今日 8月 3日は 俳優ピーター・オトゥールの誕生日

P.オトゥール生誕 ガラス窓

 
P.オトゥール生誕
 
また1日遅れで
記事にしていまして すみません。

ピーター・オトゥールの誕生日は
1932年 8月 2日です。

私はずっと英国の俳優さんだと
ばかり思っていたのですが

実は隣国アイルランドの
出身だったんですね。

日本人を長くやっていると 
あまり気にすることなく
生きて来れるので

欧米の人たちほど「出身国」に対して
関心を持たないことが多いのです。
(あくまでも個人の感想です。)

でもいろいろな経緯があって今がある、
そしてそのいろいろな経緯が
今なお進行形だったりする場所が
実在する諸外国では「祖国」に強い
思い入れのある人々がたくさんいます。
 

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昔の映画スターは本当のスター

 
特に英国とアイルランドはお隣同士ですが 
いろいろな経緯があるので

私たちのような外国人には
見分けがつかないし 言葉を聞いても
聞き分けることはできませんが 
明確に違うのだそうです。

外国の映画俳優のファンの人は
知っているかと思いますが「出身国」と
「信仰」については注意して
レターを書く必要があります。 

初めから俳優を目指したわけではなく 
なんと本物の新聞記者
ジャーナリストとして4年も
お勤めしたんだそうです。

どんな記事を書いたんだろうなあ…
(読めないけど)見てみたいなあ。

俳優さんて 私たちの住む世界とは
違う世界の住人のような気がするんです。

だから普通にお勤めをしていたことがある…
なんて聞くと
「こっちの世界にも居たことがあるんだ…」

みたいな 変な感覚がもわもわ~っと 
立ち上るのですよ。病気かしら? ぷぷぷ… 

兵役を終えた後 王立演劇学校に
入学できたということは 

やっぱりそれなりの才能を
認められたということでしょう。

キャリアのスタートは
舞台が主だったようですね。

この学校の出身者には舞台俳優が多いですし 
学校そのものが その養成所みたいな
側面もありますからね。

英国の名優といわれる錚々たる人たちが 
それこそごろごろいますよ。

シェイクスピア劇をやっていたんですねえ… 
あの重そうな衣装をつけて…

どんな舞台だったか 
見てみたかった気がします…。

あ…シェイクスピアはせりふ回しが
難しくて 全くわからんのでだめだわ。

ただ…一応話の筋は知っているので 
見て見れなくもないかも…だけど。

英国の人たちにとってシェイクスピアは 
時代劇みたいなもんですねえ。

ちょっと古い俳優さんなので 
若い方はご存知ないかもしれませんが

一度見たら忘れられない
印象的な俳優さんですよ。

整ったお顔に青く透き通った瞳が 
すてきなんです。

こんなにきれいな目があって
いいんだろうかと思いましたよ。

美しいだけではなくて 
演技派としても通っていました。

デヴィッド・リーン監督の歴史映画
「アラビアのロレンス」で
主演して 大ブレーク! 
一躍スターダムに駆け上りました。

時代的な要因もあると思いますが 
この映画上映時間が長いんですよ。

途中で休憩(インターミッション)が
入って 207分です。

で、公開から26年も経った1988年に 
227分の完全版ができたそうです。

映画史に残る数々の名シーンが
あるけれど… 長いってば。

テーマ曲も映画音楽の定番として 
ずっと愛されて来ていますね。

あのテーマ曲を聞くと アラビアンな扮装の
ピーターさんの顔が浮かびます。

重厚でとても印象的な曲なんですよ… 
確か自動車のCMで流れていたような…?

シリアスな役柄からコメディっぽいものまで
こなす俳優さんでした。

あのオードリー・ヘプバーンとも
共演したことがあるのですよ。

「おしゃれ泥棒」という邦題の映画でした。

この映画は…ロマンチックコメディという
カテゴリだったかな…。

主演の俳優さんたちは こういう役柄を
どうとらえるかわかりませんが

脚本などの方から見ると キャスティングで
かなり印象が変わってしまうので

もしかするとキャスティングをしてから 
決まった俳優さんに合わせて
脚本を書いたりしていたのかなと…。

昔の映画俳優さんたちはプロ意識も手伝って 
脚本とか演出とかに か~なり
口を出してきたと聞いていますけどね。

この頃の俳優さんたちはみんな
ダンディでかっこよかったんだよね…。
 
 

時代的にスターは海を越えたから

 
あーだめだ オードリーさんの声がどうしても
池田昌子さんで脳内再生される。

あと美しかったのが「天地創造」に
天使の役で出ていたのです。

予告篇ではピーターさんのあの青い瞳を
アップで使っていたりしてね、

ヒューストン監督ってば 
あの瞳を使いたかったに違いない。

それはそれは美しくて… 衣装は
ちょっとアレでしたが まさに天使でしたねえ。

(私が)とっても久しぶりに見たのは
「ラストエンペラー」だったでしょうか。

すんごくすてきな英国紳士でしたねえ 
若い時の顔しか覚えていなかったけれど 

素敵に年を重ねたというか 
すぐにわかりました。

こんなことを言ってはお叱りを
受けるかもしれませんが 白人さまの場合

若い頃と年齢を重ねてからの風貌と 
どえらく違うことがままあるので…。

でもピーターさんの場合は 風貌の変化は
小さい方だったと思います。

アカデミー賞では8回も主演男優賞に
ノミネートされながら ついに
無冠で終わったピーターさんですが 
そんなことはどうでもいいのです。

もう本物の天使になって何年も経ちますが 
忘れられない名優のひとりです。
 
お読みいただきまして ありがとうございました。
 

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