今日の行動は ほぼもれなく初の字がついてきます

初のつく日

 

新年も二日目を迎えました。

実質的に今日から少しずつ平日というか
日常が戻ってくる感じですね。

そして何をするにも 今年になって
初めて行うことが多いので
初○○とか○初め 何とか始め
なんて表現がつきます。

新しい年を迎えた喜びが
伝わってくる言葉の数々です。

例えばちょっと言い争いになったり
何かを忘れたり ちょっと失敗したり
これらもみんな 初○○で何となく
やんわりした感じに変わるような気がします。

普段なら角が立ったり 怒ったりするかも
しれませんが 「お正月だし…」とか

「新年早々…」とかで 穏やかに収まったり
収めたりしちゃうんですよね。
 

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お正月のおさらいになりますが…

あらためて日本のお正月は その年の年神さまと
一緒に新しい年を寿ぎ 新たな一歩を
踏み出すことを ずーっと
続けてきたのだとわかります。

毎年毎年 新しくリセットされ
この先も終わることなく延々と続いていく
こういうことをおめでたいと
みなでお祝いするのがお正月なのです。

人(お客)を迎えるのと同様に
年神さまをお迎えするのだから
家中をきれいに掃除して お迎えし

鎮座していただく神棚などを清める
ハレの日の特別なお料理を用意して

家族が集まり 共に新年をお祝いする
それがお正月であり 毎年絶えることなく
続いてきた本来の形ですね。

年末年始に当たる時期が冬であり
農作業などもほとんどないので
みなでゆっくり過ごすことが
できる時期でもあったのかなと。

恐らくは太陽や月の動きを観察して
暦を作り上げてきているので
そういうパターンで
落ち着いたのだろうと思います。

初詣では産土(うぶすな)の神さま
(生れた土地の神さま)のお社に詣でて

新年のお喜びと 健やかであることを
感謝申し上げるものです。

基本的に神社に詣でるということは
お礼を申し上げに行くのが主で 何か願い事を
するために行くことではありません。

もちろん神頼みはありますよ

ですが これは頼むのではなく
神さまとお約束をすると
考えた方がいいかもしれません。

 

願いも望みも 神さまとのお・や・く・そ・く

例えば 優勝したい 一等賞になりたい
合格したいなどの望みを
叶えるために努力しますので
ご加護をお願いします、みたいな。

そういうのが縮まって
「優勝できますように」とかになったのかも
しれませんけれど 自分で何とかしようと
努力しない人には神さまだって
手の貸しようがないじゃないですか。

自分の努力の部分は 端折ってしまったのかも
しれないし まるっきり頼ろうという
つもりなのかもしれませんが(こらこら…)

本来願掛けとは 自分の努力だけでは
どうにもならない部分を神さまに
お願いすることだったのではないかと思うのです。

初詣でで 今年一年が良い年になりますようにと
願掛けするのなら その願いを叶えたい
実現したいと思う人間の方でも
最大限努力することが
大前提としてある話なのではないかなと…。

例えばそれは 安全に けがのないように
という意味で 落ち着いてゆっくり行動するとか

交差点ではよく確認してから渡るとか

安全運転に徹するとか たぶん
そういうことでいいのではないでしょうか。

日本の神さまは 崇めろとか祈れとか
言うことを聞けとか おっしゃいません。

ただ黙って見守っていて下さるだけです。

恐らく 神さまに願いを立てることや
願いを聞いていただくことは
約束ということになり

神さまはその証のような
存在になって下さるのでしょう。

いつも見守っていただくということは
いつでもどこでもその約束が 自分の目の前に
ぶら下がっているような状態なのかなと。
…見えないけどね。

普通 望みを持つのも人間の方なので
望むこと 願い事があるならばどうすべきなのか

人間が自分で考えること、行動することが求められ
おのずと自らを律することに繋がって行きます。

ずっとずっと長いこと繰り返されてきたので
道を究めたがる日本人が生成されたのでは
ないでしょうかねえ…。(~_~;)

そういえば砂漠で生まれた神さまも
神の一人息子さんを通して
「神は自ら助ける者を助く」と、
おっしゃっていますよね?

やはり願いを叶えるためには 自分で
行動を起こすなり 何かすることが前提です。
願のかけっぱなしはよろしくないですよ。

 

初○○他には何があるでしょう

初稽古とか書初めなど お習い事の練習を
始めることもあるかもしれません。

その年最初のお稽古などは
挨拶を交わすぐらいで
済ますこともあるでしょうし

反対にしっかりみっちり
お稽古することもあるかも。

何を習っているかで 内容は
かなり変わってきますね。

そうそう私は知らなかったのですが
「姫初め」なる言葉もありますよね。

諸説あってお堅いいわれから
艶っぽく柔らかい解釈まであるようですが

一番有力なのは 新年になって
初めて炊く柔らかめのご飯のことで
これをいただく日という意味だったみたい。

柔らかいご飯のことを姫飯
(ひめいい)というんですね。

あと平安時代からの保存食 または携帯食として
干飯(ほしいい)というのは「伊勢物語」などに
登場しますので知っていました。

何となくぼそっとしたイメージで
あまり美味しそうではない感じがします。

他に身近にあるので 強飯(こわいい)、
いわゆる「おこわ」は知っていましたが

ちゃんと対になる言葉が
あったんですね 覚えておきます。

食べ物系の事柄は 比較的
よく頭に入るのですよ~、たぶん8割がた
頭でなく お腹で覚えるからかも
しれませんけれど~。ぷぷぷ…。(~艸~)

私のようなお気楽者は 初笑いなどで
緩みまくっておりますわえ。

 
お読みいただきまして ありがとうございました。

 

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