七十二候 蚯蚓出(みみずいずる)

蚯蚓出

 

今日は七十二候の 蚯蚓出
(みみずいずる)を取り上げます。

みみずってこんな字を書くんですね。
この候で初めて知りました。

田舎者ですので みみずはもちろん
実物を知っていますし 普通に見かけます。

ただ種類とか どんな仲間に入るかとか
全然知りません。

身近な生き物なのに本当に何も知らなくて
そのことに自分が驚いています。

でもみみずのお陰で肥沃な地面になると
聞いたことがありますので

こちらの知識の有無に関わらず とても
お世話になっていたことは確かですね。

候に蚯蚓出とあるということは
今くらいの時期から みみずさんを
見かけるようになるのでしょうね。

普段は土の中にいて …なんで出てくるの?

一説には土に湿り気が多くなるから
らしいのですが みみずさんから
聞いたわけではありません。(笑)
 

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縁の下(土の中だけど)の力持ち(?)

大事なものは外から見えないことが多いですね。
有名な詩にもうたわれています。

みみずさんは不思議な生き物ですね。

目も脳も骨もないんですって。
だけど体を維持し 前進もできますね。

節みたいなものがうねうねと動いて
前に進んでいきますけど…。

いえ正しくは 進んでいる方が前ですか。

都合が悪いと判断して バックしている
可能性もありますけども…。

あら脳がないのにどこで判断すんだろ…?
ああああ考えるとこっちが混乱する!

土を食べてみみずさんの体の中を通って
反対側の排泄口から出てくるころには
質のいい土になっているとか…。

せっせと食事をしては いい土を増やして
くれているのです。

えっと どうせ考えてもわからないので
別のことを考えるようと思います。

わりとしっとりした土にいる感じだけど
あの不思議な体なので 適度な湿り気は
必要なんでしょうね。

私 目がないと言いましたけど 正確には
光を感じる程度の感覚器官はあるみたいです。

多くの時間を暗い土の中で過ごすので
目が退化したのかしらん?

みみずさんの一番すごいところは 食物連鎖の
底辺にいるということでしょう。

発生の数が多い生き物はだいたいそうかも
しれませんけど みみずさんは大人でも
あらゆる生き物の食料になっているのです。

おや…?植物も みみずさんが良くする土の
恩恵を受けているかもしれませんね。

すごいなあ地上のほとんどの生き物たちを
支えてるなんて。

 

驚異の生命力?仕組みがすごいんだわ

みみずさんは体の一部が傷ついても すぐに
治ってしまうそうです。ほえ?

ほとんど瞬時に 治るとか…。ほええ?

種類によっては 体がちぎれても その両方が
別の個体として再生するらしいです。ひええっ

もっもしかすると不死身なの?死なないの?

そういえばみみずさん 雌雄同体で
体のあっちとこっち両端で 性別が違うんだよね。

もしも体が二つに切れてしまっても それぞれ
別の人生(?)を歩み始めるのね。

トカゲのしっぽ切りのような感じで 節のとこで
ぶあっさり切り離せるようになってるみたい。

人間のような複雑な生き物には応用できないけど
傷の治りが早いとか いいですよねえ。
神経もなさそうなので 傷みも感じないのかな。

そのわりには 土の中にいるのを知らないで
掘り返しちゃった時なんか 七転八倒のように
体を激しくくねらせているけど 苦しいの…?

…ていうか 呼吸はしてなくて体の表面から
直接 酸素を取り入れているみたい。
はああ昆虫さんと同じだねえ。

そういう仕組みのせいか 体が巨大化しなくて
本当に良かったと しみじみ思います。

でも長ーく成長する種類はいるみたいですよ、
そのサイズ 数メートル単位。ぎえええっ

ぞろ~っと長いものは苦手なので
そういう仲間には会いたくないです。

数ミリから 数メートルのサイズまで
豊かなサイズ展開が た~くさんの生き物を
支えているんですね。

そういえば漢方薬にもなってるそうで
人間の役にも立ってますなあ。

私が知らなかっただけで みみずさんてすごい。

七十二候によれば今頃から そこら辺りで
行き会えそうなので 少しは観察してみようかな。

大丈夫 寒冷地には怖いほど巨大なみみずさんは
いないから。…たぶん。

ただねえ みみずさんの方がいつも忙しそうで…
必死こいて 逃げようとするんだよね。

私は見てるだけしかできないから安全なのに。

 
お読みいただきまして ありがとうございました。

 

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