インフルエンザ警報発令中 Ⅰ

インフルエンザ1

 

この時期は厄介者のインフルエンザが
どうしても流行りますね。

ニュースでも日本地図のほとんどが
真っ赤になっていて
各地で猛威をふるっている様子が
報道されていました。

でも最近では 罹り始めの状態でも
インフルエンザかどうか
調べられるようになってきたみたいですね。

これまでは インフルエンザの
ウイルスが増殖してからでないと
尻尾をつかめなかったので

患者さん本人はかなり重い状態に
ならなければ判断できなかったそうで。

なんとな~く…ですけれども
インフルエンザに押され気味だったのでは…?
そんな印象を否めない状況だったのかなと。

それではよろしくないですね。
人類には何としてもがんばってもらわねば…。
(↑どこか他人事)
 

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 人類と細菌たちの長い戦い

医学も日進月歩で確実に
進歩してくれていますから

いつの日かインフルエンザの
特効薬や 人類の遠望である
ウイルスとの攻防に決着のつく時が
やってくるかもしれません。

この小さなやつらは 短い間で
様々に体を変異させて
過去に幾度か人類を危機に陥れてきました。

小さくて世代交代が早くマイナーチェンジが
比較的容易にできてしまうから
「風邪の特効薬を作れたらノーベル賞もの」
なんていわれるんですね。

でもちょっと不思議に思うのは
こういうウイルスたちって
感染して増殖する 相手の生物を
完全に滅ぼしてしまうと
自分たちも存続できないことが
わかっているんじゃないのかなと。

もちろん脳とか考えたりする器官とかは
全く持っていないはずなんだけどなあ…?
(`~´)

この不思議は 私でも大人になってから
ほんの一部だけですが
その理屈がわかってきたような
気がしてきたのです。

結論から言っちゃうと
インフルエンザたちって
感染力は強いのですけれど
それが広がっていくための環境に
左右され易いという弱点が
あるってことなのではないだろうかと…。

恐らくは個々の個体の寿命というか
一生が とても短いであろうことも
要因として考えられることですけれど。

もしもそういう弱点がなかったら
人類は負けていたかもしれませんよ。

現状は勝ったわけじゃないけど
負けてもいないという
中途半端な状態でしょうね。

まあ感染される生物の方だって
やられっぱなしじゃあないですし
ずっと複雑で強くて大きく安定した体を
持っていることが強みですから。

感染するたびに抗体を作って対処する
生物が持つ免疫力はありがたいですね。

大昔から人類を含めた多くの生物は
ウイルスを含むあらゆる感染症に対して
長い長い戦いを続けて来たのでしょう。

その中で抵抗する力・免疫を
つけてきたのだと思います。

もしかすると侵入したウイルスや
細菌たちを取り込んで 自分たちに
都合よく飼い慣らすなどして
逆に利用したかもしれません。

生物は時々へええと思うような
あくどいこともやっちゃいますからね。

それこそは命を次の世代に繋ぐという
生物としての根源的な役割に
徹している姿であり 計り知れない
生命の神秘のひとつではないかと。

目に見えない所で 私たちは
気づかないけれど体の中では
細胞レベルでの攻防が
今も果てしなく続いているんですねえ。

 

人類と細菌たちの終わりなき攻防

どうも文章を書いていると
横道に逸れていく傾向がありまして。

目に見えない所で 攻防が
続いているということですが
電子顕微鏡が発明されるまで
私たち人類はインフルエンザウイルスの
姿すら見ることができなかったわけです。

情報番組などで 数個の丸っこいものが
早送りみたいにわーーっと
画面いっぱいに増殖していくのを
見たことがあると思います。

あの状態が体の中で起こっているんですね。

あんな風に増殖されたら 私たちの
免疫細胞も太刀打ちが難しいでしょう。

でもそんな状況でも 私たちの体は
最後の秘策を持っているんです。

インフルエンザウイルスどもを
やっつける秘策とは…
体の温度を上げること つまり熱を
出すことなんですね。
発熱ですよ。

高熱を出すのは ウイルスを
弱らせることと同時に
体内の免疫細胞たちの活性化を
促すことになるのだそうです。

免疫細胞たちが 一気に戦況を
ひっくり返すのを 体全体で擁護するんです。

ですから熱が出るという現象は
脳も一緒になって戦っている
状態なんですね。

もちろんこの策は
大きなデメリットもあります。
…というかリスクが正しいかな。

複雑でデリケートな器官を
たくさん持っている人体は
熱に弱い部分もあります。

高熱が長く続くと そういう場所をかえって
傷めてしまうリスクがあること。

そして驚くことに 脳は熱の上げ方は
知っていても下げ方を知りません。(∵)

だから医学的な処置で 適切に
熱を下げてやらないと
脳自身も損傷を受けることに
なりかねないとか…。

う~む…なんだかなあ…。

熱の上げ方だけじゃなく
下げ方も学習・会得しといて
ほしかったんですけど…。

どうしてそんな中途半端なところで
学習を止しちゃったんでしょうかねえ?

あー もしかしたら ちゃんと
熱を下げてもらえなかったので
脳が逝っちゃった…とか
そういうこでしょうか…???

だとしたら そこでインフルエンザに
負けてんじゃん!

実際に 過去には風邪の大流行で
もの凄い数の犠牲者を出してきましたから。

まさに風邪は万病の元なのです。

ちょっと長くなったので
明日に引っ張ります。(笑)

 
お読みいただきまして ありがとうございました。

 

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