今日は「世界電気通信記念日」です

世界電気通信記念日

 

今日 5月17日は
「世界電気通信記念日」なんだそうです。

1865年の5月17日に
今の国際電気通信連合(ITU)の前身の
万国電信連合が 仏国はパリで
設立されたことにちなんで記念日になりました。

ちょっとまって!1865年といったら
明治維新よりか前なんですけど。

だ・か・ら、最も古い国際機関と
いわれているんですね。ふむふむ。

たぶん日本は明治になってから
加わったんだろうなと思ったら やっぱり
1871年(明治3年)のローマ会議から
参加しています。

すごいですよ 明治維新から3年しか
経っていませんけれど がんばって
国際機関に名前を連ねたんですね。

維新を戦った人たちはこういうことも
実現させたかったんでしょうね。
 

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「文明開化」の掛け声とともに…

列強と肩を並べる、同等の立場で
同じテーブルにつく、そうしておかないと

そういう素地を 少しでも早く作っておかないと
列強に飲み込まれてしまうかも…
という心配が 本当にあったのでしょう。

維新を実現に導いた元勲たちのほとんどは
彼らの五感を持って 列強を実感して
来た人たちばかりでしたからね。

心配というか 日本の行く末を
本気で憂慮していたのでしょう。

で、こちらは万国電信連合でしたが
もうひとつ似たような集まりに
国際無線電信連合というのがありました。

こちらは読んで字の如く 無線の方の電信関係で
1908年に日本も含めて
30か国が参加して発足しました。

こちらも結構古いですよね、
1908年といえば明治年代ですから。

電気も電波も操ることを考え 実現したのは
欧米の発明ですが 新しもの好きな日本人も
大いに興味を掻き立てられたはずですよね。

けれども すぐに普及!という訳には
いきませんでした。

なにせ「舶来品」なので 残念ながら
庶民には手が出ませんでしたから。

でも大きな街では電車が走り
街灯が点ったりしましたね。

やがて水力を使って発電もできるようになったので
都会はかなり早い時期から
大規模な電気の消費地になりました。

電気を使って動かす様々な機械も発明されました。

今 私たちが便利に使っているもののほとんどは
このころ原形が考案され時間の経過とともに
実用化されたものが多いのです。

一番先に開発されたのが 軍事用で
あったことは言うまでもありません。

 

電気は世界規模で発展

さらに大東亜戦争が終わった後 1947年に
万国電信連合と国際無線電信連合が
一つに がったーーい!し

「国際電気通信連合」として
新たに発足したわけですが、
こちらになってからだってもうすでに70年超え。

でもって日本は1959年からは
理事国として管理・運営に携わってるとか。

見てみると関わっているのは
国単位だけではないみたいですね。

普通の民間企業でも通信分野の会社は
参加しているようです。

まあ通信分野の会社というのは大きな組織になるし
インフラ整備とかも大規模なものが必要だし
ほとんど国家事業みたいなものですよ。

み~んなして海底ケーブルを設置したり
電波の送受信基地を増やしたり

出来る国は限られてしまいますけど
通信衛星を運用したりして
私たちのためにがんばってくれています。

伝書鳩を飛ばしていた時代から
通信手段のスピードアップは人類の夢でしたから。

電気信号に乗っけるという よくわかんないけど
めっちゃ早い方法を確立したことは 本当に
画期的で 通信手段の革命といえるでしょう。

 

便利で快適な生活は もうやめられない

そこからホップ ステップ ジャーンプ!でもって
あっという間にインターネットで一個人が
世界と繋がっちゃう時代を作りましたからね。

私が子供だった頃は こんな時代が来るとは
全く予想していませんでした。

いちばん凄いと思ったのは
やはりパソコンの普及ですね。

個人がこんなものを持てる時代が
こんなに早く実現するとは思いませんでした。

でも今では さらに驚くことに
これが普通になってしまいましたよ。

個人的にはネットの普及で
それまで個人では知り得なかったことにも
直接触れることができるようになり
世の中の仕組みがよく見えてきたこととか

勝者の都合で隠されてきたことも
白日の下に晒され 徐々にですけれど
人々に周知されるようになったことが
一番よかったと思っています。

子孫の発明で自分たちの悪事がこんなに早く
暴かれるなんて 想像だにして
いなかったでしょう白人さま、
「天網恢恢疎にして漏らさず」を覚えてね。

まああ私としたことが ついでに
毒を吐いてしまいましたわ。おほほ…

人間の欲望は限りがないもので 外国語なんか
勉強したくないから 自動の同時通訳機を
早く作って 誰でも手に入るようにしてよと
真剣に思ってますし。

あれれ 電気通信からちょっくら離れちまったぜ。

人間の暮らしや知的好奇心を 便利で
快適で楽しい方へ持ってきてくれた電気通信。

150年以上も前から一歩ずつ
前進してきた歩みのたまものですね。

先人たちの努力の結晶を 当たり前みたいに
享受するだけではなく たまには

この便利なものを普通に使えるには
どんな道具や設備あるいは施設が必要だったか…

みたいなことも 思い出してみるのも
いいと思います。

 
お読みいただきまして ありがとうございました。

 

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