降水量の測定方法ってどうやってるの?雨が降ると思い出す 素朴な疑問

降水量 計測方法 くらし

 
降水量 計測方法
 
雨が降りますねえ。
少し湿度が高めで 嫌らしい暑さです。

この雨…どうやって測るんだろう…?
ふとそんな疑問が浮かびます。

アメダスの観測データは いつでもネットで
確認できますので 近隣のも含めて
よく見ているのですが…。

今だから 当然自動計測でしょうけれど
どんな風に測定しているのか よく考えると
知らないんですよね。

でも雨は自分に降りかかるからデータだけは
気にしてるという…観測機器も働く様子を
知ってほしいんじゃないかなあ…。

とはいえ もしも小難しい数式とか出てきたら
即アウト!だなあ… 数字苦手だから…。

気象観測といえば 昔 小学校にあった
「百葉箱」今はどうしているのかな?
もしかして絶滅しちゃったとか…?
 

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降水量の測定方法ってどうやんの?

 
一口に降水量って言っても 雨の形というか
降り方ってみんな違うよねえ。

でも観測だから きちんと数字を出さないと
いけないのです。

あらためて書くと何だか面倒な感じがしますね。

まず名称からいきますか。
「転倒ます型雨量計」という名前の計器です。

降水量の定義ですけど「ある時間内に水平な
地面にたまった降水の量」ということに
なっているそうです。

んで この水の深さをミリ単位で測ります。

なんか鹿威(ししおど)しみたいに決まった水が
入ると ガクッと傾いて捨てるんですって。
その捨てた回数を数えてるんです。

ロート型の容器に雨が入ると細い口から
下の受け容器に落ちます。

鹿威し風の受け容器には真ん中に仕切りがあって
それぞれは常に0.5ミリしか入りません。

シーソーのように常に傾いているんです。
で、0.5ミリたまるとガクッと傾きます。

反対側に0.5ミリたまるとそちらにガクッ。
この時電極にでも触れるんでしょうね。
カウントされる仕組みです。
0.5ミリで傾くって結構精密ですよねえ。

日本中全ての地点で同じ計測器を使っているとは
限らないようですね。

人手に頼る方法では一定時間毎にたまった量を
くみ出すなどして 目盛り付き容器で読み取り
記録していくようです。

こう言ってはナンですが「転倒ます型雨量計」
という計測器もかなりアナログな印象ですが

人手でくみ出したり 目盛りを読んだりとか
さらにアナログなんですね。ご苦労様です。
 
 

降水量の測定方法 地味だけど王道

 
落ちてくるんだから 受け止めればよくて
できるだけ正確にその量を測ればいい。
めちゃんこ分かり易いです。

鹿威し(ししおど)というのが
まあ…なんて風流な。かこ~ん…

いえ本物の鹿威しではなくて あくまでも
鹿威し風なだけなんですけれども 形がね
似ているというか ぽんっと跳ね返る感じが…。

誰がなんて言ったって この形が最も
適しているので 今でもしっかり現役なのよ。

スタイルこそ古風な印象だけれども
0.5ミリという微細な量を計測できるのは
凄いことだと思います。

私 0.5ミリ測れませんから。
しかもその量で傾いた回数を数えるんです。

このあたりになってくると もお職人の世界。

シンプルでありながら 確実に数字に置き換える
そのシンプルさゆえにメンテナンスはもちろん
耐久性もいいのではないでしょうか。

雨が降らない日は 仕事はないでしょうけれど
刻々と変わる空模様は24時間365日
いつでも臨戦態勢で待機しているわけです。

黙々と働いてくれる観測機器があって初めて
気象予報士さんたちも仕事ができますよね。

おっと機械ばかりではありませんでした。
人手による計測もありましたね。

そして私たちもその恩恵を受けて 晴れだの
雨だのとはしゃいでいるのです。

身近過ぎて 見落としがちなことこそ
もっと関心を持ってあげなくては 罰があたる。
 
 

そうだったのか測定方法

 
もしかして…だけど「百葉箱」がわからない人は
検索してみてくださいね。(笑)
昔はそういうの 実在していたんで…。

降水量の測定方法 ちょっとほっとしました。
何となくアナログというか すごく古風な
やり方が生きていて うれしいです。

もしも一粒で0.5ミリ以上もあるような
雨粒が落ちてきたら 忙しいでしょうねえ。

様子を妄想すると笑っちゃいますけど
実際にそんな雨は あの台風の経験から
恐怖を感じそうなので やめといてもらいたい。

気象観測は毎日の積み重ね 地道な努力が
膨大なデータとなって 私たちの暮らしを
支えてくれているんですね。
 
お読みいただきまして ありがとうございました。
 

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