人類初の快挙「宇宙飛行の日」

 
宇宙旅行の日
 
今日は「宇宙飛行の日」だそうです。

理由は人類が初めて宇宙船で
地球を一周した日だからです。

今から58年前の今日
 4月12日のことでした。

旧ソ連の有人宇宙船ボストーク1号に
乗り込み 108分で世界を一回りして
無事 帰還したのです。

慣性の法則とはいえ無重力空間とか 
空気がないというのは

本当に推進力をずっと保てるんですねえ、

地球を一回りするのに
2時間かからないんですよ?

58年も前のロケットエンジンで
このスピードです すごいですね。

人類初の宇宙飛行を果たした彼の名は
ユーリィ・ガガーリン少佐。
記録によると大変小柄な男性でした。
 

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絶対に負けられない競争だった

 
その小柄ゆえ 搭乗員に選ばれたのです。

なぜなら当時の宇宙船はとても小さく狭くて 
大柄な人は乗れなかったんです。

ロシア…というか旧ソ連のみなさんの
体格をイメージすると

小柄な男性を探す方が
大変だったのではと思うのですが…?ぷぷぷ…

まあ今でも帰還用のカプセルは
とても狭そうですけどね。

大きいとそれだけ
空気抵抗も大きくなりますから 

大気圏への再突入の際
危険な状態になりますので 
極力小ぶりに作るのでしょう。

最終選考に残ったもう一人も
小ぶりな人だったそうです。

まあ体は小さくても訓練は同じですし 
優秀な成績を残したのでしょうね。

一説にはガガーリンさんの方が 
笑顔に愛嬌があったから選ばれたとか。

クマさんみたいに大きくて 
むっつりと怖そうなのがロシア人男性の
イメージなので(個人の感想です。) 

小柄で愛嬌があるとか 
ものすごくハードルが高かったのね。

なんでも彼は宇宙飛行中に 
タス通信のガガーリンさんが

中尉から少佐へ昇進したという
ニュースを聞いたのだそうで 
本人は素直に喜んでいたらしいですが…。

実のところは当時の政府高官たちは 
ガガーリンさんが
生還する可能性は低いとみてて 

いわゆる「殉職による階級特進」を
決めていたのではないかと。

返ってくる前 勝手に一度殺されてるし 
ガガーリンさんてば…。

でもですよ 今と違ってこのころは
宇宙船ごと落ちてくるのではなくて

高度7000m辺りで 人間を座席ごと
パラシュートで放り出したんだって。

こっ怖いよう…危ないったらありゃしない。
\(◎w◎)/!

だ・か・ら 生還の可能性を
低く見積もっていたのよ 
お偉いさんたちは。

まあこういう設計は戦闘機とかなら
今でも こんな感じだけどね。

そんな内緒の危険をものともせずに 
無事帰還を果たしたガガーリン少佐は
一躍時の人になり 世界中に招かれました。

当然でしょう、人類が初めて大気圏の
外へ出て 帰ってきたんですからね。

ソ連のお偉いさんたちは お鼻が天井を
突き抜けそうだったでしょうねえ。

ところがこのガガーリン少佐 突然 
墜落事故で亡くなってしまうのです。

まだ34歳の若さで 
宇宙から帰還して7年後のことでした。

ああいう国でしたから 事故の詳細や
原因など長い間 公になっていませんでした。

どうやらミグという戦闘機に乗っていて 
何らかの原因で操縦不能に陥ったらしいということで

鳥などとぶつかったのか 
あるいは他の高速飛行体と異常接近などして

操縦不能になったのか…
今もって本当の原因はわかりません。

米国政府やNASAの人たちは 
有人宇宙飛行の実績を 

まるごと共産国の親玉ソ連に 
持って行かれてしまいましたから 
さぞ悔しかったことでしょう。 

ぐぬぬ…と歯ぎしりしながら
地団太を踏んで 床を
踏み抜いていたかもしれません。

こういう巨大な国家プロジェクトは 
プロパガンダのためには湯水のように

果てしなく税金を注ぎ込める 
共産国家の方が推進力に勝るでしょうねえ。
 
 

最後のフロンティア宇宙の開発競争へ

 
ったくねえ ザマアご覧あそばせ。 

日本を抑え込みたい一心で 
ロケットエンジンの開発を奪い取るから 

共産国なんかに 先を越される
ことになったんだわさ。ふん。

まあその後 米国もプライドをかけて
がんばったから 許すけど。

ともあれ人類初の宇宙飛行を記念して 
今日が「宇宙飛行の日」となりました。

むろんこれはただのスタートに過ぎません。

巨額の国費をつぎ込んだ宇宙開発競争は 
今まさにその火ぶたを切ったのでした。

ちなみにそれから20年後 1981年の
今日 4月12日「宇宙飛行の日」には

そのNASAが スペースシャトル1号を
打ち上げています。
すご~い根に持ってたよね。ぷぷ…(`艸´)

それとガガーリン少佐の
アイディアだそうですが 

宇宙船のコックピットには 小さなクマの
ぬいぐるみが吊るされているそうです。
(小熊のミーシャだったりして)

これは無重力状態になると人形が浮くため 
エンジンを止めても 慣性の法則だけに
なったことがすぐにわかるからだそうで 

21世紀の今でも続く
伝統の習慣(?)なのだそうです。

私は…高い所と速度の速い乗り物が苦手なので
何らかの飛行物体で飛び上がるとか

地球の重力に逆らって飛び出すとか
絶対に嫌です。

そのために遠心分離機の
お化けみたいな装置で 
訓練するとか もっと嫌です。 

宇宙エレベーターでも出来ない限り 
宇宙へ行きたいとは思いません。

仮にできたとしても高度に耐えられないので 
何日も滞在しながら 徐々に

大気圏の離脱へと持って行かないと 
だめだと思います。

私が生きているうちに できるかなあ…?
 
お読みいただきまして ありがとうございました。
 

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