お掃除も徐々に進めておきましょう

お掃除道具 くらし

 
お掃除道具
 
先日「正月事始め」の始めは
「すす払い」だと言いました。

その後 食い気に負けて 先に「おせち料理」や
食べ物の話をしましたが

「すす払い」は暮れの大掃除として
今の私たちにも受け継がれています。

「正月事始め」からあっという間に
一週間が過ぎてしまいましたが ^^;

食い気を少し置いといて 今日は
お掃除に注目してみようと思います。

ただ住まいの状況が 昔とは
ずいぶん変わってしまいましたよね…。

畳の部屋が減り 敷居や段差のない
フローリングの部屋が多いかと。

それでもそこに人が住む限りは お掃除も必要ですし
文明の利器の掃除機も私たちを大いに
助けてくれますが 昔から受け継がれてきた
お掃除道具もまたいいものです。

今日はそんなお掃除道具を 使い方も含め
見ていきたいと思います。
 

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お掃除道具たちと使い方について

 
はたき―

「はたき」は高い所から低い方へ使い
ほこりを落とします。

もしかすると「はたき」なんて
うちには無いです、とおっしゃる方も
いらっしゃるかもしれませんが…。

ほこりは軽いので高く舞い上がり
上の方にあるわずかな段差や
照明器具の隙間などに溜まるものです。

ホームセンターには あると思いますので
1本は持っておかれた方が…。

ほこりをたてるとアレルギーが…
という方もいるでしょうから できるだけ
きれいに取ってしまいたいものですね。

静電気で「はたき」そのものに
張り付いてしまうこともあるので
「はたき」もよく払うようにしましょう。

ほうき―

今は見かけなくなりましたが
お宅には「ほうき」ありますか?

電気掃除機はあっても
「ほうき」は無いかもしれませんね。

ところがある「和箒」専門の工場では
「和箒」が密かなブームで 納品に
たいへんな時間がかかっていると
TVで放送していました。

伝統的な材料を使い すべて手作業で
作るため 時間がかかるのだそうです。

様々な用途をイメージして商品開発をしたそうで
その使い勝手のよさや 見た目の可愛らしさから
かなりのファンがいるそうです。

これはちょっとうれしいニュースでしたね。

基本「ほうき」は畳の上を掃くことを
想定して 柔らかめに作られています。

ある程度使い込むと硬くなりますので
(柔らかかった部分が自然に擦れて短くなるのです。)

そうなったら今度はフローリングや玄関などに
さらに短く硬くなったら 庭用にと
長く使える優れものです。

私は時々 お布団を干して
「ほうき」でバシバシ叩いています… あれ?

えっと「ほうき」で掃く時は
後ろへ下がりながら掃きます。

その時は 畳や床の目にそって
掃くようにしましょう。

穂先の保護のためにも使った後は
吊るしておきましょう。

雑巾がけ―

これも…やらなくなりました。

ただお座敷の畳は 硬く絞った雑巾で拭いています。

盆・暮れだけですけど…。

まだ雑巾はちゃんと絞れますので
やれる間はがんばろうかなと。

畳も床も過度の湿り気はよくありませんので
硬く絞るようにしましょう。

硬く絞るコツは 剣道の竹刀を握るような
「縦絞り」がいいそうです。

「横絞り」だと力が上手く伝わらなくて
硬く絞れないようです。

何も考えず「横絞り」でやってましたが
今度からは意識してやってみようかな。

その昔 小学校は昔の木造の建物でした。

教室の雑巾がけ 懐かしいです。

みんなで並んで雑巾がけをすれば
ほぼ一回で済みましたので
人海戦術は有効でしたねえ。

高学年になって体育館などはワックスが
かけてあったのでモップでしたけれど。

思えば あのころに
掃除の仕方を覚えた気がします。

今はといったらフローリングは ○スキンとか
○イックルワイパーとかでさささ~っと
済ませてしまうことがほとんですけども。
 
 

暮れのお掃除は段取り良く

 
この他に障子を張り替えたり
(わざわざ寒い時期にやらずに
暖かい時 張り替えをする人もいますね。)

長い笹竹を使って高い所の掃除をしたり
窓ふきをしたり 家の外回りを
きれいにしたりと暮れの大掃除は
やることが目白押しです。

最初はなかなかエンジンがかからなくても
(私だけだったりして)
やり始めてちょっときれいになると
他もきれいにしたくなるから不思議です。

季節柄 寒いですので体調も考えて
あまりムキになってしまって
やり過ぎに注意しましょう。(笑)

そうそう豪雪地帯の皆さんは
雪への備えも加わりますね。

一生懸命お掃除をして「ケガレ」を払い
すっきりとした居住まいに
年神さまをお迎えし 晴れ晴れとした気分で
新しい年をお祝いしたい…。

昔も今も 日本人の心根は
変わっていない気がします。

作業は段取りが命です、効率よく
がんばっていきましょう!
 
お読みいただきまして ありがとうございました。
 

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