浴衣のお手入れの季節到来!自分で洗濯する場合のやり方は?

浴衣を着た家族 くらし

 

 
夏の思い出を一層鮮やかにしてくれた浴衣。

涼やかであるのに あでやかで…
まさに日本の伝統美!という感じ。

ですがそろそろきちんとお手入れをして
来年に備える時期かもしれません。

ところでその浴衣 どんな風に
お手入れしてますか?

非日常を感じられる浴衣ですけれど
軽いノリで買えるものから 祖母や母から娘へと
大切に受け継がれてきた上等なものまで
様々だと思います。

大切なのはきちんとお手入れをして
長く楽しむことではないでしょうか。

上等なものはもちろん 出会った瞬間
ピピッと相性を感じて購入した浴衣も
あなたとご縁があったのですから
できるだけ長く着てあげることが大切ですね。

それにはお手入れもきちんとして
あげるといいと思います。
 

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浴衣のお手入れは洗濯から?!自分で洗濯していいの?

 
始めに大きな字で申し上げます。

この記事は浴衣の生地が「綿素材」であることを
前提に書いていますので ご了承ください。

つまり浴衣のお手入れで一番大切なのは
どんな生地でできているかということなのです。
一口に浴衣といっても 生地は様々です。

洗濯表示を確認するのは当然ですが
自分で洗濯できる生地かを確認してください。

こんなこと書いたら 怒られそうですけども
洗えるものだけにしといて下さいね。

高級素材はプロに任せるのが安全ですが
基本綿素材の浴衣なら もともとは下着や
肌着みたいな扱いだったのです。

普通にザブザブ洗っちゃうというのが
本来の姿なのだと思います。

新調したてのころは ノリが利いていて
板みたいだったり 肩や袖がピキーッと
立ちあがっていたりして 浴衣に
着られているような感じがするものです。

そういうのがお好きだという方も
いらっしゃるでしょう。

真新しいノートや本の香りが
好きだったりする私は 少しだけわかる気がします。

反対にそれが嫌で おろしたてを
いきなり洗濯してから着るという人も…。

時期的にも夏場のものですし
新しくてノリが利き過ぎていると
通気性も 吸汗性もよろしくない…。

洗濯してから着るという意見も
充分うなずける理由があります。

そんな浴衣ですから 着用したら洗うということは
初めから織り込み済みなのかもしれません。

ともあれ 自分で洗濯できるなら
どんどん洗っちゃいましょう。

洗濯表示をよく見てね。←しつこい。
 
 

浴衣の洗濯はどうする?やり方教えて

 
それでは肝心の洗濯のやり方です。

綿素材であることを前提にお話ししてますが
いくら丈夫が取り得とはいえ
浴衣も和服の仲間ですから
優しく洗ってあげましょうね。

染めてあるものは 色落ちも激しいので
浴衣単品で洗って下さい。

特にどうするということもないのですが
簡単にたたんで 洗剤液に浸しておくと
よく汚れが落ちますね。
そう…数十分くらいでしょうか。

基本的に一度着たら 一回洗うと
そういうスパンがいいでしょう。

洗うのはこの次でもいいんでない…?などと
「面倒くさい魔物」の誘惑にのってしまうと
涼しくなるまで いえ下手をすると
来年まで洗濯しない可能性が
出てきてしまうので…。

って それは私だけか…スミマセン。

いつも使っている洗剤ですし
普通に洗濯機で洗っちゃいます。

お使いの洗濯機で一番優しい洗い方で…と
思っていただければいいかな。

だってほら ギトギトどろどろに
汚れているわけじゃないですからね。

問題は脱水かもしれません。
水を含んだ浴衣はかなり重たいです。

下手に絞れば しわになります。
ですので洗濯機で 短めに脱水します。
水がしたたるくらいで。

ということは物干し場が水で濡れても
大丈夫であることも条件になります。

浴衣って長いじゃないですか。
干す時にしっかり形を整えて
しわを伸ばすようにしておけば
自分の重みで かなり真っ直ぐに
なってくれます。

ですので長い浴衣をTの字に
干せることもけっこう重要なのです。

まあ乾いた後アイロンかけを丁寧にすれば
あまり問題ではないと思いますが…。

書いてみて思ったんですけど
浴衣を自分で洗濯するって
その行為よりも 環境が影響するみたい。

つまり
浴衣を洗濯すること自体は特に難しくない。

でも
水を含んで重たくなった丈の長い浴衣を
Tの字に干せる 水濡れOKの物干しが要る。

私はあまり深く考えて来なかったけれど
その人の置かれた環境によっては
難しいかもしれない…と思いました。

その場合は 仕方ないからプロに
お任せするという選択肢も有りですね。
 
 

浴衣の洗濯についてまとめ

 
浴衣のお手入れの仕方として 自分で洗濯すると
いうことを取り上げてみました。

扱い易い綿素材なら 洗濯はそんなに
大変ではないことをご理解いただけたかと。
干すのはちょっとアレですけども。

実際 プロに任せた方がいいわと
おっしゃる方もいらっしゃるでしょう。

シミをつけてしまったりした場合も
プロに任せた方が無難でしょう。

今の時期のように もうそろそろ
きれいに手入れをして長期保管に
入るという時の洗濯ならば 一つだけ
やらない方がいいことがあります。

それはノリ付けです。

ノリ付けしたまま 仕舞い込むと
虫さんたちが大喜びで 晩餐会を
開いちゃうので注意しましょう。

また変色やシミなどの原因になります。

そうでなくても綿素材は虫がつき易いので
本当は半年に一度くらいは 光や風に
当てるのがいいのですが…。
しっかり虫よけをして仕舞う方がいいでしょうね。

浴衣のお手入れとして かなりざっくりですが
知っていることを並べてみました。

取り上げているのは自分で洗濯をするということが
中心ですが あくまでも綿素材を基準にしています。

年配の方々などは浴衣で外を出歩くことに
抵抗がある方もいらっしゃるようですが。
(浴衣は下着 または室内着との認識ですね。)

若い人は浴衣も和服の一種とみなしているのでは
ないでしょうかねえ 若くないけど私もそうです。

浴衣が誕生した経緯やそこからの流れで
一般的だった考え方や扱い方も大切ですが
若い人達の感性と勢い(?)で
楽ししんじゃうおしゃれな衣装として
浴衣が長く愛されることもまた
いいような気がします。

ともあれ 来年も楽しめますように。
 
お読みいただきまして ありがとうございました。
 

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