8月 2日七十二候 大雨時行(たいうときどきふる)

大雨時行(たいうときどきふる) 暦・季節

 
大雨時行(たいうときどきふる)
 
今日は七十二候の大雨時行
(たいうときどきふる)に当たります。

そうですね、突然の大雨
夕立も盛んになるころです。

何度も言いますが
夏雲と青い空の美しい時期ですね。

そして夕立というには ずいぶん
早い時間からごろごろと
始まることも多いです。

私の知る限りですが この傾向って
最近多くなったような…。

私の子供のころは 本当に夕方ごろから
雷雨になることが多かった気が…。

というのも楽しみにしていたテレビ番組などが
雷が近いために停電したりして
見れなくなった記憶があるのです。

楽しみにしていた番組ほど見れなくなって
本当に悲しかった… だからこんなに
時間が経っても しつこく覚えているんだわ。
 

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暑さも雨も凶暴になってきた

 
もちろん昼間に雷雨が来ることもありましたが…
圧倒的に夕方ごろから夜に
多かったような気がするのですよ。
だって夕立というくらいですからね。

気温が異常に高いと感じる今日このごろですから
雷雨の傾向だって変わってくるのは
当然なのかもしれませんが。

加えて雷のパワーというか
音が大きくなったような気もします。

近いだけなのかもしれないけれど
雷の音というのは衝撃波ですので
当然近ければ大きな音に
聞こえるはずですが…それにしても…。

雨の降り方もすごいことになってますよね、
それこそバケツをひっくり返したような

猛烈な雨が 一気に降ってしまうというか
短時間に狭い範囲でどおーっと降るというか…。

雨の降り方に恐怖を感じるなんて
ことなかったんですけど。

季節が進みますと少しずつですが
北の方から冷たい空気が上空に
やってくる回数が増えるのだと思います。

この時期 強烈な太陽の熱で温められた
地表付近の暖かい空気が軽くなって
勢いよく高く登って行きます。

冷たい空気と出会うと
両者は 仲良くそこに共存できないので
大気の状態が不安定に。

見ている分には美しくて 形が面白く
変化する入道雲がむくむくと発達。

入道雲には独特の美しさがあって
見始めるとやめられなくなります。

つややかな白さと対照的な暗さが
同居しているんですよね。

高さと奥行きのある圧倒的な存在感が
たまらなく好きなのです。

そのせいだと思うのですが ジブリ作品は
雲の描き方が大好きです。(背景かい)

実はあんな風に夏空が描けたらいいなあと
ずっと憧れているんです。

夏雲の写真を自分で撮るのも好きですし
ネット上で人様が撮った写真を
見せてもらうのも大好物なんですよ
みなさんすごく上手だし。

入道雲って 見てるとドキドキしません?
しますよね? ね?

…で、目が離せなくなるんです、
…私だけかなあ? σ(^.^)

理由は 全くわかりません
でも見つけると見つめ続けてしまうのです。

どこか悪いのでしょうか? ぷぷぷ…。
 
 

優しく降ってくだされ

 
ともあれ 最近の雷雨は「ゲリラ豪雨」なんて
呼び名をつけられるほど 本当に凶暴で
手に負えなくなってきました。

温度差が大きいほど 上昇気流も
激しくなるでしょうから

雲が大きく発達することになり
結果的に凶暴な豪雨になるという…

人間の活動の弊害がかなり直接的に
返ってきていますねえ。(←他人事)

雨は降り方ひとつでその様子が
一変しますから 有史以来「治水」が
人類の文明を磨いてきたと言っても
過言ではないのかなと。

生きて行く上で絶対に欠かすことが
できない水ですが 量の問題なのですね。

多過ぎる水の勢いは誰にも止められないので
一時期に一か所に集まらないように分散させて
「治水」するしかないのかもしれません。

降る雨は止められませんが
降水範囲の予測精度を上げることと

タンクを埋設するとか地下鉄やトンネル工事の
要領で 地下に大きな空洞を掘って
一時的に集めるとか

大量の水の力を分散させる方向で
治水を考えるべき時が
来ているのではないでしょうか。

そして濁流になって暴れる雨を ただ海に
流してしまっては もったいないです。

溜めておければ 有効活用できるように
なるかもしれませんし…。
妄想だけはムダに膨らむのですが…。

私たちにできることといったら
職場でも家庭でも一人一人が
万一に備えておくことくらいですが
雨はほどほどにお願いします。
 
お読みいただきまして ありがとうございました。
 

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