今日は車椅子の物理学者 ホーキング博士の誕生日

ホーキング 生誕 ガラス窓

 
ホーキング 生誕
 
1942年の今日 1月 8日に
この稀代の才能は生まれました。

英国の天才物理学者
スティーブン・ホーキング博士です。

ご両親はあまり裕福ではなかったそうですが 
幼い息子が素晴らしい才能を
持っているとことに 間もなく気が付きます。

欧米では合理的な考え方が多いので 
わりと普通にあることですが

スティーブン少年は17歳で
オックスフォード大学に進みます。

そして初めの1年半 そこでは
うんざりさせられた上 孤独だったそう。

みんな年上だし 授業の内容は
「ばからしいほど簡単」だったから…。

いわゆる飛び級というやつですね。
 

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天才にしか見えない地平がある…

 
ある科目や教科に対して瞠目すべき
頭脳を持っていたとしても 

同年代と過ごすかけがえのない日々を
犠牲にしてでもやらせるべきことなのか 
答えは本人にしか出せませんが 
ちょっと悩ましいことかもしれませんねえ。

ただ本人のレベルにあった
教育課程であれば 持って生まれた
素晴らしい才能をフルに生かせることは
間違いないでしょうけれど。

本人は数学をやりたかったみたいですが 
専攻は物理と化学だったそうです。

当時のオックスフォードでは 
数学だけ選択することはできなかったらしく

お父さんからも数学専攻で卒業しても 
仕事がないと医学部を勧められたとか。

まあそんな訳で 最初は面白くなかった
みたいでしたが 2年目くらいから
人との交わりに努力し始め 

SFやクラシック音楽の愛好者たちと
交流するようになってから
変わっていったようです。

またボート部にも所属して 
コックスという漕ぐ人たちの調子をとる人…
つまり中心人物になったわけですね。

無事にオックスフォード大学を卒業して 
今度はケンブリッジ大学の大学院で
応用数学・理論物理学科に入学します。
(字面を見ただけで卒倒しそうな私。)

才能を持ち合わせていれば 
数学って楽しい世界なんだろうな…。

そうだよねえ… 数学をやっている
人同士なら言語が違っていたって
数学で意志の疎通ができると思うから… 
共通認識なのでしょうね。

ところがケンブリッジ大に入学した翌年 
とんでもない落とし穴が待っていました。

1963年「筋委縮性側索硬化症」
という検査結果が…。(◎m◎)

この病気では 発症から5年ほどで
亡くなってしまうことが多いそうです。

けれど 博士の場合 発症してから
症状の進行が弱まってきて 50年以上が
経過しても 研究などをこなしていました。

人類が手に入れた物理学を さらに
進めなさいという神の啓示に違いない。

1965年にロジャー・ペンローズ博士と
共同で「特異点定理」を発表。

アインシュタインの一般相対性理論が
成り立たなくなるという特異点の
存在を証明したんだそうですが… 

えっと…わ・か・り・ま・せ~ん。(≧ε≦)

また同じ年に最初の奥さんと結婚しています。

私が博士のお名前を知った時から 
すでに車椅子を使っておいででしたが 

当時はお話などは まだ自力で
できていた覚えがありますね。

「特異点定理」の方は へえそういうことも
あるんだね~くらいの理解ですが

ブラックホールのお話は少~しだけ
チラ聞きしたレベルで知っています。

たしかブラックホールが蒸発するとか
そういうこと言ってましたね。

ホーキング放射とか呼ばれていて 
聞いた時は もちろん理解なんか
できるわけないですけども 

え?何でもかんでも 周りのもの
すべてを飲み込むって聞いてたけど 
何か出すの?と思ったものです。(?_?)

神さまからもらった高性能な脳みそを使って 
いろいろな方面から新しい理論が
どんどん出てきて

それまで言われていたことを
すいすいと軽く飛び越えちゃうので

緩~くアウトラインを追うのが
精いっぱいで 全く追いつけないんですわ。
 
 

病と闘いながら 研究を進めた生涯

 
1979年ケンブリッジ大学の
ルーカス教授職に就任。

この教授職は数学の先生なんですが 
あのニュートンも就任した教授のポストで 
歴代の教授がもの凄い人ばっかりなんですと。

もちろんホーキング博士だって 
少しも遜色はないんですけどね。

「ホーキング、宇宙を語る」という本は
全世界で1000万部出されて

そのうち 日本では110万部の
ベストセラーになっています。

…ってことは日本での売り上げが
10分の1以上を占めてるってことだすな。

日本人て 小難しい理論とか好きだからねえ 
たしかかのアインシュタインの
「相対性理論」もすごく売れたんでしたよね。

…本当にわかってんのかなあ?

天才しかわからない小難しい理論が
書かれた本、買ったど~!レベルだな、
…たぶん…。ぷぷぷ…。

2009年にはケンブリッジ大を退任したけど 
研究室も残ってるし研究も続けると。

先年にはロシアの金持ちを巻き込んで 
どっかの星へレーザー推進の探査機を送るとか
言ってるけど 宇宙人相手に戦争を
仕掛けないでね 負けると困るから。(笑) 

天才が少しおちゃめな発想をしたために 
どえらい目にあうかもしれないので
それはちょっと困るですよ。 

だって相手は宇宙人ですからねえ。

白人のみなさんのイメージするような
バケモノだったらどうするですか。

人類が束になってかかっても 
たった一人の頭脳に
かなわないこともありますね。

その意味では私のようなボンクラは 
たった一人の天才を生むための捨て石に
過ぎないんだろうなと あらためて
思い知らされちゃうわけですよ。ほんとに。

ホーキング博士クラスになると
人類の宝として かけがえのない存在です。

お体を大切に いつまでも元気でいて…
と思っていたのですが…。

残念ながら2018年 3月14日に
76年の生涯を閉じました。

とんでもなく大きな損失です…。合掌。
 
お読みいただきまして ありがとうございました。
 

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