食中毒は寒い時期にも流行るので 注意しましょう

食中毒注意

 

実は私 今ははるか遠い昔
小学校低学年のころ 学校の給食で
食中毒にぶち当たったことがあります。

ただその時は 一般的にいわれる
食中毒が起こりやすい時期
つまり気温や湿度が高めの夏の時期でした。

お医者さんが往診してくれまして
それだけでも驚きでしたが
どうやら集団食中毒だったらしくて
他にも患者が出ていた様子でした。

ですが 実際自分がどんな症状だったのかは
よく覚えていません。
たまたま軽微で済んだ食中毒でした。

小さい頃はちょっとしたことでも
わりと熱を出す人だったようですが

この食中毒では そんなに大事には
ならなかったような記憶がうっすらあります。
 

スポンサードリンク

 

食中毒のニュースを聞くようになった

遠い記憶ですが
むしろお医者さんの往診の方に
驚いたくらいでしたから…
恐らく私の症状はかなり軽い方
だったのではないでしょうかねえ。

まあ先生の指示だったのでしょうが
家で寝ていただけでした。

もうすっかり元気になったのに数日間
学校を休んだ覚えがあります。

実はけっこううれしかったので
しっかり覚えていたりして。だはっ。

その時は子供だったので
理由をよく理解していませんでしたが
原因菌がすべて排出されるまで
隔離しておく目的もあったんでしょうね。

その時の原因菌は何だったのか
今ではもう忘れてしまいましたが

そういう体験もあって長い間
食中毒というものは夏の蒸し暑い時期に
起こるものだと思い込んでおりました。

ですが近年 寒くなり始める初冬から
現在のような厳冬期にかけて

「ノロウイルスによる食中毒」とか
「病原性大腸菌О-157の集団感染」
とかいうニュースを
よく聞くようになりました。

しかもニュースになるということは
亡くなる人が出るなど深刻な事態が
少なくないので さらに驚きを禁じ得ません。

最初に聞いたときは
「え?こんなに寒いのに食中毒?」
と思いました。

細菌のような目に見えない細かいやつらは
環境の変化に敏感な所があって
それが感染のピークを過ぎると
勝手に収束する要因のひとつのはずです。

そう思ってきたのに細菌連中が
苦手としていたはずの 気温が低くて
乾燥している時期でも 平然と
増殖できる食中毒菌もいたんですね。

ただ私が知らなかっただけとも
言えますけども…。(~_~;)

 

細かい奴らにも言い分はあるかも だけど

これには生物の多様性というか
生き残りをかけた生息域の拡大というか
苦手を克服し生きようとする生命の
すごい執念みたいなものを感じます。

彼らは小さいですし自らを
コピーしまくりますから 環境の変化を
敏感に感じ取り それに適応する
スピードも速いんですね。

一応最小単位の生物ということになっていますが
この小さいという部分を
最大限に利用しているというか
だからこそ生き残ってきたというか…

病原性や毒性も そういった中から
会得したものかもしれません。

たまたま変化した方向性が 人間や
他の動物たちとは相容れないものだった

それだけのことなのに 病原とか毒とか…
勝手に決めんじゃねえよ!と
彼らは言うかもしれませんが。(´n`)

とにかく細菌たちは強かで
勝たないまでも負けませんよねえ。

その一方で細菌たちを体に取り込み、
彼らの生活を自分たちの生命維持活動の
一部として活用する共生状態は 人間も含め
哺乳類や他の多くの種で見られます。

害がないどころか役に立ってくれるなら
細菌たちともいい関係でいられます。

敵に回すと厄介ですが 彼らを上手く
取り入れた生き物たちもまたやるもんだなと。

 

食中毒は 予防が肝心

ともあれ相手は目に見えないので

手を洗う 食材をよく洗う

調理器具を清潔に保つ

食材によく火を通すなどの

基本的な行動をするように心がけましょう。

害をなす細菌たちを寄せ付けない
あるいは増殖を抑える場合によっては
彼らを殲滅するしか
私たちは身を守れませんから。

私のように寒い時期は大丈夫だ…なんて
根拠のない安心が一番危険です。

細かい奴らは常に私たちのすぐそばにいて
都合のいい環境を探しています。

そしてわずかでも隙を見せれば
彼らの大繁殖につながりますので
いつなりとも注意が必要です。

それから食習慣において
私たち日本人は「生食」にあまり
抵抗がありませんね。

長い時間をかけて培ってきた食文化で
「生食」に適しているものと
そうでないものを見極めてきた

あるいは調理の方法を工夫する
現代であれば冷凍技術の進歩で
ほとんど抵抗なく「生食」を
するのが日本人です。

そんな私たちですが 目に見えない奴らに
大きな顔をさせないためにも

やはり油断することなく 衛生管理は
徹底的にうざいくらいにやらないと…。

外国人にものを生で食べるなんて…と
まゆをひそめられたとしても

不衛生なのはそちらの厨房 調理器具
食材管理と全ては人間によるものだから
私たち日本人には関係ないのさと
言い切れるくらいでありたいと。

ニュースになるのは集団で
食中毒に罹患するからですが

それらの原因は給食の調理などを
専門にしている業者さんだったりします。

人の口に入るものを扱っている以上
徹底した衛生管理をお願いしたいですね。

過去に私も軽くて済みましたが
お子さんや体力のない人 お年を召した方など
まれに重症化することもありますし
何よりもおなかが痛いのは勘弁ですから。

 
お読みいただきまして ありがとうございました。

 

スポンサードリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました