「冬至のゆず湯」、「冬至かぼちゃ」…食べ物がいいな

冬至のゆず湯

 

「冬至」にはゆず湯に入って
ゆっくりと温まり… あれれ?

もしかして一日遅れの話題だったりしますか?

でも「冬至」の当日にゆっくり書けなかったので
むりやりぶっこむぜ。

一年で最も昼間が短くなり そしてそうですよ、
今日から少しずつ日足が戻ってくるのです!

昔の中国の人達もそれに気が付いていて
「一陽来復」なんてとても前向きで
いい意味に捉えていますね。

何事もそうですが「至った」(頂点に達した)
後は その状態を維持するか
下降するかのどちらかなのです。

でも自然であれば また緩やかに戻っていく
回帰していくものなのです。

寒さも厳しく日も短い「冬至」ですけれど
それはまた暖かく力強く命輝く夏への
折り返し点でもあるわけですね。
 

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「冬至の○○」について

極めて個人的な話で恐縮ですが
我が家の場合 田舎の割には
南側のお家と隣接しているため

今の時期かなり太陽が上に来ないと
日当たりが若干よろしくない
という事情がありまして。

今日から日足が伸び始める転換点は
密かに心待ちにしているのです。

もう少し後ろか西側へ下がって
建てればよかったのに…。ぶすぶす…

え~お話を戻します。

イマドキですから スーパーに行けば
「ゆず」も売っていますし
入浴剤なるものも多種多様ですね。

私の住む地域は 乾燥した寒冷地ですので
柑橘類は絶対に育ちません。

そこら辺りから「ゆず」やら「みかん」
あるいは「橘」などの香りがするとか
全くなくてとても残念なのです。

ですから「冬至のゆず湯」をするなら
ぜひとも購入する必要があります。

まあ毎日やるわけではないですし
「節目」ということもありますから
昔からの冬の過ごし方として
やってみるのもよいと思います。

厄払いの意味もあるようですし
邪気を払う力があると信じられた
「ゆず」の香りをいっぱいに
浴びて身を清めましょう。

なんたって平安の昔から
香り高い柑橘は不老不死の
「常世の国」にあるとされたくらい
神聖視されていましたからね。

そこら辺に転がっている邪気なんて
ぽんぽん飛ばしてくれますよ。(笑)

そして日足が戻ってくることに
喜びとともに運を開きましょう。

「冬至のゆず湯」には血行を促進して
体を温める効果もあるそうですので
風邪をひかずに過ごせるとされていますね。

残り少ない今年を元気に そして新年も
健康で迎えたいものです。

三が日はアルコール漬けで 風邪のウイルスも
消毒しちゃうお宅が多いと思いますけどね。(笑)

 

「冬至かぼちゃ」はどうしてかぼちゃ…?

さて「冬至かぼちゃ」ですが
お恥ずかしいことに私 どうしてここで
かぼちゃが登場するのか その理由を
ちゃんと知りませんでした。

何でも「ん」がたくさんつくものを
いただいて 運を上げようという
謎のたくらみというか 願望のようです。

???かぼちゃのどこに「ん」が
ついとんねん?と思いましたよね?

「南瓜」と書いて「かぼちゃ」と読みますが
これを「なんきん」と読んだらしいのですよ、
ほら「ん」が二つもつきますね。

この「ん」集めが言葉遊びの神髄のようです。(◎o◎)

かぼちゃは夏の終わりに収穫されますが
取って放っておいても長持ちします。

収穫した直後よりも ある程度置いておいた方が
美味しくなるという特性から
重宝されたのではないでしょうか。

栄養もありますし 夏から冬まで
長い時間食べられます。

皮が硬くて切るのは大変ですが
冬の時期には貴重な緑黄色野菜ですね。

ただわざわざ漢字で書いて
「ん」を二つも入れるというこだわりが
あったことは知りませんでした。(^艸^)

言葉遊びが盛んだった江戸文化の名残でしょうか。

大切に受け継いでいかなくてはと思いました。

「ん」集めはともかく やっぱり「一陽来復」の
めでたさをみんなが理解し 来たるべき春に
思いをはせていたのでしょう。

江戸時代の一般の人々の教養の高さを
示すものでもあると思います。

私のうちでは「冬至」には決まって
「こんにゃく」が登場します。

適当に味付けをした炒め煮だったり
おでん風や煮物になることもありますが
とにかく「こんにゃく」をメインにいただきます。

年寄りが言うことには
「一年中に溜まったお腹の中の砂を
こんにゃくがからめとって
排出してくれる」のだそうです。
昔の人は 面白いことを考えるものですね。

まあこんにゃくは体にとてもいい食材ですので
積極的に摂りたいです。

 

「冬至の○○」で冬を乗り切る

きっと全国に様々ないわれを持って
伝承されている「冬至の○○」が
あるのだろうなと想像します。

太陽と地球の関係において「冬に至った」ので
その寒さをやり過ごす知恵と

日足が戻ってくる喜びに対する
人々の思いが形になって残っているのですね。

実際は年が明けてからの方が
「寒」の時期に入るので 体感的には
ずっと寒さが厳しくなるのですけれども…。
(´ε`;A

 
お読みいただきまして ありがとうございました。

 

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