二十四節気の「立夏」 夏の気配が近づくころ

立夏

 

毎年「立夏」は「子供の日」に
当たる昨日 5月 5日なのです。

先日も言いました通り 太陽暦は
小数点以下第4位まで入れます。

具体的に言うと小数点以下とは
「分、秒」を表すのです。

そんなわけで春分点を起点として
4年に1回およそ24時間に積算されるので
閏日を入れて調整していますが

長いスパンで見ると一定の周期または法則を以って
5日の年と6日の年と出てくるのです。

そんな点も自然のゆらぎというか
そんなものが図らずも ちゃんと入る結果に
なっているというのが 面白なあと。

もしかすると そういうゆらぎのようなものこそ
自然の成せる業なのかも。

それにしても天体の法則を計算で出すとか
星は好きだけど数字が弱い私には理解できん…。
 

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「立夏」風も夏の気配をまとって…

完全に真っ直ぐな直線とか
そういうものが 理論値でしか
ないという現状を考えると
もしかしたら自然なものには
「完全な」ものはないのかも…。

たぶん数学などは 自然のことを
何とか人間の理解できる形にしようと

天才たちが寄って集って
作り上げた学問だと思うのです。

ところが結果的に自然とは全く違う
それ自体独立した「完全な理論世界」を
構築してしまったという…

当初の目的から見ると
矛盾してるような気がするのは
間違いなく私が数学を 全く
理解していないからですけども…。

…まあ 私なんかは 自然を数式にするとか
大変だねえ程度の理解なので。(笑)

たとえば時間という概念は太陽を観察することで
考え出されたのだろうし そこから
数字も出て来たかもしれませんね。

朝に日が昇り 南天を通って
夕方 日が沈んで夜になる…。

この現象に規則性があることに
気が付いた人が 時間の概念の
最初の一歩に辿り着いたのだろうと。

恐らく最初は「年」の単位だったんだろうなと。

なぜなら春分点と秋分点における
昼間と夜の長さが同じになる現象は
中緯度帯でしか起こり得ないため

他の地域では 発見できないので
観察の対象にならないと思うからです。

どんな季節があったか想像もできないのですが
ある一定の周期で 全く同じ場所から

太陽が昇ってくることに
気が付いたんだと思うのです。

簡単に言っちゃいまいしたけど
途方もない時間がかかったことでしょう…。

いけない…また 話があさっての方向に
すっ飛んでしまいました。
えっと立夏でしたね。

まだ5月も初旬ですので 本当に「夏の気配」が
するかな?くらいですけれども

日差しは強くなるし 緑も日増しに濃くなるし
私たちよりも繊細な受信感覚を持っていたであろう
昔の人たちには びしびしと
感じられたのかもしれませんね。

ところで私 これまで自分の住む地域を
寒冷地だの寒さが厳しいだの
冬が長いだのと言って参りましたが
実はそれ褒め言葉だったんです。(え゛?)

本当は寒いよりも暑い方が苦手でして
このところ数年は続いている
殺人的な暑さには ほとほと閉口しています。

生まれ育ったこの寒冷地は乾燥気味なので
さわやかな夏が売りでしたが
無駄に暑くなった気がしてなりません。

ですので 本格的な夏は
あまりうれしくないのが本音なのです。

育った場所の気候に適応した
「寒冷地仕様」なものですから。(笑)

 

本当に暑い季節は苦手なので…

今のこの時期 5月くらいの暖かいけれど
暑くないというのが理想で これ以上
気温も湿度も上がってほしくないです。

植物たちがうれしそうに
生き生きしているのは知っていますし

もちろん農作物にも必要な暑さだと
わかってはいるのですけれど。

冬の寒さは気温が低くて 体が絞られるような
不自由さを感じるので それがほどけるような
気がする 暖かさへの渇望があるのですが

暑いのはいやだという
何ともわがままな発想でゴザイマス。

せめて今くらいの湿度で
ずっと推移したら 涼しい夏を過ごせて

秋の訪れも早く ゆっくり秋を
楽しめるかな…そして 冬も早い…あ?あり?

ちょっと違う方へ妄想が流れましたが
とにかく湿度が高いのは堪えるので

できるだけさわやかな夏にしといてもらいたい
というのが切なる願いです。

光が強いので 青く澄んだ空とか
白い雲や入道雲などとてもよく映えて
美しいですよね、そういうのは
ずっと見ていたいのですが…。

そうか…きれいな雲ができるには
ある程度空気中に湿り気が必要なんだ…。

なるほどうちの辺り 夏の時期
快晴が多いのはやっぱり湿度が低いのね。

周りの山には雨雲がかかるけれど
うちの方まで届いてくれないから
毎日水やりしなくちゃならなくて
…うわ またそういう季節が来るのかい。

ただ唯一の救いは 本当に
暑い時期がかなり短いということかな。

立夏に言うのもナンですが
立秋には本当に秋になるもんで。
どうか穏やかな夏になりますように。

 
お読みいただきまして ありがとうございました。

 

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