今日は二十四節気のひとつ 「大暑」
（たいしょ）に当たります。
私にとって一年で最も辛い時期になりました。
暑いのがどうしても苦手なので
できるだけ早く過ぎて行ってくれるように
何も考えないようにして お祈りしちゃうです。
気晴らしに外を眺めても 明るく
まぶしい日差しに負けてしまうせいか
視線も 若干 うつむき加減になりがちです。
それでも夏の風景はきらいじゃないし
やっぱり夏の美しさがあります。
夏も美しい季節なのです。
夏雲はきれいですが うっかりすると
大変な目に合うので どうかほどほどに
お願いします…と やっぱりお祈り。
ただその夏雲に期待する一面もあって
私たちが水やりをするのと
自然の雨が降るのとでは
植物たちの「顔」が全然違うので
もう少し降って下さいと やっぱりお祈り。（笑）
暑いが辛いになってきて…
私の住む地域では周りに山が多く 私の住む場所で
雨が降らなくても周りの山には降っているので
夏場の水が不足することはありません。
水が不足しているので節水に
協力してくださいといった事態は私の知る限り
ただの一度も経験がないことなのです。
大きな山が邪魔をして 都会は
遠い場所ですけれども その山のおかげで
水に関しては大変な思いをしたことがないのは
ありがたいことだと思っています。
高くて深い山の方で 雨が降ったんだなあと
感じるのは 用水路の水が濁り水に
なっているのを見る時です。
こちらはカンカン照りなのに
用水が茶色に濁っていることがあって
そういう時は 前の晩あたりに
山の方にはけっこうな量の雨が
降ったんだなとわかります。
暑くて もお限界だよお…と思っていると
ざああっと夕立がやって来て
適度なお湿りをくれて 去っていく…
そんな「かっこいい夕立」が
多かったのですが… この頃はちょっと
暴れん坊になっている気がします。
そしてもう一つ 近くの山に雨が降っていると
いいことが… 私の住む辺りには
涼しい風が吹いてくるのです。
夕立の時は強い風が伴うことって
よくありますよね？
あの風が拡散して弱まった状態ではあるのですが
雨で温度が幾分下がりますから
その涼しい空気も一緒に連れてきてくれるのです。
もちろんここに「かっこいい夕立」が
来てくれれば 蒸し暑さが解消され
一気に１０℃くらい気温が下がるので
大歓迎なのですが…。
少し近場の山に夕立が寄ってくれても
少しだけ恩恵があります。
「雷が鳴ったらおへそを隠せ」
これは急激な温度変化に
注意するように促した言い回しで
私の住む辺りでは 本当に
気をつけないと風邪をひきます。
ところが最近の夏は気温が無暗に高くて
その風すら渡って来るうちに
温まってしまうという…私のこれまでの
経験にはない 何とも悲惨な状態に…。
ただ気温が高いだけの暑さなら
なんとか我慢もできるのですが…。
暑さから自分を守る
殺人的な暑さには やはり文明の利器で
対抗するしかないのでしょうか。
と言っても うちにはエアコンはないので
うちわと扇風機ですけど。
人間は何とか我慢できても パソコンは自分でも
熱を出しているので あまりひどい暑さの時には
使わないようにしています。
私は丈夫なだけが 取り柄なのですが
暑さにだけはどうにも弱くて…。
ならばエアコンを導入すればいいのでしょうが…
実はこのエアコンの風がとても
苦手なのです、冷えすぎるというか
イマイチ体調が優れなくて
結局その場を離れたい衝動に駆られます。
エアコンの効いた場所は できるだけ
早く用事を済ませて 一目散に退場する感じ。
長居すると あちらこちらだるいなど
不快感に襲われるのです。
あれれ？ということは 寒いのも
苦手ってことになっちゃいますね。
いえいえ寒くて体調を崩すことは
全くないので そういうことではないのです。
恐らく一応この時期身体は
夏仕様になっているのだと思うのです。
でもそこに文明の力で 無理やり下げられた
温度の風に当たったり この時期らしからぬ
室温の環境に置かれると 自分の中の制御機能が
混乱するのではないかなと…。
もともとあまり性能がよくないので。（笑）
ある程度時間をかけて暑い環境に慣れてきたので
急な変化についていけないと。
悲しいことに年々その傾向は強まっておりまして。
それならそれでエアコンを使って
慣らすのもありかなとも思う今日この頃。
上手く使って体調を整えながら
暑さに適応していく必要がありますね。
風情ある暑さとは到底言い難く
夏を乗り切ることが 命がけの修業みたいに
なってきていますので。(-“-)
お読みいただきまして ありがとうございました。
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