7月20日 人類はついに…アポロ11号月面着陸!!

アポロ11号月面着陸 忘れ得ぬ出来事

 
アポロ11号月面着陸
 
1969年 7月20日、
人類はついに月面に到達しました。

当時は不鮮明な画像でしたけれど 
しっかり見ましたよ。

どうしても年がばれますけれども。ぷぷぷ…

その後しばらくの間は 月を見る度に
あの宇宙飛行士さんたちは
あそこへ行ったんだなあ… 

しっかり見えているのに 
米国より遠いんだなあ…とか

どうでもいい感慨に
ふけっていたものです。

当時のソ連に人類初の宇宙飛行の快挙を
持って行かれちゃったもんだから

米国は相当気合を入れて
やってましたからね 
アポロ計画や宇宙開発。

J・F・ケネディ大統領の
60年代末までに人類を月に送るからという
公約をしっかり本気で果たしたわけです。
 

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アニメじゃない 本当のこと

 
後から知ったのですが 月面での滞在は
2時間ほどだったようですね。

もちろん遊びに行ったわけじゃないので 
忙しく働いていたのだと思いますよ 
二人の宇宙飛行士さんたちは。

その間に記念のプレートも
置いてきたんですって。

月は地球よりもはるかに風化が少ないので 
このプレートもかなり長く
残ることを想定していたみたいです。

風化は少ないというより ほとんどないと
言った方が正しいかもしれないけど 

宇宙線による被ばくは
とんでもなく凄いだろうなと。

次に月へ行って プレートに触れたら
砕けて粉々になってしまったりして…。

あ…人様の業績にケチを
つけてはいけませんね、ゴメンナサイ。

米国の威信をかけた
国家プロジェクトですが 同時に全人類の
希望みたいな感じにもなっていましたね。

プレートと一緒に箱が残されているそうで 
その中には事故があったアポロ1号の
徽章(きしょう)や歴代の米国大統領をはじめ 

世界各国のリーダーらのメッセージを
録音したシリコンでできたレコードなどが
入っているのだそうです。

あはは…若い人にレコードなんて言っても
通じないかもしれないですね。

隔世の感があるけれど…
どうやって再生するんだろうか?(笑)

ともあれ こういう計画ってものは 
行ったきり帰ってこないとかでは
まったく話にならなくてですね、

軍の作戦と同じで 全員が無事帰還して初めて
ミッション終了または 任務完了になるのです。

従って どんなことがあっても 
三人の宇宙飛行士さんたちには

無事に地球へ帰還して
もらわなくてはなりませんでした。

この無事に地球へ帰還…いえ生還して
もらうことが至上命題だったのです。

送り出すのは ロケットの推進力に
耐えられる金属とかの開発ができれば
何とかなる話なのですが 
問題は大気圏への再突入なんですね。

空気との摩擦で起こる高温状態に
耐えられる物質の開発が大変だったみたい。

分厚くすれば耐えられるかもしれないけれど 
今度は重量がかさんでしまって
ロケットエンジンの推進力が辛くなるとか 

あちらを立てればこちらが立たずの
非常に面倒くさい状況を 
ひとつひとつ潰していったのだろうなと。

ま 歴史に残る快挙だったのは 
この帰還も無事成功したからと言えそうですね。

大気圏への再突入は7月24日のことで 
西経169度9分、北緯13度19分の
太平洋上に無事帰還しました。

…えっと…緯度経度じゃよくわかんないけど 
緯度が低いので たぶん
赤道に近いとこだね。(←呆れるほど雑)

この時ちょうど 日航の
旅客機が近くを飛んでて 

ミッドウェー諸島付近を
時速2000km!!(*_*)で 
落下していくアポロ11号を見たんですって。

焼ける~っ! 溶ける~っ! 蒸発する~っ! 
絶対火の玉になっていたよね…。

中に人がいたなんて 怖すぎる~っ!

水に落ちるのはソフトランディングだし 
外側もほどよく冷やされたのかな…とか。

そうだ…ざっくり赤道付近と言いましたけども 
海水温が暖かめの場所を
計算して選んだのだと思われます。

だって降ってきたのは 真っ赤に焼けた
金属のかたまりなわけだから 

もしも冷たい海に落ちたら 
爆発する可能性もあったのかなと…
隕石と同じだもん。

着水しておよそ1時間ほどして
ヘリで回収されました。(火責めの後は水責め~)

近くに航空母艦ホーネットがいたんですって…
というよりそこら附近を
目標に落ちてきたんだと思いますけどね。
 
 

みんながその気になれば…

 
アポロ計画に関わったすべての人々や
開発されたもの そして訓練を重ねた
自分たち自身に絶対の信用がないと
不可能なことですよね。

人間を宇宙に送り出して 
無事に帰還させる 

この重大ミッションが無事に
成功したということも 

その信用にさらに自信が
加わったんでしょうね。

こうして米ソは 快挙の引き分けを
演じたわけですが この後は
莫大な費用もかかるし

月へ行こうという情熱は 
少し成りをひそめた感じですね。

物資の使い捨てももったいないので 

繰り返し使える宇宙船の
開発などの方向へ向かい

また新たな時代の幕開けを
感じさせる転換となりました。

いつの時代もトップを走っていたい米国は 
探査機やら望遠鏡やらを
がんがん打ち上げましたし 
宇宙ステーションも建設しました。

地球が閉じた空間だとわかったので 
新しい地平は宇宙だと感じるのでしょうね。

宇宙開発の先頭を争って全速力で
突っ走る方向から 少し速度を落として
今度は持久走の時代に突入したのかもしれません。

アポロ11号の月面着陸からおよそ半世紀 

その成功から身近な天体月の研究は
今なお継続中であり それらを
どう生かすかが課題になりそうですね。

ひとつ言えるのは 今でも人間が
宇宙へ行来するのは か・な・り
ハードルが高いということ。 

それをこんな昔に成功させた
情熱と技術と体力に 敬服するばかりです。

何はともあれ めでたしめでたし。
 
お読みいただきまして ありがとうございました。
 

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