「山の日」”そこに山があるから登る”と言った人の国には… たぶんない

山の日 祝日・記念日、○○の日

 
山の日
 
想像でタイトルにしてしまいましたが
「山の日」にちなんでみました。

山や海などを祝日にする国はあまり多くないと
思うのですが どうでしょうねえ。

新しい祝日ですが 人によっては関係ないとか
お盆休みに入ったりしてて 毎年休みだったり
いろいろかもしれませんね。

夏の山に登る人が増えて 山が低くなるんじゃ
ないかと心配なのは私だけかもしれない。

山の民のワタクシですけれど 登山はしません。
山に登る人の気持ちも 理解できないです。
どうしてわざわざ登ろうとするのか まったく…。

周りは山だらけで 珍しいものではなく むしろ
身近な存在ですけど…登ろうとは思いません。

山は離れたところから見るもの、眺めるもんです。
踏んで登るなんてとんでもない。
私はそう思っているんです。
 

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登山ブームが「山の日」を後押し

 
きっとそうだと思います。

私には山登りの何が楽しいのか理解できませんが
山登りを楽しむ人が大勢いるんですね。

自然に親しむのはいいことだと思いますけど…
なぜかどこへいっても人込みはついて回りますね。

自然豊かなところなら 人には行き会わないのが
普通だと思うのですが…。
アリのように行列になって登ったりとか…。

人込みになるくらい人気なので うっかり
「山の日」とかできちゃうんでしょうけど。

山は眺めるものだと思っている私が変な捉え方を
しているのかもしれないのですが
人だかりのする山へ行ってどうするのかなと。

雄大な自然に触れたくて山へ行くんじゃないの?

自分の足や体力しか頼れるもののない状態で
自然と向き合うのが登山なのでは…?

苦しくて辛いけれどその先にある「何か」に
出会いたくて がんばる…とか。

都会の人なら人工物に囲まれて生活しているので
そうでないものに包まれたいとか
一人になって自分自身とも向き合いたいとか…。

そういうのが登山をする人のイメージなんだけど。

これだけ人気が高まって 人が多く集まると
整備された登山道があるのかもしれないし

自分の足で登るだけではないのかもしれないけど
印象がかなり軽~いノリのように思える…のよ。

ちょっとしたお出かけみたいな…。

もちろん上級者も初心者もごちゃまぜなので
人によりけりだけども。

でも…山ってそういう人の事情は関係ないから。

登山道へ一歩入った瞬間から 人の都合は
一切通用しない世界へ入っていくのだという
意識は絶対持ってほしいですね。

これだけ登山する人が増えてくると
上級者の山人たちが守ってきたルールを
にわかの人たちも守れるとは思えないです。

性善説は通用しないという覚悟で管理に臨む
姿勢も必要になってくるでしょう。
 
 

自分しか自分を守れない

 
そもそも日本の登山は 信仰が中心でしたよね。

険しい山を精神修養や修業の場として
命がけで入山する人たちのものだったのです。

山を神聖視し 畏れ敬う気持ちで登りました。
だから限られた人しか登れなかったんですね。
お陰で本当に神聖さも保たれた気がします。

人の生み出す俗の世から 隔絶されていたので
山は本当にご神体だったのですね。

だから私も山は遠くからありがたいと思いながら
眺めるもんだと思うのです。

登山は命の危険と隣り合わせだと分かっていて
それでも登りたい人たちを山男と言いました。
山の魅力に憑りつかれた人たちですねえ。

彼らは山の厳しさ 自分しか自分を守れないと
覚悟して登っていたので ルールもきちんと
守っていたのだと思います。

少なくない魂が眠る山に登るということは
それなりの覚悟のある者しか許されないと思う。
山は彼らの墓標だから…。

そういう山の厳しさとかもきちんと知った上で
登ってほしいんだけどなあ…。
もちろん自分で自分を守るための意識として。

人気の山に登る人たちをニュース映像などで
見ると なんか違うんですよね。

ちょっとその辺へのハイキングや遊園地にでも
行くような感じで…装備も軽いし…。

山は山岳写真や紀行番組にある登山案内の
映像みたいな美しい晴天ばかりじゃないです。
数時間ごとに天気が変わるような場所なのに…。

標高がそんなに高くなくたって 山は山
天気が変わり易いものです。

適切な靴と防寒、雨具は絶対に必要ですから。
これも自分しか自分を守れないということです。
自然は人間の敵う相手ではないですからね。

やっぱり山は遠くから眺めるのが一番ですよ。
美しいですし ありがたみも感じています。

山があるからきれいで美味しい水が飲めるし
豊かな森林が空気もきれいにしてくれます。

山の栄養が川によって海まで運ばれるんですよ。
火山の恵みも大きいですよね。

私のように遠くから眺めてるだけなら
へろへろになりながら山道を歩く必要もなくて
いいと思うんだけどなあ、…だみ?
 
お読みいただきまして ありがとうございました。
 

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