降水量の5ミリとか10ミリって 具体的にはどれくらいの 雨なのかな?

降水量 どれくらい くらし

 
降水量 どれくらい
 
止まない雨はないというけど 海ができた時
土砂降りが500年間続いたって
大昔に読んだ子供向けの図鑑に書いてあったの。

500年て…どんだけ降ったのよ。

当時はまだ彗星が水を持って来たかも…は
言われていなかったからねえ。

まあ誰もいない頃だったから よかったけど。
何ミリくらいの雨だったんでようねえ?

今なら降雨災害が起きるレベルだったんじゃ
ないですかねえ そんな雨が500年…。

そんな大昔のことは置いといて。
降水量って身近だけれど イマイチ
わからないことってありますよね。(私だけ?)

ミリで表されるけど 実際にはどれくらいなの?

感覚的に捉えにくいというか…すっきりと
理解できていないというか ちょっとモヤモヤ…。
 

スポンサードリンク

 

降水量の5ミリってどれくらい?

 
具体的に…例えば5ミリの雨ってどれくらいの
雨なのかしら?

時間降水量なら1時間に5ミリ溜まる量だよ…
という降り方をさす表現ですが…
5ミリというのはかなり本降りの雨のことです。

夕立のような降り方かも…。
相当濡れますし 雨宿りが必要になるかも。

時間降水量なので1時間のうち初めの10分で
ざあっと5ミリ降って 残りの50分間
全然降らなかったとしても
降水量は5ミリになるそうですよ。

雨の強さは以下のように表されます。
どれも1時間当たりの雨量です。

10ミリ~19ミリ…やや強い雨

20ミリ~29ミリ…強い雨

1時間に30ミリ以上の雨が降ると
自然災害の可能性が高まります。

30ミリ~49ミリ…激しい雨

50ミリ~79ミリ…非常に激しい雨

80ミリ以上…猛烈な雨

時間降水量が5ミリでも本降りの雨なら
たとえ10ミリであっても
恐怖を感じる降り方かもしれませんね。

降水量1ミリはどれくらいの雨でしょうか?
傘が要らないくらいの小雨でしょうか?

微妙な量ですよねえ 傘を持っていれば
さす人もいるかもしれませんね。

持っていなければ濡れて目的地まで急ぐ…
このくらいだと その人の判断でだいぶ
違いが出るもしれないですね。

ただ降り続けたとしたら 地面や道路など
結構 濡れてしまうかもしれません。

一般的には1ミリを超える降水量では
傘が必要な雨と表現されるそうです。

では12ミリだったらどうでしょうか?
やや強い雨に入りますし どう見ても
土砂降りという感じがします。

この降りの中では まず外には出ないでしょう。

地面からの跳ね返りで 履物や裾が汚れるし
(私は歩き方が下手なのか少雨でも汚れる)
雨の降る音で話し声が聞き取れないと思う。
大きな水たまりができてしまい 通れないかな。

こんな雨が降らないことを祈ります。
 
 

降水量のミリはなぜ長さの単位?

 
雨の量を測るんだから 当然基準というか
条件があると思うんですね。

雨は水ですが なぜミリメートル(mm)という
長さの単位で表すのでしょう?

それは雨水がたまった量を高さ(長さ)で測って
見ているからなんですね。

円筒形の容器に溜めた雨を1時間ごとに測るですよ。
自動計測もできますけどね。

容器に溜めるんだから 体積や容積の単位が
普通なのに どうして長さの単位なのかって
思う人 いると思います、私もそうでした。

ミリリットルといった単位では降水量を測りづらい…
というか 計測に条件がついてしまうんです。

たとえば、雨が降っている時 一定の時間
コップで受けるのと タライを置いておくのでは、

面積が大きい分だけタライに溜まる雨水の方が
多くなるのは わかりますね。

ところがコップもタライも溜まった水の深さは
同じなんですよー 不思議ですねえ。

リットルのような体積で表そうとすると
「どれくらいの容器に」何ミリリットルとか
「どれくらいの面積に」何ミリリットル降った…
みたいに 言う必要が生じるのです。

容器の大きさが大きく関わってくるので…。

ですが 溜まった水の深さ(高さ)でなら
容器の大きさだとか範囲などに関係なく
同じミリという単位で表すことができるんです。

雨はとても広い範囲に降るものですよね。

だから長さの単位で示した方が合理的と。
なるほど なるほど納得です。
 
 

降水量ってこうなのね

 
雨は水だけど 体積や容積のような単位では
表現しずらかったんですね。
だからミリメートルで表すんだ。

時間降水量も5ミリとか数字の印象は
小さいけれど その雨が降る範囲が広いので

数字の印象をそのままに受け止めない方が
いいんですね。注意しとこう。

同じ情報を見聞きしても
正しく意味を理解していなかったら
何も知らないのと一緒ですわな。

だいたいのイメージと一緒に しっかり
頭に入れて天気予報を見ることにします。
 
お読みいただきまして ありがとうございました。
 

スポンサードリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました