今日 7月 1日は富士山の山開き

富士山 山開き 祝日・記念日、○○の日

 
富士山 山開き
 
今日 7月 1日は富士山の
山開きの日~と思っていましたが

実はいくつも登山ルートがある
富士山では 今月の10日に
山開きをする登山口もあるのだそうです。

今日 7月 1日が山開きになるのは 
吉田口になるそうですので

富士山に登るぜと計画されている方は 
必ず事前に確認をなさってください。

…なあんて素人で登山はしない私に
言われたくないでしょうね。

私の場合は 山というものは
遠くから眺めるものだと思って

生きて参りましたので 
登りたいと思ったことがありません。

見るだけで十分です、はい。
 

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高い所へは行かれない体質

 
ずっと以前にお話ししましたとおり 

学校行事でむりやり登山に
連れて行かれたのが最初で最後で 
金輪際お断り申し上げます。

苦労して登るにつれ体調が悪化した
遠い記憶は 山の神さまに
お前は来るんじゃないと
言われているような気がしました。

残念ながら登山は私の体質に
合わないことが判明していますので。

比較的高めの標高で育ったわりには
高地に向いていないんですね。

環境の厳しい高地と 標高が高めの
場所では意味が全然違うのです。

どっちも山じゃんとか 言わないで下さい。

富士山のように高い所は涼しくて
いいなと思うのですが

あの荒涼とした風景は涼しいという
表現は正しくないですよね。

草木も生えない過酷な環境なんですから。

遠くから眺める富士のお姿は
何所から見てもこの上なく美しいけれど 

実際には草も生えない…
つまり生き物を寄せ付けない場所なのです。

だいたい標高2000mくらいを
絶界といって植生が変わります。

大きな木々は育たないので
寒さに強い低木ばかりになるのですね。

それ以上高い所になると草しかない
状態になって いつしか石や岩だけの

月?火星?小惑星?みたいな
荒涼とした風景にかわります。

上に行くほど生きたモノから
隔絶されていくのです。

なんだか別世界と接しているような
気がしないでもないですが

そういう過酷な場所を目指し 
わざわざ苦労して登るのは

もしかすると究極の自分との
対話をするためなのでしょうか…?

生を寄せ付けない圧倒的にして
絶対の大自然と小さな自分との対比というか

他では感じられない自分を認識するというか…
上手く表現できないのですが。

クライマーズ・ハイとか
ランナーズ・ハイとか言われますけれど

意識を失いかけるほどの苦しさを
乗り越えた先の快感を味わいたい…とか。

私のようなヘタレの性格では 
そこまで行く前にヘタレてしまうので

辛いとか苦しいとしか
思えないのかもしれないですね。

苦しいのはご免だし 
高い所は怖くてもっと嫌です。
 
 

安全第一で 楽しい登山をなさって下さい

 
富士山はもちろんのこと 
3000m級の山々は 確かに美しいです。

頂上からの眺めは 何にも
替えられない登頂者だけのものです。

辛さや苦しさを耐え 
そこに行き着いた者にだけ
見ることを許された風景です。

美しいものに惹きつけられる気持ちは 
よーーく分かりますけれど

山が美しいのは 人間を寄せ付けないから
ではないかと常々思っています。

もしも地球上から人間だけが消えたら…

さぞ素晴らしい世界になるだろうと
思うのですが…おっと 
つい調子づいて毒を吐いてしまいました。

相手はむき出しの大自然ですので 
人を意識してくれませんから

くれぐれも無理をしないで 
経験と体力にあった登山をして下さい。

特に体力の過大評価は命取りですので 
途中で引き返す勇気を持って下さい。

大自然対自分ですから 自分を守るのは
自分しかいないわけで 誰も助けてくれないと
覚悟する必要があると思います。

古来 鳥も通わぬ高山は
修業・苦行を積む場所でした。

神や仏と人間である自分が
直接向き合う場として 
神聖視されてきたのです。

命あるものは自分しかいないような場所に
あえて身を置くことで 何かを
会得するとか魂の高みを望むような人しか 
赴かない場所でした。

なんだか どえらく「俗化」して
しまった感じが否めません。 

ともあれ自然は助けてくれないという
覚悟のない人は山には入らないでほしいですね。

テーマパークなどとは違うので 
気楽に遊びに行くような場所ではないと。

俗化が止まりませんけれど 
かけがえのない山の自然環境を守るためには 

勇気を持って入山規制や 山に入る前に
保険金(万一の救助費用)を預ける制度を
整えるなどした方がいいと思うのですが…。

せめて自分で自分を助ける手段として 
先に保険金を預けてもらうのです。

自然が人間を助けてくれることは
ありませんからねえ。

お金と引き換えに専用のGPS発信機を
持って行ってもらうとか。

もちろん無事に下山出来たら 入山時の
顔認証システムで本人確認の上

お預かりした保険金はGPS発信機と
引き換えにお返しすればいいのです。

文明の利器はどんどん利用しなくちゃ。

電源? 草原や砂漠の国へ持ち運べる
サイズの太陽光パネルをODAで
支援してたと思うのですが… 

山にべたべた設置するほど
要らないと思いますよ。

ハイキングのような気分で 
体力が落ちているのに

3000m級の山に登るのは
遠慮してもらうように持って行くしかないと。

いつも思うのですが 山の魅力を
伝える番組って 登る時ばっかりで
どうして下山風景はないのでしょうね?

ともあれ お足下に注意してお楽しみ下さい。
 
お読みいただきまして ありがとうございました。
 

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