10月23日 二十四節気 霜降(そうこう)

葉っぱの霜 暦・季節

 
葉っぱの霜
 
今年もまたこんな季節が巡ってきました。

二十四節気のひとつ「霜降」ですね。

霜の降り始める頃ということで
本当に寒くなりましたね。

といっても 私のうちの辺りでは
10月に入れば 霜が降るのは当たり前で
気温の下がり具合の方が気になります。

雪はほとんど降りませんが
霜はかなり早くから降りますね。

5月ごろ遅霜のことを書いたと思いますが
一年のうちで霜が降らないのは5月
6月 7月 8月 9月くらいで

後の7か月はほとんど霜がある…
そんな土地柄です。(*_*)

どんだけ寒いのよと言われそうですが
寒冷地帯の名は伊達ではありません。
 

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すでに初冬の装い

 
エアコンもポットも寒冷地仕様が必要なのです。

そうそうポットで思い出しました。

もうずっと以前になりますけれど
知り合いからポットをもらいました。

ちょうど使っていたポットは
もうかなり年季が入っておりまして
買い換えようかと思っていた
矢先でしたので さっそく使い始めました。

ところが時期が涼しくなるにつれて
何だか入れておくお湯の冷め方が
早いような気がするのです。

ちょうど今くらいの時期から
寒くなるにつれてどんどん早くなり
午後のお茶には沸かし直す
くらいになってしまいました。

新品だし傷もないし ちゃんとした
メーカーのものだし不思議だなと思って
以前使っていたポットの表示と
何気なく見比べてみると
そこには「寒冷地仕様」の文字が…。\(◎o◎)/!

ポットをくれたのは関東の人なのですが
ポットにも寒冷地仕様があることを
その時初めて知りました。

周りの気温が低いと たとえ真空構造に
なっていても 影響するんですねえ。

あらためて気温というものは
すごいんだなと感心したものです。

またちゃんとそういうことを
調べた上で しっかり対応した製品を
提供しているメーカーもさすがだなあと
感服致しましてございます。

イマドキはポットがお湯を
沸かしてくれますし 若い人たちは
お茶など入れないみたいなので
今は昔のお話になってしまいましたね。

それでも寒い時期の暖かい飲み物は
ほっとしますし 安らぎますよ。

余談ですが 朝は忙しくても
何か暖かいものを摂るようにしましょう。

これからの寒い季節は特に
そうした方がいいと思います。
 
 

霜は霜でも…

 
そうそう霜といえば 昔は
冷蔵庫に霜がたくさんついたものです。

それは本当に冷蔵するだけの
仕様のものに「製氷室」のような感じで
特に温度を低くする場所が
同居していたからではないかなあ…?

温度差で霜がついてしまうので
仕方ないことだと思っていました。

だってね 冷蔵庫の機能に
「霜取り」とかあったんですよ。

中の物を全部出して「霜取り」の
スイッチを押して 一定時間放置しました。

ちゃんと取り除いておかないと
盛り上がってついてしまった霜で
製氷室の扉がきちんと閉まらなくなったりして

さらに霜がついてしまうという
コントみたいなことをやってた人を
知ってますので。ぷぷぷ…

専用の製氷皿で氷を作ることはできましたが
氷点下18度ほどの温度を保つ必要がある
アイスクリームは 保存できなかったのです。(T^T)

やがて独立した冷凍室のあるタイプが
次々に登場して ボディも大きくなり
でも消費電力はそんなに大きくない
イマドキの冷蔵庫の形が完成しました。

昔の冷蔵庫って 中腰でものを
出し入れしましたから。(プロ仕様は別)

今の背の高い冷蔵庫は お部屋が
別々になっていますし恐らく部屋ごとに
細かく温度設定があるでしょう。

見える範囲ではどこにも霜なんてつきませんし
匂いもしませんよね。

霜が湧いてくる冷蔵庫なんて
若い人には想像もできないでしょう。(笑)
 
 

目に見える季節の移ろい

 
霜が降りるような朝は コートも
手袋もマフラーも要りますね。

田舎は自家用車での通勤が多いですが
駐車場から建物まで距離があったりすると
吹きさらしの外を歩くことになり結構寒いです。

吐く息が白く見えることも
増えてくるのではないでしょうか。

ただ建物の奥まで日が入るように
なりますので 日当たりのいい場所は
まだ暖かいことも多いかもしれませんけれど。

霜で真っ白な枯れ草などは
結構風情のあるものです。

まあ短い時間で どんどん普通の
枯れ草色になってしまいますけど。

何回が霜にあたると 木々の葉っぱも
みんな落ちてしまいますね。

霜が降る時期は紅葉から
落ち葉へと季節を進めます。

ある朝 霜が降るとその日のうちに
はらはらと葉が落ち始めたり
枯れ草の色がいっそう濃くなったりと
いよいよ秋の深まりを感じます。

紅葉は 気温の影響を大きく受けるので
毎年同じ時期に始まるとか 同じような
色合いになるというわけにはいきません。

むしろ都会の方がそろった樹木の並木だったり
整えられているので紅葉の時期も
揃ったりして きれいだと思います。

山にある木々の彩は偶然の産物ですが
人の手で整えられた木々もちゃんと
季節を映してくれますし それは
それの美しさがありますから。
 
お読みいただきまして ありがとうございました。
 

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