「本能寺の変」大きな歴史の転換点

本能寺の変 障子窓

 
本能寺の変
 
日付は変わりましたが 引き続き
「本能寺の変」について妄想を
爆発させていきたいと存じます。

光秀さんが信長さんに対してどう思っていたか?

ここは絶対 外せないポイントです。

特に中国攻めに加わるため 兵を率いて
出発した時の光秀さんの心情を
妄想をかき集めて 考えてみたいと思います。

光秀さんは中途採用の家臣でしたが 
わりと重用されていましたし

参加したかどうかは別として 
本願寺の焼き討ちや 一向一揆衆との戦いが

どんなものであったかを
知らないわけはないですよね。

武将としても優れていた
光秀さんですから…。
 

スポンサードリンク

 

光秀さんが信長さんに対してどう思っていたか?

 
大事なことなので二回書きました。
ここは本当に 外せないポイントになります。

まさに破竹の勢いで あちらこちらの敵を
蹴散らして進軍するのはいいとしても

女 子供まで残らず「殲滅」するやり方に
戦慄を覚えない人はいなかったのでは?

特に日本人はこれまでそういう戦い方を
して来ませんでしたから。

非戦闘員をさらってきて
働かせるとかはありましたけどね。

もしも統一が成って信長さんが
王とかそういうものになったら 

逆らう者はもちろん 気に入らないことを
やらかしたら ああいう目にあわされるかも…?

恭順の意を示していても 支配者の
気分次第で何を言い出すか分からない人に
仕えるなんてストレスで胃に穴が
開いちゃいますって。

現時点でも十分暴君なので さらに増長する
可能性が大きいと 光秀さんには
思えたのではないでしょうか。

本能寺の変の直前には ほとんど
言いがかりをつけられたとしか思えない
酷い扱いを受けたばっかりだったし 

西国へ向けて馬にゆられていたら
あんなことこんなことそんなこと
いろんなことを急に思い出して 頭くらくら。

「あの暴君を頂く…そんなことが
天下万民のためになるのだろうか?」

光秀さんは一世一代の決心をします。
「今しかない!」

ようやく光秀さんが決心したところまで
妄想が辿り着きました。

「敵は本能寺にあり」という発言から 
やはり恩讐の印象が拭えない妄想になりましたが 

もしかすると暴君のくせに 身の程知らずにも
太平の世を作りたいとか 「天下布武」とか

理想をほざくのが 前々から
うざかったのかもしれません。(笑)

「天下布武」ですけど これ中国の歴史書の
一節からとったという説が出て来ているそうです。

私は最初 文字通り全方位に
宣戦布告することだと思っていたのですが
信長さんなら やりそうでしょ? 

お前らみんな互いに潰し合え~とか
気に入らないものは容赦なく
排除するタイプのお人柄だもん。

ですが 歴史書の説では「武」というのは
戈(ほこ)を止(おさ)めるという意味で

春秋時代の周の武王という人が持っていたらしい
「七つ徳」のことのようです。

(中華思想では 徳を以って民を
治めるのが王や皇帝なんです。)

それは1、暴力を禁じ 2、戦いを止め 
3、国を保ち 4、功を定め 
5、民を満足させ 6、人々を落ち着かせ 
7、財を豊かに …の七徳で 
これらを「武」といったんだそうです。

私なんか え~そうなのー?と目が真ん丸…。

ですから「天下布武」というのは 
みんな 武装解除しようよと
言ってるんだそうです。ほんまかいな。

矛を収めようねって言いながら 
団体で鉄砲撃つのはいいんかい。

とまあ 信長さんを口撃してみたけれど 

本家本元の中国だって その歴史書は
「勝者が書いた歴史」の典型で おまけに

その王や皇帝は どれも以前の王朝を
叩き潰して打ち立てた地位なので自らの正当性を
ことさら強調する必要があったわけですね。

偉そうに徳を以って民を治めるとか言ってますけど 
その徳とやらは 最初から最後まで
どこにも見当たらないのですよ。

歴史書が書かれた背景をきちんと
理解することがとても大切です。

そこら辺を昔の人たちがどこまで
わかっていたかは わかりませんけど 

時代背景としては文字通りに解釈する人と 
これは歴史書から取った和平をうたう文言だと
わかる教養人とに分かれたかもしれません。

光秀さんは 信長さんの言い出した
この「天下布武」をどう思っていたでしょう。

次々に周辺国を手中に収めていきましたし
あの信長さんが言ったのでは「天下布武」の発声は 

おれに恭順するか潰されるか 選べ!と
迫られているような感じがしません?

暴君の横暴に腹の虫は収まらないけれど 
強大過ぎて敵対するわけにもいかない。

でもこんな暴君が日の本の王になるのはもっと嫌だ。

アイツがいなければ… そうだ!
アイツさえいなければ・・・!
 
 

妄想が大暴走ーーー!

 
今日「本能寺の変」には 
いろんな陰謀説がありますね。

私の妄想アンテナがビンビン反応するのは
家康さんの陰謀説です。

家康さんも信長さんの暴君ぶりを知ってるし 
戦乱の中で 良くも悪くも強烈な旗振り役が必要で
彼の才覚はもってこいの逸材だとわかっていたはず。

ただ必要だったのは目立つ旗振り役で 
役目の済んだコマは・・・・。

特に勉強家だった家康さんは大陸の歴史と
日本の歴史の違いを理解していたかも。

秀吉さんは目端が利いたので 
少ないチャンスを確実にモノにしたタイプ。

どちらかというと自分が動き回ることで
どんどん大きくなった人なので

もしかするとウラで家康さんと手を組んで 
光秀さんを討ったフリをしたとか

そんな陰謀説もあるようで 
どちら様も妄想が暴走してますね~。

よかった妄想爆発は私だけじゃなくて。けけけ…
 
お読みいただきまして ありがとうございました。
 

スポンサードリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました