今日 7月31日はハリポタ作者J・K・ローリングの誕生日

ハリポタ作者生誕 ガラス窓

 
ハリポタ作者生誕
 
今日は世紀の大ヒット作
「ハリー・ポッター」シリーズの作者
J・K・ローリングさんの
お誕生日だそうです。

もちろん生まれた時は誰でも
そうだけど 普通の赤ちゃんでした。

ただ子供のころから空想に満ちた
文章を書く子だったようです。

初めて本になった作品が
空前の大ヒットになるなんて 
やっぱり持ってる人は
持っているものなんですね。

ただちょっとほえええと思ったことは 
出版する時に作者名を 頭文字にして
男性作家のようにした方がいいと 
言われたようですな。

英国ってそういう国なんだねえ 

あからさまな女性蔑視のような
気がするのは たぶん気のせいでしょうねえ 

ええきっとそうですね。
 

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空前の大ヒットは 処女作

 
大人の国ですから英国は 作者が
男性だろうが女性だろうが

そんな細かいことを気にするような
人たちではないはずです。

そもそもそんな所に 男女差があるとは
全く思えない私は 東の果ての

今もって「男尊女卑」の国と
言われる日本国民ですが…。

児童文学というカテゴリに
入ると思うのですが 日本では普通に
女性作家さんが活躍していますよね。

冒険を通して少年が成長する物語を 
女性が描いて何が悪いんでしょうか。

ペンネームの語感はそんなに
悪くないですけど 動機が面白くない。

偉大な女性作家を輩出しているくせに 
そういうこと言うから さすがは
栄光ある大英帝国の成れの果てと
言われるんですよ 私に。

ところで作品の主人公ハリーの誕生日も 
作者と同じにしているんですね。

作品のイメージに
ぴったりな俳優を探し出せたし
映画も大ヒットだったし

さらにその続編も登り調子のようだし 
素晴らしいじゃないですか。

この手のジャンルに限りませんが 
お話をどのくらい面白くできるかは

主人公の設定も含めて それを取り巻く
環境をどのくらいリアルに
作り込めるかにかかっていると思うのです。

物語を読んだ人が 100人いたら
100通りの世界になるのではなく

映画のようにある程度似たような
イメージを持てるというのが大切。

あるいは相当なリアリティを持って 
こういう感じ…とイメージさせること。

文字で表現するので 
限界があるかもしれませんし 
ある程度は読者の想像力がモノを言う…

それが小説の世界であり 
楽しみでもあるのですが。

頭の柔らかい子供なら 豊かな想像力を
働かせてくれると思うのですけれど

ある人は「ハリー・ポッター」の
第一作目の本を読んで

どこがいいのか
何が面白いのか さっぱり
わからなかったそうです。

ちなみにその人は学校の先生だそうですが 
ま、児童文学だしそんなもんかな。

自分が子供だったことを
覚えていないタイプのオトナなんでしょう。
 
 

脈々と受け継がれるファンタジーの系譜

 
英国にはファンタジーの
創始的な傑作がいくつもありますね。 

ローリングさんの作品は時代的な違いで
仕方ないのかもしれませんが

作品の環境設定という部分では 
リアルな世界と魔法の世界とのバランスが
同じくらいの比重なのかな…という印象です。

黎明期の傑作は100%別の世界のお話でしたし 

別の世界とリアルな世界を 
行ったり来たりするタイプのものもあり 
こちらは8:2くらいでしょうか。

ただし別の世界とリアル世界は
完全に分かれており 
時間の流れも違うという設定。

「ハリー・ポッター」は後者の系列に
入ると思うのですが 5.5:4.5位かな… 

ハリーの魔法はリアル世界でも通用するし 
時間軸も共通という設定。

より近付けたというか 
入り込み易い設定になっているのですね。

空想も妄想も一緒くたの私には 
子供向けだろうが幼児向けだろうが

いつでも対象年齢に
なれるので(?)大好物です。

まあ最近は本よりか 映画などの方を
好んでいますけども。

今ほどファンタジーという小説の
映像化に適した時代はないと思います。

本当にどんな映像でも
作り出せるようになりましたから。

しかもリアルでとても美しい仕上がりが 
私たちの目を楽しませてくれます。

絵作りの凄さは コンピューターの
性能の向上がカギですけれども
その向上スピードがとんでもないので 

この世にはないけれど 限りなく
現実に近いイメージを見せてもらえるのです。

欧米は長い間 一般向け 子供向けと
はっきり対象を分けてきました。

大人向けの表現が含まれるものは 
子供には見せないようにするという発想が
分けてきた大きな理由だと思われるのですが 

それらの垣根も次第に
取り払われつつあるように感じます。

今はファミリー向けといって 
誰でも楽しめる方向に来ているようです。

たくさんの人に支持を得るということは 
それだけ人を楽しませる要素が
あるということですから 
小説でも映画でもヒットしますね。

ローリングさんも最初の作品で 
大衆の心を掴むことができましたけれど

今後はいい作品を発表し続けられるかが 
問われるようになるでしょう。

作家さんという職業は因果な商売で 
常に話題になった前作と
比較される運命にありますし 

その重さに耐え 跳ね返せる作品を
生み出し続けることが
できる人のことをいうのです。

空前の大ヒットは良くも悪くも
生涯ついて回りますので

その重圧に耐え あるいは
さらりとかわして 
いい作品をたくさん発表してください。
 
お読みいただきまして ありがとうございました。
 

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