「母の日」に因むちょっとしたうんちくを垂れてみようかと思います

母の日によせて

 

毎年5月の第二日曜日は「母の日」ですね。

今年は何を贈りますか?…って
プレゼントをする日ではないですよね。

お母さんへの感謝を表したくて プレゼントを
考えますけれども 贈り物をする日ではない。

お母さんに感謝し大切に思う日です。
あるいは亡きお母さんを偲んで 思いを致す日…。

「母の日」の運動を始めた女性の趣旨は
そこからですので 大切にしたいですね。

実際、お母さんたちのアンケート結果などでは
やっぱり何かもらうよりも ちょっとした
お手伝いだったり 言いつけをきちんと守ったり
そういうことの方がうれしいみたいですけどね。

もちろん直接感謝の言葉をもらったり
気にかけてくれることも うれしいでしょう。

日本人はシャイなのでイベントにかこつけて
普段は言えないことも しっかりお母さんに
伝えるようにしましょうね。
 

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「母の日」に因むちょっとしたこと

「母の日」の由来についてはご存知の方も
少なくないのでは…。わりと有名ですもんね。

欧米での「母の日」は様々なパターンがあって
時期もバラバラみたいです。

日本のスタイルは米国から入ってきました。

教会で亡き母を偲ぶためにカーネーションを
配った教師のアンナ・ジャービスさんの行為に
他の人たちが 賛同してマネっ子。

このアンナさんのお母さんという人は わりと
有名人だったみたいです。

南北戦争の時 軍の南北を問わず負傷兵の
看護にあたるボランティア団を組織した人ですと。
クリミア戦争のナイチンゲールみたいですねえ。

立派な人への憧憬なども加わったのかも…
話題になったのでしょうね。

広がりとともにこれに目を付けたのが
あるデパートのオーナーで一儲け…というか
客足を見込んだ習慣化を企んだようです。

時期的にカーネーションが高騰したりして
簡単に買えないなど困った事態も起きた模様。

あまりの逞しい商魂にアンナさんが怒って
止めるように訴訟を起こしたりするなど大混乱。

アンナさんが教会でカーネーションを配ったのが
1907年のことですが その7年後には
5月の第二日曜は「母の日」で米国民の祝日に決定!
時の大統領まで動かしたみたいですな。

「母の日」の祝日化はアンナさんも喜んだようだけど
自分の純粋なお母さんへの思いが商品化されたことは
納得していなかったんでしょうね。

祝日化の翌年大正時代ですが日本にも紹介されました。

日本は大変な時代に入っていましたので
本当に定着していくのは戦後のことですね。

自分のお母さんに感謝をする 感謝の意を表する
身近過ぎて見落としがちだけど 大切なこと。

ちゃんと伝えておきたいですね。

 

「母の日」の花 カーネーションのうんちく

「母の日」と言えば カーネーションですね。

日本ではカーネーションは農業用ハウスなどで
専業農家が栽培しています。

ほぼ一年中 求めることができますよね。
もちろん「母の日」が出荷のピークでしょうけれど。

カーネーションは江戸時代の初めごろには
オランダから入ってきて 徳川家光さんあたりは
見たかもしれませんね。

栽培まではしなかったようでしたけど。

日本にもセキチク あるいはナデシコという
とても良く似た草花がありますよ。

個人的にはカワラナデシコという淡いピンクの
ナデシコが大好きです。(すごく強健ですけど)

カーネーションは地中海の辺りが原産のようで
昔から愛されてきた花だそうです。

アラベスクと呼ばれる模様がありますけれど
あれの中にはカーネーションがデザイン化
されているものあるみたいです。

少し前になりますが 日本の〇ントリーと
豪州の会社が手を組んで 自然界にはない
青色の花を作りました。

バラが有名になりましたけど カーネーションも
あったみたいですね。

まあ私の印象では青というより…紫ですけども。

その写真だけ ほいと見せられてこの花何色?と
聞かれたら 答えは絶対 紫です。
…いいんですけど 青でも紫でも。^^;

花言葉というのがありますが 花の色で意味が
変わりますよね。

カーネーションの青は「永遠の幸福」
同じく紫は「誇り 気品」ですと。

「母の日」には色とりどりのカーネーションで
お母さんに感謝と尊敬の思いを伝えてください。

年齢が大きくなるほど お母さんのありがたみが
身に染みて感じられるようになるものです。

花ももちろんですが 流行りに乗っかって
スイーツとか化粧品とかお食事とか
ちょっと奮発してリフレッシュ旅行とか
一緒にイベントを楽しめたらいいですね。

 

大きな声で「お母さん ありがとう」

「母の日」というのは 単純に米国だけの
習慣ではなかったんですね。
世界中にあるそうですよ。

宗教や思想 住む場所 人種などが違っても
お母さんは必ずいますからね。

日本で本格的に定着したのは戦後ですけど
本家本元の商業主義的部分もしっかり米国から
受け継いでいるようですけどねえ。

どんな形でもいいのではないかと思っています。

大切なのは「お母さん ありがとう」を
しっかりと本人に伝えることかと。
「母の日」にはもちろん大きな声で!

でも本当は 普段から普通の声で繰り返し
お母さんに伝えるのがいいんですよね。
「お母さん いつもありがとう」

 
お読みいただきまして ありがとうございました。

 

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