12月22日 二十四節気 「冬至」(とうじ)

冬至

 

また今年もこの日「冬至」を
迎えてしまいましたか…という感じです。

今年も押し詰まってきましたねえ。

やんわりとしか光をくれない太陽に
もう少し暖かさを下されえと
思わず仰ぎ見てしまいます。

部屋の中 比較的奥の方まで
入って来てくれるのはいいのですが
やはり力強さが少し足りないですねえ。

太陽そのものはいつも同じなのですが
こうも感じが違うと昔の人のみたいに
太陽が弱ってしまっているのではないかとか
本気で思ってしまいます。

でもそんなことをぶすぶす考えていないで
明日からはまた少しずつ日が長くなる方に
変わるのだと思うことにしましょう。

そうですとも また太陽の光に
少しずつ力が戻ってくるのです。
 

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「冬至」は法則がくれたもの

今日を過ごすこと 生きることは
当たり前ではないのですね。

生かしてもらっていると
思うだけでも全然違いますよ。

今日まで無事に過ごして来られたことに
感謝して あとわずかになった
今年をきちんと生きて行きましょう。

誰もが目の前のことをこなすので
いっぱいいっぱいですけれども

今日くらいは 人間が見つけた大きな
自然の摂理というか 太古から連綿と続く巡りに
想いを馳せてみるのも 一興かなと…。

考えてみると本当に不思議ですよねえ
星って一度回り始めたらそれが
ずっと ずうっと続いているんですよ?

人間はそれを
「慣性の法則」と名付けましたが

真空で摩擦がないので
反対方向の力が働かないというか
ずっと同じ運動を続けるんですね。

長い長い時間が経ちましたが
遅くもなりませんし 止まることもないです。
(多少のゆらぎはありますが。)

ずっと同じ運動を続けてきてくれている
そのおかげで 今の私たちがいる…

そんな大げさなことも
妄想してしまいます。(‘;’).。o○

時々 彗星とか隕石とか ぶっ飛んで
来ましたけれども それでも変わらない。

そういうのは地球に対して 非常に
小さいから助かっているのですが…。

つまらないことに感心すんなやと
言われそうですが 星などをぼけ~っと
眺めていますとね そういうことを
考えてしまうのですよ。

人様の研究成果ですけども
読ませてもらったりすると この地球とは
とんでもなく違う 恐ろしく過酷な星が
それこそ星の数ほどあるもんで
この地球の環境が本当に天国のように思えます。

たくさんの奇跡が重なって
生命が誕生したんだなあ…と。

そしてその得難い奇跡をしっかり掴み取って
強かに生き抜き 膨大な数の生命の仲間を
増やしてきた力の源は何なのかいなと…。

 

「冬至」が「冬至」になった

「春分点」「秋分点」のように
昼と夜の時間がちょうど同じになって
真東から真西に太陽が移動する日があるなら

それぞれの反対の日 つまり最も
日が長くなる「夏至」と 最も日が短くなる
「冬至」もあるのでは…呼称はともかく
そう気が付いた人がいたのかもしれません。

あるいは「春分点」を決めて
ちょうど半年後を「秋分」にして
さらにそれぞれをまた半分にして…という風に
決めたのかもしれませんね。

実際起点になる「春分点」は国や地域で
別の日付だったことがありました。

その頃それらの国などで 地球は丸いからとは
思っていなかったでしょうが それぞれの場所に
即した形で発展していったはずです。

イマドキは正確に計算で出しますけれど
昔は実測と時間をかけた観測で
作り上げていったわけですから。

それをカレンダーと呼び 暦と呼んだわけで
人類の歴史…というか
文明の夜明けなんですよねえ。

輝き続ける太陽が育んだ文明といえるでしょう。

変わることなく繰り返される
地球の運動が その表面に生まれた人類に
「発見」されたことで 今は世界で
共通のカレンダーになっていますね。
(もちろん違うカレンダーを
使っている人々も大勢いますが)

 

「冬至」の楽しみを繋げていく

今日の「冬至」は また新しい
サイクルに入ったんだなという認識で
日足の長さが戻るのを楽しみにしていきましょう。

そうそう忘れてはいけないのが
こういう節目の厄落としです。

「ゆず湯」とか「冬至かぼちゃ」など
各地で様々な風習や食べ物が伝わっているはず。

私のようにぼけっと考えるだけでなく
お腹にも覚えてもらいましょう。

それこそ手っ取り早いし 何よりも
脳で覚えるよりも確実なんだわ。

「ゆず湯」でゆっくり温まって
ビタミンたっぷりのかぼちゃをいただきましょう。

昔から言い習わして続いてきたことというのは
いいことがあるもんですよ。

風邪などひかないようにお過ごしください。

 
お読みいただきまして ありがとうございました。

 

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