今日は建築家A・ガウディが生まれた日

ガウディ 生誕 ガラス窓

 
ガウディ 生誕
 
今日は世界に名立たる建築家
アントニオ・ガウディが生まれた日です。

1852年 6月25日スペインの
カタルーニャ地方に生まれました。

アントニオの両親とも銅板から
お鍋や釜などを作る職人の家系だそうで

そんな職人の血が 空間認知能力を
必要とする建築家には プラスに
働いていたのかもしれませんね。

独特の感覚で作られている建築物たちは 
不思議な造形をしています。

ああいうのってどうなんでしょうか…?

住んだりするのには
あまり向かないような気が…
好みの問題ですか…ね。A^^;

観光などで見る分には はあ奇天烈な
造形だわい…と見ていればいいので 
そういう方向でいっちまおかと思います。
 

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不思議な造形の不思議な住まい

 
小さい時から病弱で 6歳になるまでに
リウマチを患ったとか。

聞いただけでも痛そうで気の毒ですが 
傷みがひどい時には 
ロバで移動することもあったそうで 

この偉大な才能に こんなハンデが
あったなんて初めて知りました。

普通の子供のように 子供らしいことが
できなかったんですね。

そのかわり周りのものを
よく観察することが
できる子だったようです。

残念ながら 子供らしく動き回ることが
できなかったアントニオは

彼を取り巻くすべての物を静かに 
でもしっかりと観察する習慣と
目が養われていったのですね。

彼の建築は建築でありながら 
自然を模している感がありますね。 

こんなことを言うとガウディ信者に
怒られるかもしれませんが

私は初めてサグラダ・ファミリアの
映像を見た時 何だかどこかで
見たような…しばらく考えて
よく似たものを思い出しました。

私にはあの教会の全体像が 
でっかいアリ塚に見えてしまいました。

外観があんなに美しく飾られたものは
ないですけれど全体の印象が…。
スミマセン。

大人しくしていてもできる
楽しいことはお絵描きですよね。

きっとアントニオ少年も 
周りの物を観察してお絵描きするのが
好きだったのではないでしょうか。

私も一人でお絵描きするのが好きでした、
今でも好きですけどね。

11歳くらいの時 学校で二人の
友達が出来て 彼らと雑誌を作って
その挿絵を描いたんですと。

それに記録にはないのですが 
当時のアントニオの絵には 

この地の出身でイタリアで
活躍した画家さんの
影響が見て取れるそうで
もしかするともしかしますねえ。

学校の行事で演劇などの大道具や
小道具を作ったそうです。

裏方さんですけれど 
立派に参加していますね。

それに…手先が器用だったのかも
しれないので 

もし建築をやらなかったら
彫刻家でも成功したかもしれませんね 
才能はあると思いますよ。

やがてバルセロナ建築学校で建築を学びます。

学校では建築の他にも 歴史や経済 哲学 
美術などへも関心を示したそうです。

学業と同時進行で建築事務所で働いて 
修道院や公園の装飾の仕事に
かかわったりしたそうです。

公園の欄干の写真がありますが 
片鱗が表れていますね。

そして1878年に建築士の資格を取り 
パリ万博に出展するお店のために
ショーケースをデザインした作品が縁で 

この後40年あまりもアントニオさんの
パトロンになってくれるグエルさんに
出会うことになります。

グエルさんは自宅の他 公園や教会の
地下聖堂などの設計を依頼して
アントニオさんを支援し続けてくれました。
 
 

壮大なサグラダ・ファミリアに着手

 
そして1883年 アントニオさんは
サグラダ・ファミリアの
専任建築家に推薦されます。 

サグラダ・ファミリアのことをテレビで
取り上げていた時に言ってましたが

アントニオさんてば 設計図が
ほとんど残っていないんですってね。

どうやら図面を引かなかったらしいんです。

今も建築中の
サグラダ・ファミリアにしたって 
わずかな手がかりから 
「想像で作っている」と
聞いたときはおったまげました。

あんなでっかいものを設計図もなしに
どうやって…?…だ…大丈夫なの…?

そういうのって文字通り
「手さぐり状態」だよ…?…だよね?
…もごもご…うにゃにゃ…。

この記事を書いていて思ったのですが 
アントニオ・ガウディの建築って

建物と装飾が一体化してるような
感じがするのですね。

装飾がそのまま巨大化して 人間の住空間に
充てられてるようなのも散見されますし 
色彩も独特な存在感を放っているし。

少なくとも私は壁が湾曲していたり
天井と柱が垂直でないとか

ちょっと違和感ありまくりで 
落ち着かないから住みたくないです。

あと実は住空間や色彩が人に及ぼす影響は 
無視できないものがあるですよ?

本当は「落ち着かない」レベルではないので 
できれば壁は平らで垂直…など 歪みのない
自然な造形と色合いの住空間を選びましょう。

人間が長い間に脳の進化と共に 
安心して住むことができると認識してきた
空間に身を置く方が 意識の深い所に
ストレスをかけずに済むと思います。

天才の視点は その建物や空間全体の
バランスや完成度を重視するというか

そういう所に注がれるので
わざと人の認識から
外れたことをする傾向にあります。

決して非難するわけではありませんが 
ガウディの作品はそれが特に顕著です。

だから多くの人に「芸術作品」と
認識されるのだと思うのです。

でも芸術作品とか世界遺産に住むことが
喜びな人にはいい物件かもしれません。

くれぐれも痛めないように住んで下さい。
 
お読みいただきまして ありがとうございました。
 

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