なんで今日が「恐竜の日」なのでしょうか

恐竜の日

 

今日は「恐竜の日」なんだそうです。

どうしてそうなったのかというと
1923年(大正12年)に
米国の探検もやっちゃう行動派の
博物学者ロイ・C・アンドリューズさんが
中国は北京からゴビ砂漠へ出発した日に
ちなんでいるそうです。

いまいちぼんやりした由来だなあと思ったのですが
彼はこの旅で 世界で初めて 恐竜の卵の
化石を発見したんですと。(◎o◎)
この功績が大きかったんですね。

で、途中何度か中断はありますが
1930年までの冒険で 合計25個も
恐竜の卵の化石を見つけました。

こうした発見がもとで以降恐竜の研究が
本格的におっ始まったのだそうです。

この辺りまで来ないと 今日を
「恐竜の日」にした由来としては弱いですな。
 

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大きな骨の化石とか卵とか…

この御仁 実はニューヨークの
自然史博物館の館長も務めた人だそうで。

本当にいろいろな古いものが
お好きなんですねえアンドリューズさんは。

ほら映画「ナイトミュージアム」の
舞台となったあの博物館ですよ。

実は私 1度だけあの博物館に
行ったことがありまして。

んまあああ でっかいでっかい。
とてもあんな大都会の真ん中にあるとは
思えないサイズでしたね。

さらに言うと私 恐竜が怖いもんでエントランスに
飾ってあった化石は目を合わさないように
下を向いて通り過ぎたんですよ。

この時はここの一角で鉱物の特別展示会を
やってましてね、きんきらりんの光り物が
飾られていたんで つい思い付きで
そっちを見に行ったんです。(笑)

恐竜の研究者さんからみたら
アホかお前は!と言われそうですが
私は 同じ土に埋もれている古い物なら
きらっきらの光り物の方が好きなんです。

とてもいい目の保養になりましたわ~ん
きれいでしたよ。(^艸^)
はい 寄り道 おしまい。

 

恐竜の日になった由来の続き

えー…話を戻します。
アンドリューズさんがゴビ砂漠へ今日の日付で
出かけて行きまして 6月13日に
恐竜の卵の化石と遭遇するわけです。

最初はかの有名なトリケラトプスの
卵じゃないかと思われていたそうです。

でも後年(なんと72年も経った1995年に)
よくよく調べてみたら(というか研究が
進んでからでないと判別できなかったんじゃ
ないでしょうかねえ…。 ^^;)
別の種類の恐竜だったと確定したそうです。

今は砂漠や不毛の高山だったりしますけれど
その恐竜さんたちが 元気だったころは
さぞ豊かな大地だったのでしょうねえ。

恐竜さんたちの時代は 気温も
だいぶ高かったと言われていますし

大食漢の恐竜さんたちが
闊歩していたのですから それを支える
膨大な植物が豊かに茂れる環境でないと
恐竜さんたち生きて行かれませんから。

一説には二酸化炭素の濃度が上がっちゃってて
すごい温室効果でもって 地球全体が
文字通り温室状態だったとも言われていますね。

そんなに古い時代に大きな生物がいたなんて
たぶん誰も信じなかったでしょうね。

出発は博物学とか動物学からですが
今ではちゃんと古生物学というカテゴリが
確立するまでになっていますから
研究者さんたちの努力のたまものです。

 

立派な学術研究のカテゴリに入りました

まあ研究者さんたちは
テレビで見たりすると みなさん
ほとんど誰もが子供みたいな顔して
嬉しそ~うに発掘に没頭していますよね。

未知なるものへの好奇心と探究心の
かたまりになっているのがよく分かります。

楽しそうな仕事でいいなあと思いますが
フィールドワークは楽じゃあありません。

灼熱の砂漠や 足を滑らせたら千尋の谷~
みたいな山肌とかにへばりつきながら
足を取られながらも ハンマーを握りしめる
知の冒険者たちは今も変わりません。

まして今から100年近くも前なら
本当に冒険だったんでしょう。

ちなみにこのアンドリューズさん
その功績もさることながら
冒険しまくりの行動派だったので
映画「インディ・ジョーンズ」の
主人公のモデルだとも。

映画さながらの冒険だったことでしょうねえ
場所が場所だけに…。

最初に恐竜の卵の化石を見つけた時は
どんな気分だったでしょうねえ。

今でこそ巨大な砂漠でちょうど今頃
強風にのって黄砂をばらまきやがりますが

恐竜さんたちの時代 この地は
豊かな緑の大地だったのかもしれませんね。

大きな木の森があったかもしれません
なぜってヒマラヤ山脈も まだそんなに
近づいていなかったころだと思うので
適度な降雨もあったんじゃないかなと…。

だって卵の化石が見つかるってことは
「巣」だったということですから
「巣」を作るのに適した場所だったのでしょう。

ともあれこの旅が恐竜研究の第一歩に
大きく貢献したことは間違いないですね。

恐竜のロマンに憑りつかれた人たちにとっては
素晴らしい幕開けの日です。

これからも研究が進んで謎が解明できますように。

地球の歴史から見れば100年や
そこらは誤差の範囲ですからね

これからもどんどん古いけど
新しい発見があることでしょう。

子供みたいに目をきらきらさせて
土や石をほじくり返しながら かつての地球の覇者

恐竜さんたちの息吹を現代によみがえらせ
私たちに教えて下さい。

もしもあの隕石の衝突がなかったら
私たちは彼らのえさのままだったかも…。

私は 今に生まれて本当に
よかったと思っています。

あ~んなにでっかい生き物がそこら中に
うようよごろごろいたとか 怖くて
生きた心地がしませんから。

 
お読みいただきまして ありがとうございました。

 

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