二年参り 知らないデスカ?!うちの方だけで使う言葉だったの?

二年参り

 

二年参りって ご存知ですか?

大晦日の夜 今年のうちに神社へお参りして

日付をまたいで もう一度今度は「初詣で」として
お参りをすることです。

今年の分と新年の「二年」分ということで
二年参りと言われています。

子供のころに親から聞いていたので
そういうものだと思っていました。

でもこれって うちの方だけ…というか
全国的に行われていることじゃなかったんですね。

まあ…TVのニュース映像で見る初詣での人混みが
とんでもなくて いやでも二年参りに
なっちゃうよねえ…と思っていましたが…。

そういう意味とも違うということに
初めて気が付きました。
 

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二年参り知らないとか うそお!

二年参りって知らない人の方が多かったのね。

場所によっては 今年のうちに一度お参りして
一旦家に戻るなどして 日付が変わった後
あらためて お参りをするところもあるようです。

神社と距離が近くて お参りする人が
比較的少ないなら 可能なことですね。

とても丁寧な参拝の仕方だと思います。

うちの方は 一回で済ませちまえみたいな
かなり乱暴な発想なんじゃないかと
想像するのですが…私だけかも…。

すぐ近所のお宅が 毎年きちんと出かけていたし
ずっとどこでもそうしているものだと
思っていたのです。

大混雑する有名神社では必然的に二年参りに
なってしまうのだろうとさえ 思っていました。

でも二年参りという言葉を
知らない人がいるときいて

もしかして 私が勝手に思っていただけで
あれは「初詣で」の方だけだったのねと。

うちの辺りでは二年参りという言葉は単独で
お参りする神社は 各々別ですけれども
善光寺の二年参りはかなり有名です。

場所的に近くはないので行くことはできませんが
相当に混雑するようです。

二年参りという言葉が聞かれるのは長野県や
新潟県、群馬県、栃木県、福島県などです。
二年参りは日本中で行われていると
思ってた私って…。

 

二年参りの意味は そのまんまです

私が乱暴な発想ではないかと思うのは
出かける時は今年で 帰ってくる時は新年なので

やっぱ一度に済ませているんじゃないかと
疑いたくなってしまうのです。

本当に寒い寒い中 出かけて行きますので
丁寧に行ったり来たりできないし
正直…やりたくないですからねえ…。

もちろんいいと思うのです。

文字通り二年分のお参りということで。

神社はお礼を申し上げに行く所ですから。

今年一年のご加護にお礼を申し上げ
明けたら新年のごあいさつ、ということです。

ここ10年くらいは日付が変わるタイミングで
数発花火を打ち上げるようになりました。

正確にどこで打ち上げているか定かでは
ないのですが 二年参りに出かけている人たちに
日付が変わったことを知らせるためかな…。

真夜中の花火ですが ほんの一瞬のことですし
ああ年が明けたんだなあと 思うようになりました。

だいたいみんな夜更かしをしてますからね。

寒いですけど二年参りという形で
人が集まるのはそこで新年をお祝いしたい
そう思う人たちがいるからこそ
ずっと続いて来たのかもしれません。

一度に済ませちまえ…という発想かもしれないけど
その気持ちを続けることが重要なのです。

 

二年参りって全国区じゃなかったのね

普通 日本で迎える大晦日は冬なので
大変寒いわけですよね。

うちの辺りは 何度も話題にしている通り
乾燥した寒冷地ですので 非常に寒いです。

今年と新年と二年分お参りしたことに
なるんじゃなかろうかというのは
人間側の都合以外のなにものでもないですが

それでも八百万の神さまは 何もいわず
見守って下さっているのですね。

うちのような田舎だから可能なんですね。

お都会の身動きも出来ないほどの大混雑は
ありませんので ゆっくり時間をかけて
お参りできるのです。

ちょうど区切りの日だからこそ
二年分だと言い切ってしまう

いいのか悪いのか よくわかりませんが
今年のお礼と新年の喜びを伝えたい気持ちは
わかってもらえると思います。

 
お読みいただきまして ありがとうございました。

 

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