ヴェルサイユ講和条約が調印され 第一次世界大戦が終結した日

第一次世界大戦終結 忘れ得ぬ出来事

 
第一次世界大戦終結
 
どさくさに紛れて参戦したような感じの
大日本帝国でしたが。

というか場所が遠すぎましたかな。

実をいいますと 第一次世界大戦については
日本の参戦経緯もそうでしたが ほとんど
知らないと言ってもいいくらいなのです。

そのため得意のもしもの妄想も 
イメージが極めて貧困なのですよ。

もしも大戦に参戦しなかったら
どうなっていたか 実際の戦線からは

相当に距離があるので あまり影響は
なかったのではないかなと。

ただ派兵してって言ったのに 
シカとして感じ悪~いと英国が

戦後の国際社会にチクッて
仲間外れにされたかもしれませんが…。
 

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戦争なんて何もいいことがない

 
そうそうもしも参戦していなかったら 
太平洋の島々の国とか

今 どっかの赤い国が
勝手に埋め立てたり 基地を
作ったりしてる南沙諸島や

西沙諸島と呼ばれる辺りも
大日本帝国とは
関係のない場所だったでしょうね。

これらの場所は第一次大戦後の国際連合で
主要国の一翼だった大日本帝国が
「委任統治」を任されたところなのですよ。

もともと欧州の列強が植民地として
所有していた国々でした。

おおかた遠くて面倒だから一番近かった
日本に押し付けたんでしょうけど。

日本が主要国だったり 戦勝国として
正式に委任統治をしていたとか

後に起きた大東亜戦争の戦勝国には
とても都合の悪い事実なので

そこら辺は巧妙に薄めて 
教えないようにして無かったことにしました。

大日本帝国を実態以上の悪者に仕立てるため
戦後教育を練り メディアなどで繰り返し 

戦争とは大東亜戦争のことという
刷り込みを行いました。

近現代史をきちんと 学校で教えないように
仕向けたのは誰かなあ?

おっと話があさっての方向に
行っちゃったので 軌道修正~。

結局この戦争は欧州から多くの
王族や貴族 王政や帝政を消し去りました。

1914年の時点で共和制だったのは
仏国とポルトガルだけだったのに。

戦乱が国を荒廃させ人々の生活を破壊したのです。

欧州において王政や帝政が一掃されたということは 
本当の意味での「フランス革命」が実現したのは 
この時点だったのかなと思うのです。

「権力者」から「権利」を奪い返したかに
見えましたが その後ぐだぐだで

また「王政」が復活したり
貴族などはそのまま残ったりしていました。

それは王侯貴族が「権力者」であったと同時に 
長い歴史を積み重ねて育んできた

文化の保護者という一面も持っていたため 
簡単に消し去れなかったのでしょう。

欧州を巻き込んだ戦争の渦は 
そこのあたりも破壊することになり 

多くの国が共和制という一種の折衷案を
取り入れた政治形態に移行していきました。 

兵器も殺傷能力が高くなった新兵器が
次々に登場したので 死傷者の数も

900万以上とされ 人類史上2番目の
数になってしまいました。

多くの国々で反戦運動や兵士の反乱が
起こるなどしていましたし

ロシアに至っては王朝が打ち倒されたのみならず
「共産主義」というこれまでにない
社会形態の台頭を許すことになります。

この「共産主義」は人類が生み出した
最も性質の悪い思想だということに
この時は誰も気づいていませんでした。
 
 

もうこんなこと やめようね

 
1918年の1月に英、仏、伊、米そして
日本の連合国側の主要国首脳が

パリで講和会議を開いたのだそうですけど 
半年も揉めたそうです。

首脳というのは そんなに
ヒマなものなんですかねえ。 

そしてその結果ドイツに対する講和である
ヴェルサイユ講和条約の調印を行ったのは

奇しくもちょうど4年前 
戦端となった事件の起こった
 6月28日のことでした。

他の中央同盟国と呼ばれた国々とも
それぞれに講和条約を締結しました。

これらの締結をもって戦争は終結したわけです。

細かいことを言えば今日の国際社会においても 
その時のごたごたが尾を引いていたり

混乱の原因になっていたりすることも
少なくないのですけれど

書いている本人の理解の許容範囲が 
ぶっ壊れそうなのでやめておきます。

とにかく戦争をするとろくなことがないと 
この時には学習できませんでした。

この後も戦争を繰り返しているので
そうとしか思えません 残念ながら。

戦争はそれ自体が社会不安をもたらしますし 
よからぬことを企む者たちの台頭を許したり 
下手をするとそいつらに国を乗っ取られてしまいます。

社会不安が広がると極端な考え方が
民衆に受け入れられ易くなるからです。

それは極端な考え方やカルト宗教または
反政府主義者などは 人々の前では

天使の顔で近付き もっともらしいことを
うそぶいた上で味方のふりをするため

驚くほど簡単にだまされてしまうので 
急速に支持者を増やしたりするのですね。

そうあの「共産主義」でさえ 
多くの人々に拍手を持って迎えられたのですから。

ざっくりと第一次世界大戦の後の欧州を
俯瞰すると近い現象が散見されます。

病原菌で発症する病などもそうですけれど 
戦争というものを克服できない人類は
どこへ向かって行くのでしょうか…。

もしかすると全人類の平和など 
永遠に手に入らない幻想だということが

本能的にわかっているので 
尚更それを欲してやまないのかもしれませんね。

幻想と断ずるのは簡単ですが 
あきらめず少しでも近づきたいものです。
 
お読みいただきまして ありがとうございました。
 

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