8月23日 二十四節気 処暑(しょしょ)

夏の空 暦・季節

 

 
今日は二十四節気のひとつ 処暑です。

うだるような本格的な暑さも
収まってくるころという意味ですが
なかなかどうして 暑さは
簡単には収まってくれません。

特に最近はどうかなっちゃいそう…と
思うくらい暑い日が
普通にあるようになりました。

しかも毎日とか 幾日も連続で
あったりして ぐへえ…。

夏が暑くて期間が長くなっている…
たぶんみんな思ってますね。

で その分 春と秋が短くなっている
ように感じるですよ、ねえ?

暑さが大の苦手な私なんて
思考停止の上 情緒不安定になります。

早く涼しくなってくれと この時は
かなり真剣(?)に祈ります…。(笑)
 

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サクサクと涼しくなってくれるといいのに

 
ところでどうして季節があるか
その理由をご存知ですか?

中緯度帯で海流が複雑に流れていて
空気の対流が…どれも正しいですが
実は地球がちょっぴり傾いて
自転している これが理由です。

地球儀を思い浮かべてください。
傾いていますよね?

あれは見やすいように
傾けてあるのではありませんよ。

地球は赤道に対して23度ほど
傾いて自転しているのです。

夜 部屋の明かりを消し 地球儀を置いて
ペンライトや懐中電灯などで照らした様子
それが宇宙に浮かぶ地球の姿です。

で、この傾きというのは大きい程
強烈な季節現象を起こします。

…といっても 最終的には
夏か冬の二つに集約されるんですけど。

地球の家族で考えてみましょう。
天王星は97度以上も傾いていて
ほとんど横倒しの状態です。

太陽の周りを一周するのに84年かかりますし
季節が二つしかないので およそ40年間
冬か夏のどちらかというものすごい環境。

しかも陸地があるのかどうか
見える限りではわかりません。
巨大な空気の惑星だと考えられています。

まるで水をたたえたような 青く
美しい輝きは分厚い空気の層らしいです。

もちろんどうしてこんなに
傾いた状態なのかも 謎のままです。

反対に水星は0度で傾きがありませんので
一年中同じ季節ですが 太陽に近すぎるため
いつでもどこでもとんでもなく あぢーです。

水星なんて名前とは裏腹に
一滴の水も存在できないでしょう。

小さいし 太陽の影響が強すぎて
簡単に近づくこともままなりませんので
比較的近い位置にあるのですが
ほとんど何もわかっていないのが現状です。

こうやって考えてみると
地球の環境はとても優しいですね。

当たり前ですが そういう環境でないと
生命は誕生しませんでした。

傾いた理由ははっきりわかりませんが
(誰も見ていないので)
大昔 地球ができて間もない頃に
火星くらいの星がぶつかったんですと。

この時 地球がえぐられて その破片で
月が出来たと言われていて
この衝撃で傾いたのではないか…と
言われているそうです。

地球の大きさからすると 月クラスの
衛星があるのは バランス的に
月がちょっと大き過ぎるんだそうで
どうして月がそこにあるのかも 実は誰にも
わからなかったりするんですけどね…。(^θ^;)

まあ だいたい天体の傾きというのは
何かがスコーンとぶつかって その衝撃で
傾いちゃうというのが定番のようですな。

中にはその反動も同じくらい大きくて
止まりかけた独楽みたいに ぐらぐらと
自転している子もいたりするみたいです。

慣性の法則で ほとんど変わらずに
いてくれているようですが
(厳密に言うともっと込み入った要素も
あるみたいですけども。)
理屈の上では傾きが大きくなると
夏は暑いし冬も寒くなるよね…。

 

すべては自然の法則のままに…

 
本当は傾きが大きくなってるのを
隠しているんじゃないのー?と
あらぬ方向に考えがぶっ飛んでしまうほど
暑いのが苦手なワタクシ。

集中してモノを考えられないというか
何もやる気が起きないというか…
何もかも暑さのせいにして
サボっているとも言えなくもない…。あわわ…。

とはいえ私の住む地域では
すでに秋に突入しておりますけれども。

ただやはり突如として 暑さが
戻ってくることもありますので
9月くらいまでは 涼しくなった~と
喜んでもいられないのです。

よその地域ではまだ太陽が
厳しく照りつけていると思われますが
それでも暦が処暑を迎えましたので
太陽の厳しさも幾分減るのではと…。

夏から秋への季節の移ろいは
ものすごくゆっくりしていて
夏がいつまでも居座っているように
感じますけれど それでも確実に
移ってゆくものです。

人間にとって 母なる地球は巨大ですので
多少のゆらぎがあっても それは想定の内
巡りくる季節の前触れに違いありません。

ぐへえ…と言いたくなる暑さも
きっともうわずかな期間と
なっているでしょうから 今しばらくの間
どうかご自愛ください。
 
お読みいただきまして ありがとうございました。
 

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