明日は二十四節気の「立冬」を迎えます

冬の空 暦・季節

 
冬の空
 
先日秋から冬へは駆け足だと言いましたが
実際に「立冬」が近づくと
その移り変わりの速さを
実感せずにはいられません。

また嘆き節になりますが
バランス的には快適に過ごせる時期が
もう少し多目だといいんだけどなあ…。

ほどよい気候で過ごし易い時期が
ほんっとに短過ぎですよお~。(;;)

また寒い時期が来ちゃったのね…。

気温差で半分近くも曇ったガラス窓から
外を見ながら ため息ひとつ…。

でも本当は暑さの方が苦手なので
暑いよりはまし…と思っていますが。

でも寒い時期の方が長いので…
やっぱり少しへこみます。

立冬には冬という字が使われていますし
実際に気温も下がって 風の冷たさに
身を縮めると否応なく冬を意識しますね。
 

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「立冬」は冬への心の準備期間?

 
こたつは火が入って暖かですが
他の暖房器具はまだ使いません。

もう少し寒さに慣れてから使い始めるのです。

寒冷地ですが 位置としては
本州の中部ですので 寒い割には
家の構造が関東平野部に近いです。

あ…家の構造の問題ではなくて
人がいる場所しか温めないということが
問題の本質なのかもしれない…。

部屋の中と 廊下やお手洗いなどの
温度差が大きくて 健康に
害が及ぶと言われています。

寒さは一級なので ヒートショックに
気を配るべきなのでしょうけれど
人間の方を慣らそうという
意識の方が強いのですよねえ…。

年を追う毎に危険度が増すのは
承知しています…。(^^ゞ

温度差を小さくしておけばいいんでない?
という発想だと部屋を暖め過ぎるんじゃねえよ
ということになってですね…。

家全体を暖める方向で
温度差を小さくするというのと
正反対の方へ行っちゃってるなあ。

それというのも 冬の暖房費用は
完全に個人持ちで お給料などに
暖房の補助とかない!ですので。

豪雪地帯だと 何かあるかもしれませんが
うちの辺りはないです。

なので暖房費がかさむと懐も
氷点下の寒さになるもんで 人間の方を
寒さに慣らそうとするんです。

こちらの方が費用は一切かかりませんし
訓練で耐性もついて一石二鳥です。

どうやら私にもしっかり
そのDNAが生きているようで
自ら寒冷地仕様だと認識しています。(笑)

少なくとも 私は暑いとか寒いとか
気象条件で手当がつくとか
考えたこともありませんでした。

冬の暖房費に補助なり 手当なりが
あるということを知ったのは
そんなに昔のことではなかった気がします。
 
 

「立冬」はまだ冬の入口

 
東北や北海道の方では とても強い暖房で
家の中なら真冬でも半袖や軽装で過ごすと
聞いてとても驚きました。

私だって コートを羽織って
家の中にいるわけではないですけど
冬物の衣類は必要ですねえ。

フリースなどを重ね着して
もこもこになっていますので
とても軽装とは言えないですが。

そんな地域から関東の方へ来た人は
関東の家が寒いと感じるそうです。

それは暖房の設定温度が
違うせいじゃないかと…。

人間を寒さに慣らそうとするのも
どうかと思いますけれど(笑)

冬の寒い時期なのに 人工的に
暖かいというか暑いくらいの
環境にしてしまうのも
これまた どうかと思います。

人間には適応能力が備わっていますので
それを上手に使うべきだし

そうしないと進化の過程で
時間をかけて獲得してきたはずの
適応能力を落とす結果になるのでは?

温度の変化という現象は
人間が生きてきた中でも
普通に起こっていたことで
そうした中で 暑い時には…
寒い時には…と順応してきたのでしょう。

氷河期を生き延びた人類の
子孫ですからね 私たちは。

そうした能力は適度に刺激を与え続けないと
退化したり使えなくなったりするものです。

驚くほど高い設定温度の暖房は
あまりよいこととは言えないような…。

あ…いろいろごたくを並べましたけど
いけないとか非難したいわけではありません。

最初に聞いた時 ちょっと驚いて
こんな風に思っただけです。

心情というか 気持ちとしては
よーーく分かります。

私も寒い場所の人間ですので。

暖かいのは心も体もとても楽です。

寒くて長い冬は 塞ぎがちになりますが
家の中が暖かいだけでも
気持ちが前向きになるんですよね。

よくわかります。

先述のヒートショックに陥らないためにも
老体にムチ打って無理に慣らそうと
しない方がいい…これも同じで
どちらも程度の問題ですよね。

助けがないので 貧乏性を
こじらせているだけとも
言われちゃいそうです。ぷぷぷ…。

どちらにしても
物事には限度というものがあるです。

過ぎたるは及ばざるが如しといいますし。

適度に ほどほどに効率よく
エネルギーを使って 快適な冬を過ごしましょ。

そうですとも 冬はこれから
まだ入り口なのですから。
 
お読みいただきまして ありがとうございました。
 

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