「ジューンブライド」は幸せになれるってその由来はどこから来たの?

ジューンブライド

 

昔々 聞いた覚えがあったけど…。

たしか6月の守護神が結婚とか出産など
女性の味方なので 6月に結婚すると
花嫁は祝福を受けて 幸せになれるとか。

んじゃあ その守護神って誰なのよ?と
思ったらローマ神話の神さまたちだって。

ローマ神話って…基本的にキリスト教に
改宗する前のローマ帝国での信仰で
その大本はギリシャ神話なんだよね。

古代ギリシャの文物は欧州文化の源泉だし
2000年ほど前のローマ帝国だって
その片鱗に触れていたわけで。

古い時代に信仰されていた神々の祝福が
ジンクスになって今に息づいているんだねえ。

日本に持ち込んだのは もうちょっと生臭い
事情みたいだけどねえ…。ぷぷぷ…

今となっては市民権を得たようなので
結果オーライということで。
 

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「ジューンブライド」は幸せになれるの由来

「ジューンブライド」の由来には
守護神の祝福があるから説
農作業が一段落して結婚のシーズンだから説
所説あるそうですね。

まあ私は冒頭でも言ったように神話からの
ジンクスだと思っていますけどね。

6月の守護神は英語の呼び名の通りジューンで
これはローマ神話のJUNO(ジュノー)から
きているそうですな。

さらにジュノーはギリシャ神話だとヘラです。
あのゼウスの奥さんですよ。

…あれえ ギリシャ神話からローマへ移動したら
キャラチェンジしてませんかあ ヘラさん。
決して優しい女神ではない…はずなんだけど。

浮気者のゼウスの相手にまで手厳しい制裁を
かけまくっていた印象しかないんですが…。

まあ家庭を守りたい一心だったというか
厳しく正しさを求めるタイプなのかも…。

どういった面を強調して見るかで 人物像も
ずいぶん変わりますから いいんですけど。

確かにオリンポスの女王たるジュノーの
祝福を受けたら 幸せになれそうではあります。
神々のボスを尻に敷いている奥方さまなので…。

昔々…といっても今だってそうでしょうけど
農作業というのは時期があります。

高緯度で冷涼な気候の欧州では3月から
5月にかけて農繁期なんだそうで この間は
結婚してはいけない決まりだったそう。

で、気候もよくなる6月は結婚も解禁!

時期も気候もみんながこぞってお祝いしてくれる
6月に式を挙げれば花嫁も幸せになれるだろうと。

月の数え方も野良仕事の始まりから数えたので
3月はじまりだったんだそうです。

野良仕事のできない冬の時期は数えないとか
私よりか雑な発想で驚きますけど。

ジュリアス・シーザーがユリウス暦を
考案したころには12か月になったのでは
ないかと思いますけどね。

ともあれ6月の守護神はジュノーに割り当てられ
いい季節と相まって花嫁が幸せになれると
女神の祝福だとみんなが思ったのだろうなと。

 

「ジューンブライド」にあやかりたかった業界

そんな「ジューンブライド」のエピソードで
挙式が減る傾向の6月をなんとかしたいと
思ったのは 日本のブライダル事業関連の方々。

結婚式に限らず イベントは晴天の方がいい。

主催者もゲストも裏方さんもすべてにおいて
晴天の方が都合がいいですよね。

梅雨の季節にあたる6月は天気が良くないことが
多いので 招待する側もゲストに気兼ねするし
どうしても敬遠されがちなのです。
結婚式はその最たるものでしょう。

そこへ6月に結婚する花嫁は幸せになれる…
なんて話を聞いたら これはあやかるしかないと
思っても無理からぬ話ですね。

ややもするとわざとらしさすら感じて
穿った見方をする人だって出てきそうです。

欧州においては 信仰は後に上書きされて
変わってしまいましたが 古い信仰に基づいた
ジンクスは生き残り 語り継がれました。

慶事ですので人々の心の中に残ったのでしょうし
欧州の気候も手伝って6月の婚礼が多いのも
事実なのでしょうね。

日本では 気候はどうにもならず残念ですが
宣伝の甲斐あって「ジューンブライド」は
よく知られるようになりました。

幸せは歩いて来ないので 誰もが探して歩きます。

その伴侶を得た花嫁は6月でなくても
きっと幸せになれるはずです。

業界も 式次第のプランに6月ならではの
イベントを盛り込んだり 予算的に勉強するなど
いろいろ努力をしています。

 

「ジューンブライド」も他の月の花嫁も

「ジューンブライド」の由来は 欧州の生活に密着した
信仰とジンクス ゲン担ぎみたいなもんです。

結婚という人生の門出を迎えた若いカップルの
行く先に幸多かれと祈るのは国が違えどみな同じ。

欧州においては6月が気候もいいということで
神の祝福も多いと思われたのでしょう。

他の月の花嫁だってちゃんと幸せになれます。
…というより幸せは自分次第ですから。

他人同士が出会い 絆を深め愛を育む そして
新しい家庭を築いていく どれをとっても

誰か人がやることではなく新郎新婦がお互いに
努力し合って築き上げていくものです。

結婚式は親族や大勢のゲストの前で
私たちこれから二人でやっていきます!と
宣言するセレモニーで スタートです。

幸多かれとお祈りしております。

 
お読みいただきまして ありがとうございました。

 

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