ひな祭り ひな人形の飾り方 豪華段飾りで人間の居る場所がない?!

ひな人形段飾り

 

決して笑い事ではないのです。

少し前は 両家の祖父母が競うように
かわいい初孫のために たいそう立派な段飾りを
用意してくれることがあって お雛さまを飾ると
人間たちのいる所がないという
笑えない事態が 本当に起こったそうです。

若いパパとママの困った顔が目に浮かびますが
…で、どうしたかといいますと

それぞれの祖父母の家に飾ることにして
動くことのできる人間の方が
双方の家に出向いたとか…。

お祖父さんお祖母さんにとっては
大切な孫ですから… 気持ちはよくわかります。

さすがに 今はそういうことはなくなり
大人の話し合いで解決されているようですが。

年の大きい大人たちの気持ちを形にすると
ひな人形の豪華段飾りになっちゃうのです。
 

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ひな祭り ひな人形の飾り方 どう飾る? やっぱ我が家でしょ

できればスペースに見合った適度な大きさの
お雛さまにしたいですね。

最近では両親と両祖父母とで合議して
お祝いとして現金で受け取るケースが多いようです。

そして両親が自宅のスペースに合う
お雛さまを選ぶというパターン。

我が娘のお雛さまは
我が家にあった方がいいですもん。

んで この時、できればお供え物を乗せる台も
用意してしまうといいですよね。

雛壇はお雛さまを飾る場所で 基本的に
お供えする ひなあられとかひし餅など
置く場所がないと思った方がいいです。

飾り方を工夫して 雛壇にスペースを空けて
お供えするのも もちろんアリだと思います。

セットにある飾り物の隣に さりげなく置くとか。

ここで言うお供え物とは 私たち
生きた人間がお供えした後 お祝いとして
一緒に食べる物のことで お人形さんの
セットに入っている飾り物のことではないですよ。

ひな人形を買ったお店などに
聞いてみるのも方法でしょう。

予算とスペースにも相談してくださいね。

 

子供の成長とともにあるお雛さま

初節句など 赤ちゃんの時はともかく
成長と共にお友達が自宅に来ることもあるでしょう。

それにお雛さまというのは 飾る手間が
とても重要な意味を持つんですよ。

お母さんと一緒に 人形たちやお道具など
一つ一つ手に取って あれやこれやと
おしゃべりをしながら飾り付けをする
一連の作業が大切なのです。

お雛さまを飾り始めるのは ひな祭りの2週間くらい
前からがいいとされているようです。

細かいものも多いですし 慌ててバタバタ飾ると
大切な人形を傷つけてしまうかもしれません。
余裕を持って飾りつけをするようにしましょう。

お雛さまを飾る作業と 母と娘のおしゃべりは
暖かく穏やかな思い出として 二人の中に
降り積もっていくのです。

そのためにも お母さんはひな祭りの由来くらいは
知っておいた方が良さそうですね。

それから これはよくご存知かと思いますが
ひな祭りが済んだら 出来るだけ早く片付けましょう。

仕舞うのは出来れば晴れた日にするといいかな。

お人形さんたちの衣装や髪は正絹だったりするので
なるべく湿気を飛ばして 仕舞った方がいいです。

虫よけももちろんですが 除湿もお忘れなく。

両親、両祖父母の思いが込められた人形ですので
長く大切にしてあげてください。

人と人ばかりでなく 物との出会いも
人生を豊かにする大切な要素の一つです。

 

ひな祭り ひな人形はどう飾る?実はケース入り

どうしても雛壇を置くスペースが確保できない!

仕舞った後 置いておく場所がない!

都会にお住いだと あるあるでしょう。
でも娘にはお雛さまを飾ってあげたい。

親王飾りや5人飾りなど お人形は小ぶりに
なりますが 親心に応えるケース入りの
お雛さまもありますね。

こちらならケースを置けるスペースで
済みますし ミニチュア感がたまりません。

もちろん大きなケース飾りだっていいんです。
ただ私はミニチュアが好きなものですから…。

小さく精巧に作られたものを見ると
ワクワクが止まらないのです。

それにケースに入っているというのは
埃を気にしなくていいですね。

人間の居住スペースはどうしても埃が立ちます。

繊細なひな人形を長い時間飾っておくのは
私の部屋は ダメです。

個人的にはケースに入っているなら
通年で飾っておきたいと思っているくらいです。

おっと それはルール違反でしたな。

ともあれケースに収まっているお雛さまも
とても魅力的だということです。

 

豪華な段飾りやケース入りもいいけれど

さらにひな祭りを華やかに演出する方法として
吊るし雛という手法もあります。

いろいろな布の端切れで 人形や小物を作って
吊るす飾りですけれども これなら
和風のインテリアとして通用しますね。

スペースもほとんど要りません。
しかも手作りできちゃいます。

自分で作れるということは 何もかも自分で
コントロールできるということ。

気分次第で 色味を変えたり 季節ごとに
人形を入れ替えたり 楽しめそうです。

もちろん娘と一緒にあれこれやるのも
この上なく楽しいでしょう。

素朴さを感じるのは 手作りできるという
身近さでもあるのですね。

お雛さまは豪華な段飾りから 素朴で愛らしい
吊るし雛まで様々なニーズにお応えしています。(笑)

娘がやがて母になり 自分がしてもらったように
我が娘にも伝えていく… それが
連綿と続いて 今があります。

女の子の健やかな成長と幸せを祈るひな祭りが
続いて来た理由は この辺りにありそうですね。

女の子が幸せでない社会は 誰も幸せではない
私はそんな風に思います。

それからもう一つ 大切なことがありました。
飾り方の問題ではないということも
付け加えておくことにします。

人の思いが形になったひな人形やひな祭りを
どう受け止め どう伝えていくかも
大切なことだと思います。

 
お読みいただきまして ありがとうございました。

 

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