今日は２２日ですので 強引に
ねこの話題にお付き合いいただきます。
何か ものがくっつきあって
一塊りに見えることを
だんごになるとか
団子状態といいますよね。
もちろん食べ物のお団子から
来ていると思うのですが。
あれって大抵複数個で 高坏か何かに
かたまりで盛られていますから。
そういうわけで同じような大きさのものが
いくつも集まって 比較的大きな
塊になって見えることをだんごと言います。
複数のねこさんと一緒に暮らしていると
その表現のまんまの状態を
見ることができます。
そんな状態を見られたら
それはもう至福の時ですよ。
「ねこだんご」に出会うと悶絶もの！
そうでなくてもまるっこいものが
ころころとそこらに落ちていれば
吸い寄せられるように お傍に
寄っていってしまうというのに…。
一匹で 失礼 おひとりで
まーるくおなりあそばしていても
そのかわいらしさに
正気を失いかける私です。
それが複数で まるまると
くっつきあっているお姿と
きた日には もお…。
時間を忘れて その場に
留まり続けてしまいそうです。
ですが なるべくすぐに
その場を離れることにしています。
なぜなら見ている私の気配に気がついて
せっかくの「ねこだんご」を
解いてしまわれることが
よくあるからです。
楽しみでしかたない「ねこだんご」ですが
いくつかの高いハードルがありまして
いつでもそのようなお姿を
見せていただけるわけではありません。
条件としては 寒い時 お互いに
暖を取るために塊になります。
そしてねこさん同士が
とても仲良しであること。
うちの場合 保護したねこさんばかりなので
残らず大人のねこさんです。
ねこさんは生涯を ほぼ一人で
過ごされる動物ですので
大人になってから出会った
他のねこというのは 生活圏が
隣接するライバルでしかないんですね。
それぞれの性格もありますし
一番は相性なのです。
たとえ親子兄弟でも 一度何かの
タイミングで仲違いをしてしまうと
残念なことですが 修復はほぼ不可能です。
そうかと思えば 全くの他人なのに
仲良く一緒のベッドで一塊りになって
寝ている方々もいたりして…。
どうせ考えてもわかりませんから
かわいらしい姿を
見せていただくことで
ひたすらうれしがって
いようと決めています。（笑）
もちろん私など ただお世話を
させていただいている身分ですので
ねこさんたちの相性について
口出しするなどということは
一切許されませんから。
ねこさん専用の部屋がひとつありまして
そこはママと娘二人の三人暮らしです。
この子たちがソファでくっつきあっている
姿を見て悶絶し 他のねこさんも
同じ部屋で仲良くしてもらえないかと
人間は思っているのですが…。
その望みが叶うのに 数年は
要するかと覚悟しています。
先にも言いましたが ねこさんの性格と
相性さえ合えば 何とかなりそうな
気配でもあるのですが…なにぶん
ねこさんと私の言葉が通じないので
ご希望を伺うこともできませんから
時間をかけて 態度で
説得するしかないかなと。
同じお部屋にいていただければ
お世話もたいへん助かりますので。
ねこさんは 軟体動物と申します
それはそうと「ねこだんご」は
とても不思議な格好でもあります。
どうやって呼吸をしているの？
苦しくないの？重くないの？
と思うような おかしな格好でも平気で
よーくお休みになっておられます。
思わず声を出して笑ってしまうような
お姿も見たことがございます。
「ねこだんご」の
縦型バージョンと言いますか
重なっていると言いますか…。
どういうことかといいますと
普通「ねこだんご」は 平面にまるまるっと
くっつきあそばして かわいらしい姿を
見せて下さいますが
縦型とは椅子の背もたれと肘掛の間に
お一方が眠っていらっしゃり
その「上」に別のねこさんが重なって
眠っていらっしゃるという
とんでもない光景。
上のねこさんは小柄で軽めの体重とはいえ
まともに重なっていましたので
思わず笑ってしまいました。
で、そんな風に乗っかられていても
平気で眠っておいでだったんですよ。
その場所はどちらのねこさんも
たいへんお気に入りの隅っこの場所でした。
たまたま 気が合って
しまわれたのでしょうね。
お邪魔をしてもいけませんので
その場を離れましたが…
どのくらいの間 あの状態で
いらしたのでしょうか…？ ぷぷぷ…。
この冬は ぜひともカメラを
用意しなくては…。（≧艸≦）
さすがにこれからは 季節柄
「ねこだんご」もなくなると思いますが
再び涼しくなる頃には また顔の筋肉が
ゆるゆるになることでしょう。
いっそのこと 一年中寒ければいいのに
とさえ思ってしまいます。
「ねこだんご」ほど美味なるものは
ございませんよ。
お読みいただきまして ありがとうございました。
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