にわか雨と通り雨の違いって何?あと雨って呼び方がとても たくさんあるよね

にわか雨 通り雨 違いシリーズ

 
にわか雨 通り雨
 
にわか雨と通り雨…う~ん…何が違うのかな?

私は基本的に言葉が違うってことは 何か
意味や理由があって変わったと思っています。

だからにわか雨も通り雨も きっと何か
違いがあるに違いないと ニワカに興味を
掻き立てられました。

言葉のアヤというか 表現者が好んで使うだけ
あるいはそんなに深い意味はなかったりして…
というそこはかとない不安はありますが。(笑)

以前降水量と降雨量の違いを取り上げましたが
思わずシリーズになっちゃいましたね。

個人的には分からないとか知らないとかを
そのままにしておくのが好きではないので

やれる限りという 限定つきではありますが
勝手にあれこれ調べっちまいます。
 

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にわか雨と通り雨の違いとは?

 
どちらも日本語ですけれども 通り雨という
言葉は 気象庁が使うような気象用語には
ないのだそうです。

何か明確には決められていないみたいですね。

気象用語には にわか雨としゅう雨があって
にわか雨…「降水が地域的に散発する一過性の雨」
しゅう雨…「対流性の雲から降る雨」と
正式に決められているのです。

…ということは 私たちがこのにわか雨やら
しゅう雨やらをさして「通り雨」と表現してる

というか 専門家の人たちが使わない言葉だけど
使っちゃってるみたいな感じです。

専門家の人たちは空を見上げて 雲の様子から
観察しますので ある程度雨になりそうだ…と
予測できるんですよね。

専門家から見ると にわか雨とかしゅう雨だけど
急に降ってきて あっという間に
止んでしまう印象の雨って

素人感覚では 通り過ぎるように
降る雨に感じられて そんな表現が生まれて
きたんじゃないかなあと。

雲の様子で予測するのが仕事だし
プロの目から見ると
通り雨という表現は もしかすると
ちょっとやな感じなのかも…。(笑)

公には使いたくないのかもしれませんね。
(あくまでも私見に過ぎません 怒らないで。)

ということで にわか雨も通り雨も同じこと
と言えるのではないでしょうか。

どちらを使っても言いたいことは伝わるし
理解されるので 無問題(もうまんたい)!

言葉というのは定着して使われている状態こそ
生きているという証拠なので。

個人的には通り雨という言葉 風情のある
わりといい表現だと思います。
 
 

にわか雨や通り雨だけじゃない 雨たち

 
にわか雨と通り雨の違いはないということで
決着したけど まあ雨の名称の多いこと
全然読めないものも含めて あるわあるわ…。

面倒くさいので数えてないけど こんなにあって
一体 どう使い分けてるんだーーい?と
声を大にして聞きたい。

もしかすると 日本全国津々浦々から集めて
きたのかもしれませんね 天下の広辞苑だから。

あと 古い言葉もみんな入れてる感じ。

だから全然読めないし 意味というか
どんな状態の雨のことなんだか不明なんだわ。

なのでそういうのはやめといて 分かり易い
小雨 少雨 弱雨について考えました。

何をって 違いをです。
どう違うかっていうのをね。

まず一つ目の小雨(しょうう)ですけど
こちらは普通 こさめと読みます。

少しだけの雨のことですね。
その意味では弱雨(じゃくう)も近い意味です。

用法の違いで それぞれに
降り方の量として 少しだけの雨→小雨
降り方の強さとして 弱い雨→弱雨
こんな使い分けがされている気がします。

またもう一つの少雨(しょうう)の方ですが
こちらは「ある一定の期間に降った雨の量が
少ないこと」を示す言葉です。

”今年の梅雨は少雨傾向にある…”などのように
比較的長い期間をトータルで振り返った時に

前年や平年(直近の過去10年の平均値)の
同期間と比べて 雨が多かった… 少なかった…
というように使われます。

漢字を使っているおかげで その文字だけで
状態や状況を瞬時に把握できるのです。

それだけに用法や漢字の持つ意味を正しく
覚える必要もでてきますけどね。

ややもするとあれ?どっちだっけ?
これでよかったっけ?など 受け取る側の
理解力も試されることになります。
でも私は漢字が好き。
 
 

呼称としての雨 なんと多いことか

 
単に空から降ってくる水に対して
これだけ呼び名がある国って
そうそうない気がします。

気象区分でいうと 我が日本国は
温帯モンスーンという 温帯でも特に
雨が多い場所をさす名称をもらっています。

本当に 雨が多いんですね。
それだけ住んでいる人間の目に多く触れるし
よくも悪くも影響してきたということ。

水が豊かなのはありがたいですけども
災害列島になりつつあるので ほどほどに
しておいてもらいたいと思います。
 
お読みいただきまして ありがとうございました。
 

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