7月21日最期のスペースシャトル「アトランティス」帰還する

スペースシャトル ガラス窓

 
スペースシャトル
 
2011年 7月21日 
米国はNASAの
スペースシャトル計画において

最期の飛行となった「アトランティス」が
全てのミッションを終えて
無事に帰還しました。

スペースシャトルが
お披露目されてから30年に及ぶ
歴史に幕を下ろしたことになります。

アポロ計画で人類を月に送り込むことに
成功した米国は 宇宙船などを
何度も使えるものにして 

繰り返し有人宇宙飛行を行うという
「企み」をすでに持っていたそうですよ。

私なんかはスペースシャトルと聞くと 
この主翼のない飛行機みたいな
乗り物しかイメージできないです。

やっぱり帰還した時の姿が
一番印象に残りますからね。
 

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コストを抑えて人類を宇宙にやりとり

 
行きがけにつけているオレンジ色の部分は
燃料タンクでこれは使い捨てなのですが 

両脇の細長いロケットは
落下地点へ船で出向いて回収した後 
整備をして繰り返し使用していたそうです。

東西冷戦のあおりは置いといても 
宇宙ステーションとかそれに付随する

実験施設の建設とか 
とてもがんばったと思います。

特に実験施設などは 
宇宙でしかできない実験など 

限られた時間と設備の中で
宇宙飛行士さんが実施してくれましたね。

誰でも行かれるわけではないので 
託すしかないんですけど。

よその国の国家プロジェクトに
参加させてもらう形ではありましたが
日本人の宇宙飛行士さんもお世話になりました。

まあ日本の場合は 飛行機や
ロケットエンジンの開発をその米国に
制限されていたせいで 

どえらく後れをとってしまったという
現実があるので 計画に乗っけてもらうくらいは
いいんじゃないのと思っていますけど。

制限された中でこつこつ努力をするのは
日本人が得意とする状況なので
厳しければ厳しいほど努力しちゃうという…。

気が付けばすぐ後ろを並走している…
そんな感じで米国についていくです。

ただ宇宙開発という分野は 
莫大な資金が必要なわりには 

一般の人には効果が薄いというか 
感じにくい分野なのですよね。 

一国で何とかなる時代は
もう終わったのかもしれません。

まあ後発ではありますが 
追いついてきた二つの大きな国が 
正反対の方法で宇宙開発競争に
名乗りをあげていますけれど… 

どうなるのか興味はありますね。

一つは借りものの技術とプロパガンダしか
発表しないので 発信内容が信用できない国

もう一つは高度な知性と技術で
一気に駆け上がってきた国…。 

どちらも人口は世界の1位と2位なので 
まとめて火星にでも引っ越してもらえば 

地球規模の難問のいくつかは
ケリがつくと思うんだけどな。

1位の国は地球上のあらゆる所に
生息できる強靭な生命力だから 
火星でもきっと無問題。

もしかしたら硫酸の雨が降り 
気温が500℃の金星にだって
住めるかもしれない。

惑星を丸ごとひとつ支配できるよ? 

ちょっと暑いけど 好物件 金星を目指せば?

おっと調子こいて だいぶ毒を
吐いてしまいました…。失礼。
 
 

軍事費として 予算立てようよ?

 
ただ大きなプロジェクトが動くということは 

それに付随する広いすそ野の技術が
磨かれることも確かで 
一番分かり易い例が軍の開発です。

前述の大きな国も長い国境線を接しているし 
軍事力の強化を図っていますね。

よその国は普通に軍部がイロイロ開発していて 
民間にも降りて来たりしているのですが 

日本ではなぜか軍とか軍事的開発
という部分で異常な反応を起こし 
思考停止する傾向が
あるように見受けられます。

異常な反応は まあ…よその国でも
なくはないと思いますが 
思考停止はないでしょうね。

少なくとも立ち止まったりすれば 
その分「敵」に後れを取りますので。

ということは 日本は立ち止まって
ほぼ動いていませんから

ものすごく立ち遅れているということで
これってとても損だと
思うのですが…私だけかな。

戦争のための技術とか
人を殺めるための武器とか 

そういう点にしか注目しないので
視野が狭くなっていて そのすぐ傍にある
有用なものへ視線が行かないんですね。

ひょっとすると見ていても見えていないか 
理解していないか 無視しているかのどれか。

日本企業や自衛隊が作らなくたって 
大量破壊兵器は全世界に
どっさりあるという現実 

そしてそれらの攻撃目標が
日本にロックオンしているかも
しれないということには 
どういうわけか関心がないみたいで… 

いいんでしょうかねえ 
日本が攻撃されても…?

実際 日本海の対岸は西方にある
半島の付け根から 花火みたいに
ぽんぽんとミサイルが飛んできて
日本海を汚染しているわけですが…。

ああだめだ 軍事分野の話になると
どうしても 毒を吐かずにはいられない…。

スペースシャトルのラスト・ランの話から 
おかしな方へ行ってしまった。

役目を終えたスペースシャトルの機体が
でーーーっかい飛行機におんぶして
移動している姿をテレビやネットで見ました。

地球の大気圏内では 飛行機は
飛行機の形でないと
うまく飛べないんだろうなと。

スペースシャトルの形は
宇宙で飛行することに特化しているので 

ああいう飛行機から主翼を取ったような
形をしているんだとあらためて思いました。

だからおんぶして広い米国を移動したんですねえ。

もし日本だったら 分解して 輸送して 
また組み立てるでしょうね。

もう自分では動かないんだねえと
思いながら…一つの時代が幕を閉じたこと、
また新たな段階に入ったことを感じていました。
 
お読みいただきまして ありがとうございました。
 

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