福利厚生で誕生日にプレゼントの花束が宅配で届いた!今は昔の物語

誕生日 花束 くらし

 
誕生日 花束
 
たぶん…総務の思い付きだろうと思うけど。
もう遠い昔のことだから 時効ということでバラします。

昔々日本が夢のような好景気に浮かれていたころ
たしか社員にアンケートが回って来て
福利厚生の一環として 何か望むものはなかいと
尋ねられたことがあったっけ…。

社員に訊くんかいと思ったのは内緒だけどね。

小さな会社だったのでできたことだろうと
思うのですが 結局その結果のアナウンスが
全くないまま もうすっかり忘れていました。

すると自分の誕生日になんと
花束が送られてきたのです。
ちきんとしたきれいな花束でしたねえ。

配達日指定で近所の花屋さんに頼んだものと推測。

とてもうれしかったので 出勤して総務の人には
お礼を言っておきました。

職場はほとんど女性で占められていたこともあり
概ね好評だったと記憶しています。
 

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福利厚生で誕生日にプレゼントの花束が…

 
福利厚生の捉え方は幅が広いというか
奥行きがあるというか こうだ!というものが
ない分 難しいところがありますね。

労使という関係性もあって なかなか手強いです。

昔の話をしましたが 誕生日のプレゼントは
予期しないほど びっくりしたりうれしかったりで
記憶に残ります。

会社からもらうとは思っていなかったので
驚きましたし 送り主の名前が社長だったので
二度びっくりでした。

たまたま本社と私が勤める工場とが
離れていたので こんな形を
取ったのかもしれません。

それにほとんど主婦の方々なので
社長が工場に来るタイミングで
仕事の後 そこら辺りへ
繰り出すということも簡単ではありません。

そんな事情なので 会社として
どんな態度を取ったら 福利厚生を
ちゃんと考えてるよと示せるか わりと
悩ましいところだったのではないでしょうか。

今なんてそういう「飲みニケーション」は
福利厚生なのか?
と言われちゃいそうですが 昔はそうだったの。

かなり境界があいまいだったので
みんなが何となくそう思ったり
感じたりしていればそうだったの。

田舎だからね。^^;
そういう時代だったともいえるでしょう。

福利厚生の一環として 社員旅行があったり
忘・新年会だの 歓送迎会だの
暑気払いだのと飲みニケーションが
とても盛んでしたし それが普通
当たり前だったのですね。

こんな形で仕事をする者同士の
和を図っていたのです。

それと同じレベルで個人の誕生日に
プレゼントをして会社は アナタ個人も
大切に思ってるよ…と
表明したかったんでしょうな。
みんな大人だから ちゃんと分かっていましたよ。
 
 

花束の宅配を受け取った人が驚いた

 
昭和の香りが社会全体に色濃く残る頃だったし
会社から社員の誕生日にプレゼントが届くなんて
他ではあまり聞かないことでしたね。

まして花束なんて かなり斬新ですよ。

田舎で花束を見かけるのは
…結婚式か お葬式か法事くらい。
あと…病院のお見舞いなどですかねえ…。

もちろん学校やお稽古事、新築や
開店祝いなどでは もっと頻繁に
あったとは思いますけども。

ただ土地柄で花畑や庭などに
花はありますけどね。
あえて花束にはしないかなあ…。

たくさん花が咲き過ぎて きれいなうちに
飾ってもらおうと 近所におすそ分けする時に
束にするくらいでしょうか。

ざっと新聞紙に包んで渡しちゃうことの方が
多かったんじゃないかなあ…。うちだけ?

とにかく宅配の荷物を受け取ったうちの親が
なんだこれは?状態でしたからね。

もしかすると花束を宅配で送れることに
驚いたかもしれない…。

会社から何のアナウンスもなかったので
私も初めはわけがわかりませんでした。

でも 贈り主の名前を見て…
あり?これってうちの社長だよね…?と。
親は何かの間違いじゃないのか…と心配しまくり。

で、しばらく考えて ああ誕生日なんで会社から
お祝いを送ってくれたんだろうなと。

まあ実はしばらく考えないと
自分で自分の誕生日を
忘れていたことは内緒なんですが。

本社にお礼の電話を入れたら
総務ではサプライズにしたいので
お礼はいいからと口止めされたですよ。

確かにサプライズの方がうれしいかも…。

どんな形にせよ 会社と社員の関係が
和やかなものなら会社の仕事もスムーズに進む…
そんな考えがほぼ全員にあった
少し前の時代のお話です。
 
 

花束はきれいだし うれしいね

 
特に女性の場合は花束をもらってうれしくない人は
あまりいないんじゃないかなと。

福利厚生としては微妙じゃないのか…
と思う人もいるかもしれませんが
まあそこは昔の話ということで。

今なら そこにかける分を
給料として払ってくり~っ!と
言われるかもしれませんね。

当時は お?ちょっと気の利いたことするじゃんと
思ったのですが やっぱりお金がかかることだし

浮かれ景気が下向く従って 3年ほどで
終了してしまって残念でしたけどね。

どうにもならないこともあったんですよ。
冬場に生まれた人は あまりいい
お花じゃなかったみたいで。^^;

寒いので花は長持ちするけど
花の種類が…という
小さな声がしていましたので。

個人宅に届くというのもポイントだと思います。
持って帰るのはわりと大変なので…。

モノとは違うものがいい!と言われれば
それまでなんですが…。

そんな時代も本当にあったんです…
昔話をお聞きいただきました。
 
お読みいただきまして ありがとうございました。
 

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