長い間「天皇誕生日」だったけれど 今は「昭和の日」

昭和の日

 

今日「昭和の日」は 初めから
「昭和の日」ではありませんでしたね。

元々は昭和天皇のお誕生日でしたので
長い間「天皇誕生日」として
親しまれ、ずっと定着してきました。

そして昭和天皇が崩御されたことで
長く激動の昭和が終わりました。

平成になって ごく短期間だけ
「みどりの日」と
呼ばれていた時もありました。

2007年から正式に
「昭和の日」と定められました。

ま、かれこれ92年もの間
ずっと赤い日でしたので
今さら平日には戻れないですよね~
続いて大型連休も控えてるし。

季節柄 植樹祭なんていう
イベントもあったりして

暑すぎず 寒すぎずの
観光シーズンの到来でもあります。
 

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ずっと祝日で よかった

みずみずしい緑たちが空気を
きれいにしてくれているので
外で思い切り深呼吸したくなったり
無性に屋外へ出掛けたくなっちゃいますよね。

私の住む地域では このくらいの頃から
外での農作業を始める人が
ぼちぼち出てきます。

そうして野に出て耳を澄ますと
ひばりの声がするようになるのです。

この鳥さんは田んぼの畔など
ちょっとした場所に巣を作ります。

で その上空を上下しながら
鳴くのです、あの通る声で。

最近は私がそういう所へ出掛ける用事が
なくなったので ここ最近はしばらくは
直接さえずる声を聞いていませんけれど

子どもの頃など 農作業の手伝いをしましたので
ひばりさんの歌は聞く機会がありました。

初夏のきらめく光と 若葉に染まり始めた山々
ひばりのさえずり どれも来るべき
清々しい季節を予感させる
うれしい便りなのです。

この時期は少し風が強いせいか
最近ではうれしくない飛来物が
ちょいと気になります。黄砂です。

花粉はほとんど症状が出ないのですが
黄砂はいけません 泣けます。

目がかゆくなって勝手に涙がこぼれるのです。
それも大人になってから
そうなってきましたからね。

子供のころからここにいるのに なんで今頃
こんなになるのか…抵抗力が落ちているのかなあ

なんて思いながら 面倒くさがりなので
あまり真面目に対策していないですけども…。

 

緑のエネルギーうらやましいな

あと 外に出なくなったのは
日差しが強いからですね。

標高が高いせいか よくわかりませんが
紫外線はつおいです。

もう子供じゃないので この対策は
ある程度しっかりやってます。

でもこの強い光が植物たちを
がんがんと成長させるのですよね。

…あ…光で思いついたんだけど
ちょっと前に話題になっていましたが

あの話はその後どうなったのでしょうか?
人間が植物の真似をして光合成をやるって話。

正確には植物の光合成のしくみを
明らかにして エネルギー問題の
解決に繋げようという研究だったと思うけど
成果はあったのかな?

物事の解明やその応用が すたこらできるとは
思っていないけれど 一定の道筋が着くまで
がんばって続けてほしいです。

植物たちはあんなに生き生きと
光合成に励んでいるのになあ…。

何とか解明にこぎつけて
仕組みを勉強させてもらわないと…
でもどうして人間にはできないなんだろう?

やっぱり地球上に登場した歴史が
違いすぎるからでしょうか。

植物さんたちからみれば 私たち人類なんか
ず~っと後に生まれたくせに 我が物顔で
地球を支配しているようにみえるでしょうね。

本当は植物さんたちに丸ごと支えて
もらっているのに 全然気づいていないし。

何だかそういう横暴な態度って
恐竜たちにかぶる気がするんだけど…。
人間 大丈夫かな?

 

春の光と緑と休日

えー あー少しの間「みどりの日」だった
繋がりから みどりを取り上げましたが
ずいぶん逸れてしまいました。失礼。

それでも日本人は植樹などを
頻繁に行ってきていますので

緑というか植物を、森林を大切に
しないといけないと わりと
分かっている方かなと思います。

私たちは日本の縄文時代の食料確保は
狩猟採集だったと教わりましたが

実際にはクリやシイの木など
「樹木」を畑のように栽培する方法で
食料の確保をしていた
という研究もあるそうです。

木の実を収穫するために 同じ種類の木を
集落の周りにどっさり植えたそうです。

たぶん傷んだり 枯れたりするものも
あったことでしょう。

そういう時はまた新たに「木を植えて」
いたんだろうなあと…。

縄文時代の終わりごろ
稲作農業が入ってきた辺りを弥生早期と
呼ぶみたいですが 今からおよそ
2500年くらい前のこととされています。

実はこの稲作文化を持ってきた人たちは
一緒に鉄器も持って来ています。

で、当時の製鉄は「たたら製鉄」といって
人力でしたし 多くの薪が必要でした。

ジブリの映画「もののけ姫」にも
ちらっと出てきますよね。

鉄分を多く含んだ土壌の場所には
たたらが置かれ 豊かな森林が燃料として
切り倒されて 消えて行ったことでしょう。

木が育つまでには何十年もかかりますが
燃やす時はほんの一瞬ですから。

後から来た人たちはどうかわかりませんが
以前から日本に住んでいた人たちは

切り開かれて空いた場所や
たたらが置かれ移動していった跡地には
木を植えたのではないでしょうか。

もっとも放っておいたって
木々は芽を吹いて来たと思いますけどね。

そういう大昔から 人間の生活と木々とは
深い関わりを持っていました。

特に日本人は木々に生活を支えて
もらっていたという方が正しいでしょう。

たぶんそういうことがDNAのレベルで
刷り込まれているので 日本人は
せっせと植樹にいそしむのだと思います。

山笑うという季語がありますが
ちょうど今くらいの頃から
新緑の季節にかけての山々は
本当に笑っているかのようです。

周りの何もかもに 命が輝いているような
いい季節ですね。

ちなみにどうでもいいことですが
今日は私の誕生日です。

 
お読みいただきまして ありがとうございました。

 

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