気象と気候の違いは何だろう?ついでに天気と天候の違いも 考えてみる

気象/気候 天気/天候 違いシリーズ

 
気象/気候 天気/天候
 
はたして両者にはどんな違いがあるのか?

知ってても知らなくても 生きていくのに
支障はないのですけれど。

でも気になりだすと頭から離れないので
早めに片付ける方向で動くことが多いです。

単に用法の違いとか 慣習で…ということも
あるかもしれません。

仮にそこに落ち着くことになるとしても
やっぱり知らないと辿り着けませんよね。

あれ?と思ったことは できるだけ早く
そのあれ?を解決してすっきりしたいです。

身近な事柄なので 普通に口にするのですが
実は違いがはっきりわからないってこと
少なくないと思うのです。

気が付くとシリーズになって
いたりしますけど… いってみます?
 

スポンサードリンク

 

気象と気候の違いってなに?

 
使われている字が違うってことは 全く同じでは
ないということだと 認識しているんですが。

気象というのは この地球における
大気の状態やその大気中でおこる
あらゆる現象のことを指すんですな。

その結果が天気になるですわ。

大気があることで起きる現象のこと全般で
温度や水蒸気の状態とか 気圧の変化や雨や風
様々な「状態」のことです。

ざっくり言って 地球規模の話とか
惑星などの話題でもない限り
気象という大きなくくりは出てこないでしょうね。
学術的な表現だったりするので。

んで 気候というのはある時期やある場所
地域など 特定の範囲内に関わってくる
現象のことを指すのです。

時間的に地理的に その地域の特徴的に起こる現象を
指すのが気候とも言えるでしょう。
季節もそれに入ります。

地球は大きいし 23度傾いて自転してるし
分厚い大気の層を持っています。

巨大な水たまり海もありますし 8000mを
超える大山脈など地表の様子が多岐に渡りますね。

常に変化していて 地域差がものすごく大きい。

たぶんこういう差を生み出しているものの
原因の多くが 気象現象なんだろうなと。

ともあれ気象と気候の違いはかなり大きいと
いうことがわかりました。

関連が深いので似たような字を使いますけど
同じことを言い換えてるだけではなかったのです。

これですっきりしました。
 
 

だったら天気と天候の違いはなに?

 
ついでだから やっぱり字面も似ている
天気と天候の違いも考えてみます。

こちらは ちょっと限定的な印象ですね。

天気というのは 数時間から数日間の気象状態を
指す言葉で 結果も表します。
「昨日の天気は晴れたり曇ったりの…」みたいな。

天候というのは、天気よりももうちょっと長くて
一週間とか一ヶ月など わりと短めの期間の
気象状態を指しています。

気象庁では5日から一ヶ月程度の平均的な
お天気の状態としているそうです。
「この時期の天候は 荒れ模様の日が多く…」など。

細かいことを言えば 一週間だと「天候」なのね。

あ…うちのローカルニュースの天気予報では
「週間予報」って言ってる気がする。
いいんです!意味はわかりますんで。はい。

それと天気と天候という言葉には 用法というか
言葉としての使われ方に 若干の違いがあるですね。

天気と言った場合と 天候と言った場合では
印象が違うというか…。

天候の方がやや硬いというか 改まった感じが
しませんかねえ…私だけかな。

天気は日常的に使う言葉で とても一般的。
友人や近所の人などに「今日はいい天気だね」
「天気 よくなってよかったね」など。

敬語を使う相手だったり 公式な場での発言で
使われることが 多いような気がするです。

「そちらの天候はいかがですか?」とか
「天候に関わりなく 確実に行います。」みたいな。

言っていることは同じなんだけど 少しだけ
印象が違うんですよね。こんなところでしょうか。
 
 

細かいことは…いいんじゃない

 
…と言いたくなるようなことでも
こだわると 結構面白いものが見えてきたりして。

よく見ると違う「気象 気候 天気 天候」。

大気中で起こる現象 全般を指す 気象
その中の 地域や期間などで特徴を捉えた 気候
5日から一か月くらいを 平均的に見た 天候
とても身近な空模様のこと 天気。

言われてみれば そうかもしれない…
その程度なんですけどね。

厳密にどうこうじゃないので 気持ちは
楽~に持っていただいて。

何が違うんだろうなあと思ったことを
ちょっと追いかけてみただけなので。

でも知るとちょっとだけ 得した気分に
なれますよね?ね?
 
お読みいただきまして ありがとうございました。
 

スポンサードリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました