今日は日本民間放送連盟の記念日「民放の日」

 
民放の日
 
日本の民放各社が手を取り合って
設立した非営利団体。

へええ…非営利の団体なんですねえ。

一般社団法人日本民間放送連盟と
いうんだそうです。

設立は1951年(昭和26年)の
7月ですが 翌年の1952年(昭和27年)
4月21に社団法人になった日を
「民放の日」という記念日したみたいですね。

この一週間ほど後に 
「サンフランシスコ講和条約」によって日本は

連合国占領下から離れていますので 
それを見越してのことでしょうか。

都合の悪いことは巧妙に隠してきましたので 
あまり知られていませんが

GHQだって しっかりがっつり
あらゆることを検閲していましたからねえ。
 

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何よりも大切にしたGHQの置き土産

 
「放送コード」と呼ばれるものを作り 
連合国にとって都合の悪い情報や

表現などを禁じて 印象操作と
刷り込みを図りました。

こうしたメディアや教育関係など
主要機関に連合国追随型の人間を
強引に配置することもやらかしたわけですね。

学校で習った「公職追放」とは
こういう側面もあったんですよ。

私たち戦後教育を受けた者が
戦争相手国にあまり悪い感情を持たないのは

こうしたことの明確な成果なのだと 
最近になって気がつきました。

「勝者が歴史を書く」のは
仕方がないとしても 目覚めた者だけでも

日本人自ら「戦争の総括」をし
決着をつけるべき時が来たのではないかと。

公序良俗に反することは以ての外として
「言葉狩り」のようなことはねえ…。

「言葉狩り」程度では済まないですね 
すっかり操作されていますから。

この民放連は民放各社のトップが
メンバーだそうですが 占領下のきまりを

後生大事にするような「時代遅れ」は
もうそろそろ止めにしませんかねえ。

人間を取り巻く環境が
激しく動いている現代において 

何を発信していくか
どう伝えるかなど基本に立ち返り 

自分たちの良識を常に研鑽する意識を
持ちながら番組を制作してほしいです。

何だったらみんなで代わる代わる
報道だけをやったらどうです?(笑)

実際 放送局は紙を使ったメディアとも
深い仲なわけですから 

世界中に記者を散らせて 
様々なニュースを拾ってもらい 

純粋な報道番組だけ
放送してもらった方がいいかも…。

ただその放送の際の伝え方についても 
厳しい目が向けられていることに
ちゃんと気づいて対策をした方がいいですよ。

都合の悪いことを隠したり 
ある一部分だけをクローズアップした映像で

見た目の印象を操作したりする
姑息な手段は取らないようにして下さい。

報道というのは中立な立場で
「だれが(Who)いつ(When)どこで(Where)
何を(What)」したのか、
「なぜ(Whay)どのように(How)」起こったかを 

伝えるもので 基本のき5W1Hが
守られているのが大切なのですから…。

あれま釈迦に説法でしたかな?

あまりにもGHQの置き土産を
大切にしているので

報道の基本を忘れているのかと
つい余計なことまで
言ってしまいましたが なかなか
これが手強いのですな。

長い間置き土産を大切にしてきた
ということは 

それが好都合な人たちがいるということなので 
そういう経緯も踏まえた上で

メディアの報道を見聞きする
必要があるということです、

つまりこれまでのように鵜呑みにしないと。

これらの存在の排除は難しいので 
情報を受け取る側が賢くなるべきなのです。

…さらっと書きましたけど 
これってよく考えるととても
悲しいことですよ。

受け取る側がメディアに対して 
ある意味色眼鏡で見るってことですから。

少しずつですけれど信用を失い 
いつか誰も相手にしてくれなくなる
可能性もあるです。

「狼少年」…というか
「隠れ狼少年」とでも言いましょうか。 

メディアさんたちが どこかアサッテの方へ
偏向していることに 受け取り手が気付いたら
そっと離れて行くだけですよ? 

誰も諭したり いい方へ向かうように
なんてしてくれません。

先に偏向していたのはメディアさんの方で 
そのために信用を失っても それは

これまでやりたい放題やってたことが 
自分に返ってきただけのこと。
 
 

信頼は一日にして成らず

 
人のことであんまり毒を吐いて
自分が嫌われたらと悲しいので 
この位にしておこうっと。

今 思い出したんですけど 
米国での話ですが ホームドラマってのは

もともと新しい家電製品などの使い方を
説明するのが目的だったんですってね。

シチュエーションを整えた上で
家電を使う様子を見せて 宣伝するのです。

だから企業側は一生懸命作ったんでしょうね、
売り上げに直結するので。

で、やっぱりその効果があったから 
今度はいろいろな番組のスポンサーになって

独占的にコマーシャルを放送して
やろうじゃないかという方向に向かったと。

テレビの力を思い知って 
これと上手くやっていこうと決めたのです。

今に至ってはコマーシャルの出来栄えや
面白さを競うまでになりましたね。

限られた短い時間でどれだけ
強いインパクトを与えられるか…

こういうのって日本人の得意分野だし 
熱中しそうなコンセプトですね。

困難な制約が多いほど
かえって燃えてくるちょっと
アレな国民性かしら。

それはさておき 現在ネットなど
テレビに匹敵する いえ…影響力はそれ以上の

利器の普及も手伝い いろいろな意味で
テレビは岐路に立っていると思います。

どのような方向に向かうにせよ 
しっかりとした核を持ってこそ

時代の荒波を乗り越えていく
原動力になるわけで 

影響力が大きいだけに 
いつまでも真っ直ぐな初心を
持ち続けてほしいと思います。
 
お読みいただきまして ありがとうございました。
 

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