「父の日」についてのうんちくを… 由来や花シンボルカラーなど

父の日

 

「父の日」もここ最近は だいぶしっかりと
定着してきたように思えます。

というのも私が子供の頃は「父の日」は
あまり有名ではなかったような覚えが…。

「母の日」の方がかなり優勢な感じもしますが
(個人の感想です。)お父さんもがんばってるし
この日ばかりは 素直に感謝を受けて
いいのではないでしょうか。

みんな ちゃんとわかっているけれど
照れくさいですからね
面と向かって口に出しにくいんですよ。

そこでふと思うのは「父の日」の由来というか
なんでできたんだろう?という素朴な疑問。

まあ…およその見当はつくんですけど
でも想像ではなく やはりちゃんと
知っておきましょう。

知識は無駄にはなりませんから。
 

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「父の日」の由来ってどんなこと?

先ほどのおよその見当ですけどもその通りです。

「母の日」があるなら「父の日」があってもいい
というか「父の日」も作りたいと思って
行動に出たある米国人女性の発案でした。

ソノラさんという方ですが
彼女は6人兄弟で 南北戦争に従軍した後
復員したお父さんに男手一つで育てられたそう。

もっとも戦争中はお母さんが一人で子供たちを
守ってきたのですが お父さんの復員と
入れ替わるように亡くなってしまったそうな。

男性一人で子育てはたいへんだったでしょうね。
ソノラさんはお父さんをとても尊敬していましたし
大好きでした。

1909年の5月「母の日」の集会に出席していて
ふと「なぜ母の日があるのに父の日はないのか」と
思ったのがきっかけだった模様。

で、牧師さんなどに「父の日」の提唱を始めました。

そして翌年6月の第3日曜日に記念すべき一回目の
「父の日」を祝う集会が開かれました。

本当はソノラさんのお父さんの誕生日にあたる
6月5日にしたかったらしいのですが

準備が間に合わなかったとかで
第3週にずれ込んでしまったみたいです。
これが「父の日」の誕生エピソードです。

…ということはもしもソノラさんのお父さんの
誕生月が6月でなかったら「父の日」も
他の月だったかもしれませんね。

「母の日」も似たようなもんですけど。
ですが「父の日」は思いの外苦難の道を歩みます。

なぜか「母の日」ほど盛り上がらなくて
正式に祝日の認定を受けたのは60年も経った
1972年だったんだって!(◎艸◎;)

本国のアメリカでさえそうだったんだから
日本にだって入ってきてたと思うけども
盛り上がりに欠けて 誰も知らなかったんだね。

 

「父の日」の花やシンボルカラーは?

ソノラさんが「父の日」の提唱を始めた時
やっぱりシンボル的な花がありました。

時節柄バラだったらしいのですが 色は健在なら赤
亡くなっていれば白だったようです。

「母の日」のカーネーションと一緒ですね。
花の種類は受け継がれているといえます。

今日 日本では「父の日」の花は黄色いバラが
一般的になっています。

先駆けとなって「父の日」を普及させたのは
日本メンズファッション協会というみなさんで
「日本ファーザーズ・デイ委員会」を設立しました。
これが1981年のことです。(わりと最近ね…)

欧州の方では 黄色には「身を守る」とか
「愛する人の無事を願う」意味があるですと。

そのあたりから引っ張ってきてシンボルカラーを
「黄色」に設定したみたいです。

設立の翌年1982年から
「父の日黄色いリボンキャンペーン」を張り
「イエローリボン・ベスト・ファーザー賞」を
設けて盛り上げを図り 現在に至ります。

このところ花については黄色いバラばかりでなく
黄色つながりかヒマワリとか ゆりなどを
贈る人が増えているようです。

「黄色いリボン」を「父の日」のシンボルとして
使えば 花の種類や色は好きなのにしちゃえ!かな。
よかったねえ 花がたくさんある季節で。

「父の日」も「母の日」も 見落としがちな
一番身近な存在のありがたさを あらためて
思い起こさせるという意味では重要ですね。

そういう日をあらためて設けて 思いを致すこと
そこが大切なんですね。

 

ともあれ お父さんありがとうを伝えよう!

日ごろは なかなか素直に感謝を表せないと
いう人は少なくないでしょう。

そしてそれは発祥の地米国でも日本でも
同じようなもんだったのでしょうね。

だから「父の日」はなかなか定着しなかった
のではないかと 想像します。

でもだからこそこのイベントにのっかって
日ごろ言えない感謝の気持ちを伝えましょう。

今 自分があるのは お父さんがいたからこそ。
だまって家族を支え続けてくれている
お父さんに直接 感謝を伝えるチャンスです。

お父さんという存在は社会にとっても
たいへん重要で すべての分野において
物事が前に進む原動力となってくれています。

お父さん方も「父の日」のイベントには
のっかって 素直に感謝を受け取って下さい。

 
お読みいただきまして ありがとうございました。

 

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