二十四節気の「小雪」になろうとしています

小雪舞う冬木立 暦・季節

 
小雪舞う冬木立
 
明日が二十四節気の「小雪」となっていますが
ちょっとフライング。

私の住む地域は 雪の量がとても少ないので
暦通りに雪が降ることはあまり多くないです。

…というか 年が明けてから
降ることが多いですね。

ここ最近は 雪が降って 積もるとか
有り得ないことが起こりましたけども…。(怒!)

雪は 要りません。

繰り返しになりますが 乾燥が激しい内陸性の
気候ですので 雪はほとんど降りません。

数年前 関東一円を襲った2月の大雪の時は
1メートルも積もって本当に驚きました。

近所のお年寄りも こんな雪は
生まれて初めてだと言っていましたし…。
 

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暦の「小雪」と同じ小雪地帯

 
今の時期も 暮れも そしてお正月も
冬というのは寒いけれど 毎日晴れの日が
続くものだと思っていました。

もちろん周りの山は真っ白です。

でもその雪は 強い季節風で
ぶっ飛んでくることはあっても
辺りを白くしたり 積もることは
ほとんどないのです。

山から吹き降ろす風は 雪の上を
通って来るのでたいへん冷たいです。

雪そのものは 凍りついているので
「新雪」のように上っ面に
ふんわり乗っかっているのを
吹き飛ばしながら連れてくるのですね。

どうしても風と一緒の印象が強くて
雪だけが優しく降るようなイメージが
ほぼないのが実感です。

暦の「小雪」のイメージがどのような
雪を連想するかそれこそ雪の降り方で
地方色が豊かになるでしょう。

ちらちらと舞い落ちるような
雪だったら ロマンチックな
感じですてきなんですけどもねえ。

ほほを切るような風と一緒の攻撃的な雪だと
…痛くて涙も凍りそうです。

その意味では 厳しい冬と
言えるかもしれませんね。

今の時期には降らないだけで 冬のシーズン
全体でなら 15センチくらいは降ります。

そういえば何度か 一度も雪が降らないで
過ぎてしまったこともありましたっけ。

こんな条件の場所ですので 雪遊びとか
全くしないですし そりなど経験がありません。

近所に坂もないですから。

雪が少なくて 坂もないので
ラッキーかもしれないけど。

どっちもあったら 怖くて外を歩けないですよ。

…と思うのは今だからで そういう環境で
育ったなら不便など感じないでしょうね。

しつこいけど 雪は要りません。
 
 

「小雪」のまま 一冬越せたら…

 
実際 小雪地帯なので豪雪地帯や
普通に雪が降る地域から見れば 文字通り
冬を通して「小雪」だと思います。

そのかわり厳しい寒さが冬の間
ず~っと居座っているような感じですが。

外気温が氷点下になるとか そういう環境を
知らない人にどう説明したら伝わるか
本当に困ってしまうのですが…。

そんな寒冷・小雪地帯で
驚いたことにスキー場を作ることになり
あっという間にできてしまったんですよ。

スキーなんて…雪はどうするんだ?

その話が持ち上がった時 私も含め
地域のみんなが持った共通の疑問でした。

人工降雪機をフル稼働させて
100%の人工雪でいく!

ゲレンデだけは雪がある特色のある雪景色!
しっかり営業しとります。

冬枯れの山肌に白いゲレンデが 今年も
もう間もなくオープンを迎えることでしょう。

寒冷地ですので 人工降雪機とは
相性がいいんですって。

私はスキーとか全然できないし
雪質なんて全く知らないのですが

最初から人工降雪機の雪だよ~と言っているし
現地へ行ってみれば ゲレンデしか
雪がないので お客さんたちも
承知で利用してくれているのでしょうね。

高速を降りてすぐの立地ですし
ゲレンデ以外には雪がないので
移動は非常に楽ですけども。
特に業績が悪いとも聞きません。
 
 

「小雪」地帯にスキー場現る

 
夜になると照明が点いて
ゲレンデだけが白く輝いているのが
私の部屋の窓から見えるですよ。

一冬を通して15センチほど
雪が降れば この冬は大雪だったと
人の口に上る小雪地帯で

わざわざスキー場を経営するとか
がんばるなあと思いますね。

文明の利器を以って 自然に逆らい
小雪地帯でもスキーをやっちゃうのは
いいとして 無理やり降らせた雪が
ガッチガチに凍りついて
塊になってしまうのではないかと
素人は ムダな心配をしています。

雪を作るのに適した気温は
この辺りにしてみると 比較的
暖かいと感じる高めな気温です。

ぐんぐん下降する気温を 人間が
制御することはできませんから。

さらさらパウダースノーになる
氷点下10度以下の低温は
深夜から朝明方で 営業時間に
地表に降らせた雪は…凍るでしょうねえ…。

そこを何とかするのも人間の
仕業なんですけども…ね。

全くの素人なので あくまでも
想像でしかないのですが

人工降雪機というのは散布する水滴の
大きさをその時の外気温に合わせて
調整することが可能で 狙い通りの
雪質の雪を作ることができるのかなと。

なので 自然に降る雪と同じように
その土地特有の雪になるのではないかしら。

降らせた雪がそのあと その環境で
どうなるかはアレだけども…。

文明の利器を 過大評価し過ぎかな?

でもこんな小雪地帯でスキー場を
経営してるんだから すごいと思う。

二十四節気の「小雪」が近くなるころ
ふと思ったりするのです。
 
お読みいただきまして ありがとうございました。
 

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