
募ることになりました。

誰の目からも明らかに何らかの対策が必要と
認識されるようになってきたのです。

一方で 子供は様々な経験を積んで
成長するものでもあります。

やむを得ない大人の事情で寂しい思いや
心細い経験をさせてしまうことが
心に重いお母さんも少なくないでしょう。
 

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小学生の留守番はいつからさせる?

私の経験など時代が違い過ぎて何の参考にも
なりませんけれど。

母は専業主婦でしたが 野良仕事があったため
私の学童期は雨天と冬場以外は常に留守番でした。

低学年の頃は「〇〇の田んぼにいるので
このおやつを持って来なさい。」と

新聞チラシの裏に書いた手紙と袋に入った
お菓子がテーブルに置いてありました。

母からつかず離れずの距離で 花をつんだり
どろだんごを作ったりして遊んでいました。

出かける際 鍵などかけたことはありません。
田舎ですし古き良き時代でした。

学校ではクラスに一人か二人くらいでしょうか
「鍵っ子」がいたように記憶しています。

それぞれの家庭の事情がありますので
小学一年生の時から ひとりで留守番する子も
いたと思います。

大人の間でも まだそんなに問題視されては
いなかったように思います。

今と比べようもないほどぞんざいな扱いでしたね。
子供が多くてクラスは40人以上いましたから。

また当時は通学路なども 人通りが多かったり
近所の人もそこらで立ち話をしていたりと
大人の目も多かったですね。

母と同じように野良で仕事をしている人も 結構
いましたし 話かけられることもありました。

学校では挨拶するように指導されてましたし。

小さなころからひとりで留守番ができるような子は
しっかりしているという印象がありました。

親の言いつけをきちんと守って 協力している
そんな感じでしたね。

もちろん子供なりにがんばっていたり
少々無理をしていたのかもしれません。

私は子供心に えらいなあと思っていましたよ。

昔はともかく今は低学年のうちは可能な限り
学童保育などを利用して 高学年になったら
お留守番もありかなと思いますね。

 

留守番の時間や子供の数も思案の為所

留守番をさせる親の心情としては まだ幼いのに
寂しさや心細い思いをさせると 後ろ髪をひかれる
思いだとお察しします。

子供が一人の場合は特に心配でしょう。

また子供の個性というか 特性もよく加味した上で
高学年になるまでは 学童保育 あるいは
ファミリーサポート シッターなどを
活用する方がいいかなと思います。

事情は様々 あるでしょうけれど。

好奇心が旺盛でやんちゃなくらいの子供なら
説得と実践で 小さくても留守番できるように
なるかもしれません。

必ず約束を守ることを条件に 留守番の時間を
少しずつ長くするなどしながら
子供に慣れてもらうのです。

してはいけないと言われたことはやらない
たとえ自分しかいなくても約束はきちんと守る
これはとても大切なしつけでもあります。

また他に兄弟などいれば 一人でいるよりは
留守番できるかもしれませんね。

一人の寂しさや心細さは軽減するかもですが
年の大きい子にやや負担がかかる気がします。

低学年の子は学童に預け 高学年の子は
お家で留守番…という方がいいかなあ…。

お母さんが仕事をがんばっていると 子供は
幼いなりにも感じる所があって ちゃんと
見ているものです。

低学年の時間を親子ともども上手に乗り切って
もらいたいと思います。

 

学童やサポートも上手に活用して

古き良き時代は思い出にしましょう。

今は親の都合と子供の安全・安心を基準に
策を講じて いい方向にもっていかなくては…。

学童保育は低学年向けですので 可能な限り
利用するといいと思います。

この時期を無事に乗り超えられたなら
子供の成長とともに新しい局面に入りますので。

ただ学童の方にも人数に限りがあるので
どうしてもだめな場合はファミリーサポートを
使ってカバーできるといいのですけれど…。

こちらの場合はちょっと出費が気になります。

それでも安全・安心のためのだと思えば
何とか折り合えるのではないでしょうか。

留守番ができるようになるまで そんなに
長い時間はかからないと思いますので

子供のためにも 親のためにも最善の策を
講じることができますように。

 
お読みいただきまして ありがとうございました。

 

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