がんばれ!受験生 受験シーズンによせて

合格さくら くらし

 
合格さくら
 
本格的な受験シーズンが到来しました。

受験生のみなさんは 体調に留意して
努力してきた実力がしっかり
発揮できるようにがんばって下さい。

ところで私たちは何のために勉強するのでしょうか?

志望校に入学するため はい正解。

よりいい学校に入るため はい正解。

どれも正解ですけれども それだけですか?

それだけだと 合格した時点で
ゴールになってしまいます。

もちろんそれも大変重要なことですが 本来は
入学することがゴールではないはずですよね。

入学はスタートであってゴールではありません。

受験勉強をがんばっている人は
あとで聞いてもらってもいい話ですけど。
 

スポンサードリンク

 

学校に入るのはスタートですよ

 
ということはまだその先があるということです。

「就学期」という言葉がありますが
この時期に当たる人たちは
多くが未成年で親の保護を必要としています。

同時に学習能力が人の生涯で最も高く
物事をよく覚えられる時期でもあります。

この時期にこれまで人類が蓄積してきた知識を
段階的かつ合理的に基礎から覚えてもらおう
というのが 学校教育の根っこだと思います。

成長に合わせて段階を踏み ある程度集団で
教えることで効率化も図っています。

小中学生の多くは
「なんで勉強しなくちゃいけないの?」と
思いながら学校に通っていることと思います。

この素朴な疑問に 周りの大人は
「勉強しないといい学校に入れない」とか
「いい就職ができないから」などと
答えることが多いかと。

この答え方が全くの不正解ではないにしろ
あまり正しいとも言えないので
上記のようにスタートとゴールが
正しく認識されなくなってしまうのです。

むしろ大人たちの方が このスタートと
ゴールを正しく認識していないから
こういう答え方をしてしまうのかもしれません。

世の中にあふれていますよね
手段が目的になってしまうってこと。

特に小中学校は義務教育で基礎の部分ですから
あまり面白くないかもしれません。

でも 不完全だったり ばらつきがあるとか
不安が残るような基礎では その上に何も
建てられないと分かるのは
大人になってからなんですよね。

大事なものって表面から
見えにくいところにあるものですから。

その子が将来 何かやりたいことを見つけても
基礎が出来ていないと またゼロに戻ってすべて
やり直さなくてはなりません。

これではあらためて勉強し直す本人も大変だし
非効率ですよね。

だから小さいうちに全方位に対応できる
基礎を学んでもらうのです。

興味を持ったことが やがて専門的な方向に
進んでも 対応できるように、です。

そういう目で義務教育を見ながら
子供たちの素朴な疑問に答えていたら
もしかするとその後の子供に
変化が起きるかもしれません。
 
 

教育の本当の目的を知りましょう

 
繰り返しますが 入学も就職もスタートです。

そして「勉強していい学校に入って
いい会社に就職して…」
この先にある本当のゴールを目指すのです。

それは社会に出て人の役に立つ人になること。
(できれば 本人の望む職種・職業で)

社会に貢献できる人になること。

これが教育の本当の目的なのでは…と思います。

とはいえ 私たち全員が発明家や
実業家になれるわけではありませんし
役に立つとか 貢献するということは
そういうことだけではないのです。

各個人が努力し 見つけて望んだそれぞれの道で
周りの人と協力して仕事をしたり

互いに助け合って職場や環境をより良く
したりしていくことが大切なのです。

だって義務教育にかかる費用は 全額税金で
賄われているわけで 社会全体で
次の世代の教育の基礎を面倒みているのです。

まあ自分もそうしてもらってきたし…と
いうのもあるでしょうし
中にはあまり自覚がない大人も
いるかもしれませんけれど。

きちんと社会生活を送れる大人に
なってくれるようにと願っているし
未来を託す大切な人材を育てる基礎が
教育なのだと思います。

こんな風に思えるようになるまでに
○十年もかかったけどね。(笑)
 
 

入学試験の時期も なんだかね…

 
人生に何度もない難関に立ちふさがるのは
試験ばかりではありませんね。

気温が低いとか雪が降るとか
その降雪で道路が歩きにくいとか
交通機関が乱れるとか 強風が吹き荒れるとか

この中のどれかひとつだけでも
カチあったらイラっとするような悪い気象条件が
この時期は束になって襲ってきます。

おまけに空気伝染する
インフルエンザなる病まで流行るという…。

試験を実施する側にも いろいろと
事情はあるのでしょうが

気象までが邪魔をしているとしか思えない
この時期に試験が重なるってのはそうでなくても
少なくなっている子供たちがちとかわいそう。

私なんか単純に思ってしまうのです
思い切って入学試験なんてやめれと。

受験生の数が相対的に減っているし
定員割れを起こす学校もあると聞きます。

志望者の多い学校でも少ない学校でも
とりあえず全員合格にして「卒業すること」が
難しい学校になってはどうでしょうね。

例えば入学試験をするにしても
中学卒業レベルの内容で 普通に高校を出ていれば
ほぼ満点がとれるくらいの
易しい試験で入学の門は広く開けておく。

そのかわりきちんと勉強して
それなりの成績を収めないと卒業させない。

卒業できないと その後の人生設計にも
大きな影響が出てきますから 真剣に
勉強せざるを得ないのではないでしょうか?

学校の在り方そのものを問うような
話題になっちゃったところで
明日に引っ張ったりしちゃおうかな。(笑)
 
お読みいただきまして ありがとうございました。
 

スポンサードリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました