今日は お習い事などの「稽古の日」です

稽古の日 祝日・記念日、○○の日

 
稽古の日
 
どうして 6月 6日が
「稽古の日」なのでしょうね。

どうやら江戸時代から言われているようで 
6歳の6月6日に習い事を始めると
上達すると言われているようですが。

なんでも歌舞伎のせりふにあって 
庶民の間に広まったんだとか。

でも当時は「数え」という使い方でしたから
6歳は 数字が変わりますね。

キリスト教徒が聞くと
嫌がりそうな数字の並びですよね。

とはいえこちらキリスト教徒さんの方も 
嫌がられてはいますが

ではその理由はどうして?というと 
はっきりとその来歴を

答えられる人はあまり多くないかも
しれませんけれど。

おっと話をお稽古の方に戻しましょう。
 

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ムキになるのは 親の方…?

 
歌舞伎のセリフの方は…
たぶん語呂がよく思えたか 

あるいは 同じ数字を並べた方が
覚え易かったからかもしれないし 

まあ日付や数字にあまり意味は
ないのではないかなあと。

そう思っていたら 室町時代の能楽師 
世阿弥がその著書の中で

「6歳(7つ)のころに
修業を始めると 自然でいいので 
子供の思うままにやらせましょう」
みたいなことを言ってるそうで。

もしかすると 芸事つながりで 
そこらへんに根っこが
あるかもしれませんが…

やっぱり想像の域を
出ないような気がします。

お習い事はできるだけ
本人の意思でやるほうがいいですよね。

上達すれば本人もさらに上を
目指すでしょうし

情操教育にも感性を磨くにも 
もってこいですから。

まあ中にはむりやり習わされたことが 
いつしか本気に火がついて

しまいには職業になっちゃった
みたいな出会いもありますけれど。

やっぱり好きでないと続かないし 
続かなければ上達もないので

子供さんが望むお習い事を 
親の字のとおり 立木の陰から
見守ってやることが
親の役目ではないでしょうか。

それでも物事というのは
始めてみなければわからないことも
ありますよね、まして
子供のことならなおさらです。

あまり干渉せず本人の感覚に
任せることが いちばん重要かなと。

中には何をやっても途中で放り出して
しまう子もいるかもしれません。

厳しく叱る前に 自分が子供だった
時のことを思い出してみてください 
よからぬことは似るものです。(笑)

目の前ですねているのは 
あなたの子供だということをお忘れなく。

その上で叱って解決するか否か 
親力の見せ所(?)です。

ともあれ どうしてもお稽古ごとに
向かない子もいると思いますので 

その方面でも 無理強いだけは
しないようにしてください。

親自身がやりたかったことを
強引にやらせるとか 以ての外ですよ。
 
 

やり直しお稽古 大いに結構!

 
そんなにやりたかったことなら 
子供を一人前に育てた後でも

充分やり直しが利きますので 
自分でやりましょう。

人生長くなっていますから 
いくらでもできるはずですよね。

それこそ本人のやる気次第 
やるかやらないか本気度の問題です。

やりたいこと やりたかったことを
一生懸命 求めて行動することは

年齢に関係なくやりたいように
やればいい…そう思います。

思いがけない出会いや 成功や失敗 
工夫など様々な心の動きを

体験するのはいくつになっても
いいことだと思います。

もちろん無理をする必要はありませんが 
楽しくてしかたがない
時間を忘れて熱中してしまう…

そんな風に思える時間を過ごせるのは
すてきなことだと思いませんか?

そんな感覚を味わえるのは 
好きだと思える程度にしておくことも
必要かもしれません。 

具体的には 
結果を求め過ぎないことです。

どうしても一番になりたいとか 
トップでいたいとか 目標やレベルを
高く設定しすぎると いろいろと支障が
出てくる可能性があります。

励みになることと人と競うことは
少し違うと思うのです。

ですから 楽しいな、面白いな、
愉快だなそんな明るい気分に
なれる程度にとどめておけて

人と比べない競わない 
このさじ加減が大切かな…と。

つい若い頃のような競争意識が出てきて 
負けたくないとか 勝ってみせるとか

思いたくなっちゃうかもしれませんけれど 
そこまでやらなくても
自分が楽しければそれでいいのです。

人のためでなく 自分のために
自分が楽しむ そのスタンスで充分かと。

やり直しのお習い事 お稽古ごとは 
ムキになってガシガシやる必要がない

気楽に楽しめる… そういうところが
いいのではないでしょうか。

持って生まれた性分で負けず嫌いの人が 
年を重ねた分穏やかになったり

反対に年を取るほど気が短く怒りっぽく
なったりするかもしれませんけど。

自分とは違う感覚を持った人と
触れ合ったり 親しくすること
関わりを持つことは 

脳にも刺激になりますし 
健康増進にもつながるかも。

何かに夢中になることは若い人だけの
特権ではないはずですから。

若い今 親としてお習い事 
お稽古ごとで子供の成長を願うなら 

一緒に楽しんだり喜んだり励ましたりして 
気持ちを共有すること 

気持ちのつながりを大切にすることが 
何よりも大事なのではないでしょうか。

いちいち考えることもなく 
自然にそうなっていくと思いますが

上達はそういうことの先に
あるような気がします。
 
お読みいただきまして ありがとうございました。
 

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