あれやこれや 似て非なるものを
思い浮かべては どうなのかな？を考える
ほぼシリーズになっちまってます。
今日は台風について取り上げようと思います。
我が国 日本には毎年もれなく襲来する
台風はエネルギーが大き過ぎて厄介です。
個々の力が大きいのは 発生する場所が
巨大な水たまりのせいなんじゃないかと
思ったりもするのですが。
広すぎて 邪魔するものが何もないので
思いっきり巨大化するというか…。
（あまり正しくない妄想です。）
海はよく見ると一続きの巨大な水たまりで
点在する島々や取り囲む陸地に向けて
風の向くまま 勝手気ままにやってきて
人間に迷惑をかけまくります。
あのエネルギー 何かに使えないかな…？
そういえば…台風とタイフーン どうして
発音が似ているんだろう？
台風 タイフーン ハリケーンの違い
日本語の台風という言い方は たぶん中国から
来ているんじゃないかなあ？（想像です）
古い日本の言葉では「野分（のわけ）」なんて
言い方がありますが…台風の危機感がない…。
中国の言葉から発生しているとすれば
タイフーンという言い方もそこらへんかなあ。
「大風」と書いてタイフーンと読んだらしいけど。
日本やフィリピンなど太平洋のへりにあたる国は
台風の通り道で わざわざ寄ってくるよね。
日本では発生する熱帯性低気圧のうち
太平洋北西部や南シナ海などで発生して
最大風速３４ノット以上のものを
「台風」と呼びます。
ノットは船舶関係の単位ですけども
１ノットは１時間に１．８５２ｋｍ進む速度です。
３４ノットというと 時速およそ６３ｋｍで
結構な風速ですぞ。
んで この「台風」がもしも 無事に日付変更線を
東の方に越えると「ハリケーン」となります。
厳密には「ハリケーン」と呼ぶものの定義は
世界基準が採用されています。
熱帯低気圧のうち、太平洋北東部 北中部
そして北米大陸の向こう側 大西洋の北部、
大西洋南部などで発生して
最大風速６４ノット以上のものをいいます。
屁理屈をこねると 太平洋の北東や北に熱帯なぞ
存在しないので 熱帯低気圧たり得ないと
思うんだけど…ねえ…。
南にはハワイもあるし まあいいか。
風速が６４ノットってのも 凄いですな。
こんな感じで 台風とタイフーンは言い方の差
ハリケーンは少し定義に差があるけれど 主に
北米大陸の細～くなってる辺りの台風の名称です。
赤道付近より北の場所で発生するので 左巻き。
巨大な雲の渦巻きになって その時にある高気圧の
へりをよたよたと風に流されるのです。
ではサイクロンてどう違うの
もうひとつ台風の呼び名で「サイクロン」と
いうのがあります。
掃除機も同じ名前ですけど ゴミを渦巻状に
いたぶる様子がサイクロンなんですよ。
で サイクロンは主にインド洋とか
赤道を南に越えた オセアニア地域での
熱帯性手気圧の呼び方ですな。
地球の自転の影響らしいんですけど
南半球の台風は右巻きなんですね。
左巻きとか右巻きとか デジタル時代の人には
分かりにくいかもしれませんね。
長針と短針と文字盤のある機械時計を
思い浮かべてください。
真ん中に１２があって すぐ右から１ ２ ３と
丸く文字が並び ６が１２と向き合います。
この文字の通りに進む方向を時計回りと言い
反対に１１の方へ進むのを反時計回りと言います。
１２から右に回るので右巻き 反対は左巻き。
ちなみに時計回りは 地球の自転方向でもあります。
そしてね ごめんなさい。
力学は難しくて とても太刀打ちできないので
詳しいことを知りたい方は「コリオリの力」
などと検索してみてください。
Wikiを見たら ものすごい数式がどわーっと
出てきて 私の脳が劇症の拒絶反応による
機能停止に陥りました。
…ひとつだけ…コリオリは人の名前です。
ともあれ台風でもハリケーンでもサイクロンでも
その凄まじい破壊力で人類を悩ませてきた
困ったちゃんです。
まあ…ざっくり言うと 言葉が違うのと同じ
島々や沿岸部に居住してきた人間は 大昔から
台風の被害に遭って来たでしょう。
だから それぞれの人間が使う言葉で
言い表してきたのだと思います。
なので どうして言い方が違う？なんてのは
どうして英語と日本語は違う？と聞くのと同じ。
どう呼ぼうと自然の猛威であることには
変わりはなく 危険なだけです。
台風発生のニュースが流れたら 規模とコースに
注意しながら チェックを続けましょう。
自分にできる減災を心がけるべきです。
印象としては年々 威力が増しているような
気がしますので。
お読みいただきまして ありがとうございました。
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