人間に制御できる日は来るか?米国「スリーマイル島原発事故」

 
スリーマイル島原発事故
 
重大事故は上書きされる傾向があるので 
今は原発事故といえば 

「東日本大震災」の時の
福島第一原発の事故が
思い出されるかもしれません。

今日 3月28日は 1979年に
米国の東海岸ペンシルベニア州の

州都にほど近い場所で 大規模な
原発事故が起こった日です。

周囲が3マイルほどの川の中州の
島だったので スリーマイル島と呼ばれた
島の原発で事故が起きたのでした。

結構人口が多い場所が近かったので 
避難騒ぎになったようです。

米国の場合国土が広いので 
どこへでも逃げられていいですよね。

おまけにヒロシマやナガサキの惨状を 
恐らく報告書で見たのでしょうね、

当時の政府の人たちの
働きかけだと思いますが 

終戦直後から国費をかけて
広い米国のあちらこちらに
「核シェルター」を配備しています。

今この時もどこかで最新式で ものすごく
規模の大きな「核シェルター」の建設が 
各地で同時進行で行われているのです。

この話を聞いた時ほど 広い国土を
うらやましく思ったことはないです。
 

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失敗から学ぶこと 失敗を生かすこと

 
このスリーマイル島原発の事故では 
すぐに崩壊してしまうタイプの

放射性物質が主でセシウムなどの放出は 
少なかったとされています。

起きてしまったことは 
もうどうにもなりませんので 

そこから何をどうするか
というところが問題になりますね。

失敗から学ぶということです。

ただこと放射性物質については 
人類はそれらを制御したり
処理する術をまだ手に入れていません。

きちんとした処理能力を確立してから 
手にした方が良かったのに

手にしたこと自体が失敗だったのでは
ないかとさえ思えてしまう…。

相手と私たちの単位が違い過ぎて 
見ることも触れることも出来ないし

仮に単位を合わせられたとしても 
原子ってのはこれ以上
小さくできないやつらなので 
壊すこともままならないのです。

素人の私は ナノロボットなら
大きさの単位が近いから

相手を見つけることもできるし 
わんさか使ってぶった切れば~?と

思ったんですけど そういう訳で
だめみたいです。(≧_≦)

それともう一つ放射線というのは
電磁波なんですね。

だから仮にナノロボットのような
機械たちを動かすのに 

バネとかゼンマイ仕掛けとか
ものすごーーく古典的な動力しか
使えないんですよ。(ToT)

実際 福島の原子炉の中に
ロボットカメラを入れてみました。 

あの映像 ノイズがとても酷くて 
かなり見えにくかったですよね。

あのノイズは放射性物質が出している 
放射線のいたずらなのです。

ナノロボット部隊みたいのだと 
びよんっと放出される放射線に

直撃されれば全滅する可能性が
大きいんですう。o(__)o

しかも物質たちの姿は見えないのに 
やつらの出す放射線は ちゃんと今 
現実のスケールでも感知できますよね。

…ということは やつらと同じ単位まで 
人間を小さくするとかは
(出来ないからいいけど)
すんごい危険です。

私みたいな脳たりんが考えるのは 
時間の無駄だとしても

何とか糸口だけでも
見出してもらいたいです。
 
 

こうなるとゴジラに頼むしかないのか?

 
イスカンダルへ行こうにも 
宇宙だって放射線がいっぱいですよ。

宇宙線の被ばく問題を解決しなければ 
火星に行く人だって

健康に不安を抱えたまま新生活を
始めなくてはなりません。

考えてみると原子力って 
すごく根源的なエネルギーなんですね。

太陽が強烈な光と熱を出しているのは
核融合という反応です。 

人類がうっかり手を出してしまったのと 
地球が核まで冷え切って 

ただのでっかい岩の塊にならずに 
済んでいるのは核分裂という反応ですね。 

現象は違う点もありますけれど 
どっちもなかなか完全に消すことが
できなくて 有害な煙を
出し続けている炎のようなものです。

もちろん宇宙レベルの時間単位なら 
いつかは消えることもあるでしょうが
それって人間の手に負えるものでしょうか。

ちゃんと物理を勉強した人ほど 
核物質の問題に あまり
触れようとしないのは

ヤツらの厄介さを
理解しているからなんだなあと 

思うようになったのは
つい最近のことなのですが… 
それでも何とかしなくちゃ…。

原発事故でなくても 高レベルの
核廃棄物は全世界で排出され続けますので 

核物質の処理という問題は 
絶対に避けて通れない
喫緊の課題なのです。

ここでも国土の狭い日本は
ものすごく大きなハンデを負っていますね。

だからこそ知恵を出し合って 
せめて害を小さく短くする方法とか

放射性崩壊を早送りで進めてしまうとか 

あと…得意分野では新素材の開発!
「ないものは作ってしまえ!」の
精神で頑張りましょう! 

何でもいいから放射線を完全遮蔽できる
丈夫な容器を開発するしかないですよ。

日本はそこらを掘れば温泉が出るし 
地震や火山で地形がころころ
変わっちゃうですからね 
埋設処理はかなり難しいでしょう。 

それよりか少し離れた宇宙へ
「核捨て場」を作って静かに

運んで捨てて来るとか 地球上に
置かないようにするしかないと思います。 

私もですね 人類の英知に
期待していないわけではありません。

いつの日か きっと何か策を
講じられると思っていますが…。

その策を考えているのが
「核シェルター」の中だったりしたら 
もお泣くです。

考えがとぐろを巻いてきたので 
この辺にしておきます。
 
お読みいただきまして ありがとうございました。
 

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